2008年12月30日(火)岩沼市相野釜海上

2009年02月10日 | 観察図鑑
■2008/12/30(火)10:30-11:40【天気】曇り
<追録>※2009.2.14午後現在群れはまだ残っています。相野釜南から北釜の北までの海域にクロガモとビロードキンクロ500羽以上います。
【場所】岩沼市相野釜海上(北釜の南)
【種名】アビ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,クロガモ,ビロードキンクロ(3科5種)
【備考】12月29日に長谷釜海上を観察したときは,ミツユビカモメを含むカモメ類の大群が沖に集まっていた。ウミスズメの大群,カイツブリ4種と,アビ,スナメリを見た。翌日は鳥の海から北釜の南にある相野釜の海岸に出て,ビロードキンクロとクロガモを見た。最大羽数は,1月10日(土)の朝7:00~8:00にかけて相野釜の南~相野釜~北釜手前まで歩いてカウントした315羽(ビロキンとクロガモの計)だった。ちなみにこの日は北海道に行く便に乗る前である。さて,12月30日だが,長谷釜の方はミミカイツブリくらいしかおらず,昨日のウミスズメの大群はどこへ行ったという感じだった。昨年はここで,一通り出たのだが,もっと早い時期ならよかったのだろうか。長谷釜は早々に切り上げて相野釜に行った。沖のアビの大群やビロードキンクロ,クロガモが波間に浮いて採餌のために潜水を繰り返していた。一羽の♀を数羽の♂が取り囲むようにしているのは,クロガモやシノリガモと同じだ。別な日にはビロードキンクロの♀がこちらに向かって飛んできてかなり大きく撮影できた。ところでビロキンと言えば学生時代に北海道の納沙布岬近くの凍港で大群を見たことがあったが,それ以来,全然で,冬に何度も北海道に行っているのにろくに見られなかったから,かえって,釣師浜沖や長谷釜沖,そして今回の相野釜,北釜沖の方がよく見える。1月の北海道ツアーではとても見たとは言えない状況だったので,ツアーに行く朝に315羽もの大群を見てから北海道に行くというのも,何とも言えない話だ。できれば,流氷に埋まったビロードキンクロの群れをもう一度見てみたいものである。
【写真】
  
  
  
  


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