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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2025年1月31日(金)、2月1日(土)・2日(日)鳥の海

2025年02月02日 | 鳥の海

■2025年1月31日(金)、2月1日(土)・2日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR5Ⅱ+EF500Ⅱ
【場所】阿武隈川河口中洲、北岸沖、鳥の海、周辺田圃
【種名】オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ冬羽・夏羽18、イソシギ冬羽1、ハマシギ冬羽9(内標識1)、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス500+、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、カシラダカ(21科47種)
【メモ】3日間、閖上~鳥の海を往復した。阿武隈川河口中洲には、ここしばらく1000羽を越えるカモメ類がいるが、ユリカモメはしばらく見ていない。また、足の黄色いセグロカモメもここ数年、鳥の海では全く見ていない。しかし、中州で例年たくさんのカモメ類が見られるのはよいことだ。シギチは、2日にちょうど行った時に干潟が多く出ていて、シロチとハマシギの群れが水門近くの干潟で採餌していた。これから、満潮に向かうため、黄色い家前干潟や海側干潟に来るだろうからと、万里で昼食を食べて戻ったら、なんといなくなっていた。あせって、海側干潟に行ったら、ハマシギ4羽とシロチが7羽いた。ハマシギは近くに2羽とちょっと遠くに2羽いて、一方はオーストラリアのヴィクトリアで放鳥された黄色い標識をつけていた。足環の方は遠かったので字が読めなかった。他に一時、あまりいなかったミヤマガラスが田んぼや堤防に群れていたが、小さいカラスは黒いのも見つけられなかった。渡去前には、もう少し数が増え、昨年はコクマルガラスの白黒もいたので、期待したい。
【写真】
  
堤防で採餌するヒドリガモ/ミヤマガラス/ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ
  
イソヒヨドリ♂/ミサゴ/干潟の中を旋回していたノスリ幼鳥(瞳が黄色)
  
ノスリ/黄色い足環をつけたハマシギ/ハマシギ冬羽


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2025年1月5日(日)・12日(日)・13日(月)鳥の海

2025年01月13日 | 鳥の海

■2025年1月5日(日)・12日(日)・13日(月)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、阿武隈川河口・沖
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ(少)、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ♂成鳥1、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ++、カンムリカイツブリ++、ミミカイツブリ+、ハジロカイツブリ+、キジバト、アビ+、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ4(1/5)、ユリカモメ++++、ウミネコ++、カモメ+、セグロカモメ+、オオセグロカモメ++、ウミスズメ+、ミサゴ、トビ、ノスリ、カワセミ♂、コチョウゲンボウ♂、モズ、ミヤマガラス+++、ハシボソガラス++、ハシブトガラス+、ヒバリ+、ヒヨドリ+、ムクドリ++、ツグミ1、ジョウビタキ♀1、イソヒヨドリ♂1、スズメ+++、ハクセキレイ2、カワラヒワ+、ホオジロ8、カシラダカ3、オオジュリン3(24科56種)
※シロチドリ羽数は1月5日のみ、他の数値は3日間で見た数。+は10羽前後、++は50羽前後、+++は100羽以上、++++は1000羽以上の目安
【メモ】海上の海鳥の羽数は、昨年より少ない傾向。鳥の海沖は例年シロエリオオハムが多いが、アビが比較的多い。アビ以外のシロエリオオハムとオオハムは、これだと確実に思える個体は見ていない。ウミスズメは12月末に2羽見たが、1月に入ってからはあちこちに群れが浮いている。アカエリカイツブリは例年並みにいる。クロガモは河口にも入っているが、ビロードキンクロはやっと1羽、12日に見ただけ。もちろんもっといるとは思うが。13日に漁港の水路防波堤近くにアカエリ2、おそらくアビ2の斃死鳥。カモメ類は、阿武隈川河口でお昼近くになると満潮時は沖から戻って来て、水浴びをしている。12月中は、阿武隈大橋下の中洲が日中出ていたので、そこに大群が集まっていた。今は、防波堤やアリーナ防波堤上。小鳥は本当に少なく、かなり探さないといない状態。猛禽は、ノスリも近年に比べると少ない。コチョウゲンボウの♂がいたのはよかった。コチョウゲンボウは12月下旬を含めると♂1♀2確認。
【写真】
  
