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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2011年12月23日(金)南三陸コース

2011年12月23日 | 南三陸漁港
■2011/12/23(金)11:10-14:52【天気】晴れ時々曇り・吹雪
【場所】南三陸コース(十三浜~戸倉海岸往復)
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,コクガン150+,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,アメヒ雑種,オナガガモ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チュウヒ,オオバン,イカルチドリ,イソシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,モズ,ツグミ,ホオジロ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科44種)
【メモ】今シーズン2回目の南三陸コース。新北上大橋の手前で突然猛吹雪になったが,その後晴れて,漁港巡りとなった。相川漁港ではコクガンの大群をしばらく観察していた。船揚場や桟橋の壁面についた藻を食べていたが,一方戸倉海岸のコクガンは,アオサを食べていた。カモメ類は戸倉海岸の破壊された防波堤で一部残っているところに小群がいた。カナダを探したがオオセグロカモメの♀型がいただけで,普通種のみだった。オオセグロ,セグロ,ワシ,シロ,カモメ,ウミネコは何とか見ることが出来たが,そもそも個体数が少ないので,成鳥以外で何とか他のカモメが出るところが,それも全く見られないという状態だった。また,例年見るアメヒの♂もまだ見ておらず,コクガンにいつもの餌場を占拠されているという感じがする。大津波の前は,漁港の船揚場で集団で採餌しているのはまず,見たことはなかったが,船もなく,人もほとんど少ない状態であるのと,湾内の養殖筏が少しずつ復活してきたとはいえ,餌は船揚場で取った方が効率がよいと推測される。しばらくはこうした状態が続くのではないか。
【写真】
  
■北上川沿いに走っていると,急に吹雪になった。チュウヒとオオセグロカモメ/新北上大橋と仮設橋
  
■アメリカヒドリの雑種/コクガン/イカルチドリ
  
■コクガン/オオセグロカモメの第1回冬羽と第3回冬羽。第3回冬羽の背の色はだいぶ薄く見えるが,光線の関係でこういう色に見える。
  
■オオセグロカモメ第2回冬羽とワシカモメ第3回冬羽/カモメの足の色は幼羽~第1回~第2回~第3回~成鳥と肌色~ピンク~薄黄青~黄色に変化する。/シロカモメ第1回冬羽
  
■5種類いる/♀型オオセグロカモメ/ワシカモメ第4回冬羽
  
■コクガンの幼鳥は羽縁が白く首の白い帯も薄く細い。


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