アビ4/シノリガモ♂♀/アビ
  
アビ/太平洋フェリー名古屋から仙台/クロガモとホオジロガモ♂
  
シロチドリ♂/ヨシガモ♂/鳥の海の夕暮れマガモ♂♀
  
ビロードキンクロとハジロカイツブリ/コチョウゲンボウ♂/イソヒヨドリ1W
  
ウミスズメ/ハジロカイツブリ/中央セグロカモメ2W
  
セグロカモメ・オオセグロカモメ成鳥冬羽と嘴に黒斑の4W/セグロカモメ1W
  
上の1W。足が光線の関係で黄色っぽく見えるが、4Wから成鳥以外で足が黄色っぽい大型カモメはいない。角度が違うときちんと薄ピンク/ランディングするオオセグロカモメ1W。右上はカモメ成鳥冬羽/嘴からしてセグロカモメ4W
  
セグロカモメ4W/P10にミラー、P6まで羽に黒い部分。P10は伸長中/オカヨシガモ
  
ミミカイツブリとハジロカイツブリ/セグロとオオセグロ/カワウ、マガモ、ヒドリガモ
  
ウミアイサ/ミサゴ/クロガモ

アカエリカイツブリ


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2024年11月~12月鳥の海

2024年12月31日 | 鳥の海

■2024年11月26日(火)、12月7日(土)・21日(土)・31日(火)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺地域
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ツクシガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ23、タシギ1、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイイロチュウヒ成鳥♀、カワセミ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ホシムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(23科56種)
【メモ】11月26日以前は、ミユビシギ他、シギチがよく見られたが、26日以降は、渚や干潟(干潮の時に行けばシロチくらいはいたと思うが)にシギチの姿は見えなかった。タシギも今シーズンは、あまり見ていない。タゲリはいつものフィールドにいる。ホシムクドリの個体数は年々増加しているようだ。カモメ類は、例年同様、阿武隈大橋下流の中洲に大群がいる。今年はオオハクチョウが中洲にいる。ミヤマガラスも時々中洲に来ている。クロガモは、河口に入って採餌している。冬から春先の海鳥はこの期間は、ほぼ見ていない。
【写真】
  
ムクドリとホシムクドリ3羽/オオセグロカモメ1W/ツクシガモ♀とオカヨシガモ♂
  
ツクシガモ/ユリカモメadW/タゲリadW
  
タゲリ幼羽から第1回冬羽/コチョウゲンボウ♀/ホオジロガモ♂
  
ウミアイサ♂♀/ハヤブサ♀成鳥/コサギ冬羽
  
ミヤマガラス、ユリカモメ、カモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、オオハクチョウ
  
同上


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2024年9月4日(水)鳥の海

2024年09月04日 | 鳥の海

2024年9月4日(水)14:17-15:22【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ダイゼン夏羽後期、コシジロオオソリハシシギ幼羽♂1、ダイシャクシギ成鳥1、ソリハシシギ幼羽2、キアシシギ幼羽2、オオセグロカモメ(3科6種)
【メモ】大沼・蒲生から鳥の海に来た。コシジロオオソリハシシギが1羽いて、とてもうれしかった。この日は、鳥を探すというより、コシジロオオソリハシシギの撮影がメインだった。ただ、ダイゼンはちっともピントが合わず、鳥によってピントが合ったり合わなかったりだった。ダイシャクシギはまだいた。学生時代からデジタルに変わる前まで、エクタクローム64をメインに撮影していた。うまく露出が合うと、青い色がとても美しく、蒲生で撮影したオオソリハシシギの一枚は、今でも自分としてはいい写真に入る。その時の青に近い色を、デジタルで撮影することができた。
【写真】
  
コシジロオオソリハシシギとダイゼン
  
ダイシャクシギ/キアシシギ
  
キアシシギ/オオソリハシシギ
  
オオソリハシシギ
 
オオソリハシシギ


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2024年9月2日(月)鳥の海

2024年09月02日 | 鳥の海

2024年9月2日(月)13:46-16:00【天気】曇りのち豪雨のち薄曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、阿武隈川南岸
【種名】カルガモ30、キジバト2、アオサギ4、ダイサギ2、コサギ1、ダイゼン成鳥SW1、メダイチドリ幼羽1、ダイシャクシギ成鳥1、キアシシギ幼羽3、ソリハシシギ幼羽9、イソシギ幼羽1、オバシギ幼羽2、トウネン成鳥夏羽後期1・幼羽11、ヨーロッパトウネン幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ(6科16種)
【メモ】今日は仕事が終わって、午後から昨日に続き鳥の海に来た。しかし、昨日と違って曇りで、アオバトもいなかった。黄色い家の前の干潟にソリハシシギとトウネン、それにダイゼンがいた。浜側干潟に着いた時には、黒雲がやってきて、雨が降り出し、防波堤で釣りをしていた人も急いで戻ってきた。ここにいてもしょうがないので、船溜まりの方に行くと、ソリハシシギたちは防波堤の下で雨風をしのぎ、オオセグロカモメの群れとダイシャクシギは、風雨に直接さらされながら、こちら側の堤防上にいた。窓を少しでも開けると、車内はびちょびちょで、ウインドウを開けずに証拠写真を撮影したら、青っぽく写った。これは、雨が止むまで待つしかないとしばらく待っていると、果たして雨が止んだ。そこでダイシャクシギを見て、阿武隈川南岸に移動した。渚をソリハシシギとキアシシギ、トウネンの群れがやってきた。群れの構成からすると先ほど、防波堤の下で雨風をしのいでいた群れのようだった。南岸干潟に行くとトウネン、ヨロネン、メダイチドリがいて採餌していた。トウネンの群れの中に、トウネン夏羽とヨロネン幼羽がいたのを幸いに、しばらく観察して、もう夕方だったが、明日は週休日だったので、心地よく帰宅した。
【動画】採餌するトウネン幼羽
【写真】
  
イソシギ幼羽/オバシギ幼羽/ダイゼンSW
  
雨の中のダイシャクシギとオオセグロカモメ。豪雨の中、じっと耐えていた。/対岸の防波堤の内側にいるソリハシシギ9、写ってはいないがキアシ1とトウネン1も。/雨がやんでぶるぶるした後のダイシャクシギ。
  
こういう感じでいた/南岸渚を飛ぶソリハシシギ、トウネン、キアシ
  
メダイチドリ幼羽/トウネンとヨロネン/メダイチドリ
  
トウネン/メダイチドリ/トウネン
  
水浴びの後のヘリコプタージャンプ/トウネン
  
トウネン/トウネン夏羽後期
  
ヨロネン。足が長くトウネンとは羽衣が異なる。
 
トウネン夏羽後期/トウネン幼羽


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2024年9月1日(日)鳥の海

2024年09月01日 | 鳥の海

2024年9月1日(日)11:53-14:23【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】オナガガモ、アオバトad♂1♀1、カワウ、アオサギ、ダイサギ、シロチドリ幼羽1・成鳥♀1、メダイチドリ幼羽2、ダイシャクシギ成鳥1、キアシシギ幼羽1、ソリハシシギ幼羽15、オバシギ幼羽2、トウネン幼羽2、ヨーロッパトウネン幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ハシブトガラス1(8科16種)
【メモ】大沼から来て、鳥の海を見て、また、大沼に戻った。鳥の海は黄色い家の前の干潟に、ソリハシシギがいた。浜側の干潟には、オバシギが2羽、一羽は鳥の海での標識をつけていた。標識と言うと、キアシシギが堤防の上にうずくまっていて、立ったら、標識があった。その奥の方にはダイシャクシギがいた。干潟にはトウネン2羽ともう一羽いて、これはちょっと違うとよく見るとヨロネンで、これは後で黄色い家の前でも確認した。ソリハシシギは、まるでチュウシャクシギのように群れが、あちこち飛び回っていた。アオバト♂♀がいつも枯れ木に止まっていて、それをハシブトガラスが威嚇していた。シギチの個体数はそれほど多くはなかったが、けっこう、いい鳥見だった。
【写真】
  
オバシギ幼羽。カニを食べている。
  
カニを探すオバシギとトウネン
  
トウネン幼羽/細身のシギがヨロネン幼羽。
  
ヨロネン幼羽。横から見るとはっきりわかる/ソリハシシギ幼羽
  
ソリハシシギ幼羽/キアイシシギ幼羽
  
ダイシャクシギ成鳥/アオバトを威嚇するハシブトガラスだが、アオバトは全く無視/アオバト成鳥♀
  
アオバト成鳥♂/メダイチドリ幼羽/シロチドリ

シロチドリ


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2024年8月22日(木)鳥の海

2024年08月21日 | 鳥の海

■2024年8月22日(木)11:59-14:46【天気】曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、阿武隈川南岸渚
【種名】カワウ、ソリハシシギ幼羽28、オバシギ幼羽1、ミユビシギ成鳥夏-冬86、トウネン幼羽18、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス(6科10種)
【メモ】大沼から鳥の海に移動、それからまた大沼に戻った。鳥の海は干潟側の浜と渚を見たが何もいなかったので、南岸の渚に移動した。駐車場から見ると、渚をミユビシギとトウネンの群れが次々にやってくるのが見えた。そこで、急いで浜に降り、前を通過する群れを撮影しながらカウントすることにした。
ミユビシギの群れは、15・5・7・9・3・3・2・5・3・1・2・3・4・11・13羽とやってきた。トウネンは、1・5・1・1・1・1・1・1・1・1・1という順番。唯一、5羽の群れが一緒だったが、他は単独か、ミユビシギの群れに1羽程度混じっている場合が多かった。干潟にはソリハシシギの群れがいて、オバシギ1羽とトウネン3もいた。
【動画】
渚でのトウネン幼羽とミユビシギS-Wの採餌
ミユビシギの羽繕い
【写真】
  
ウミネコ3SWと幼羽/オオセグロカモメ4SW
  
ミユビシギS-Wとトウネン幼羽
  
ミユビシギは夏羽から冬羽の移行期で、換羽の進み具合に差がある。/トウネン5羽の群れ/渚で採餌するトウネン
  
ミユビシギS-W/トウネン幼羽
  
ミユビシギ
  
ミユビシギ/ミサゴ/ミユビシギ
  
ミユビシギ/次々とやって来るミユビシギの群れとトウネン
  
ここから干潟:ソリハシシギ幼羽/オバシギ幼羽
  
トウネン幼羽/先頭トウネンで、ソリハシシギ幼羽の群れ/干潟のソリハシシギ


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2024年7月26日(金)27日(土)8月1日(木)2日(金)5日(月)7日(水)鳥の海

2024年08月07日 | 鳥の海

2024年7月26日(金)27日(土)8月1日(木)2日(金)5日(月)7日(水)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500LⅡ、R5+100-500L
【場所】鳥の海
【種名】シロチドリ成鳥8+幼鳥2+、メダイチドリ成鳥♂1♀2、ミユビシギ成鳥夏羽から冬羽2、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシ群れ(80+、1S10+)・親6・幼鳥3、ミサゴ、チョウゲンボウ(5科8種)
【メモ】7月26日時点では、飛ぶことができる幼鳥2羽がいた。成鳥の早い方を幼鳥A、遅い方を幼鳥Bとする。幼鳥Aは、この日、渚からかなり沖の方に飛んで、行っては戻ってくることを繰り返していた。ダイビングの練習は、比較的渚から近いところで行っていて、親2羽が少し離れて見守っていた。ところが、ありえないことが眼前で起きた。12時30分頃、幼鳥Aが波にのまれてしまったのだ。親鳥2羽が先にダイビングし、幼鳥Aもダイビングしていた。ダイビングは海面の緩やかなところで、2度ほどはうまくいった。しかし、3回目、幼鳥Aは何を思ったのか、波が崩れて白波になったところにダイビングした。あっと思った瞬間、幼鳥Aは波にのまれたのか、浮かび上がってくることはなかった。親鳥2羽は、少しの間、付近を飛び回っていたが、やがていなくなった。7月27日(土)コアジサシ成鳥は6羽確認。おそらく幼鳥2羽の親と、ヒナ1羽の親と思われる。飛びまわる幼鳥Bはいたが、幼鳥Aを探したがはやはり見当たらなかった。8月1日(木)は、幼鳥Bと親鳥1羽しかいないかった。幼鳥Bは何度もダイビングの練習をしていた。8月2日(金)も幼鳥Bと親コアジサシ1羽を確認。ダイビングをしたり、砂浜で親子で休息していた。8月4日(日)にも行ってみたが、釣り人が浜や渚に大勢いて、コアジサシは確認できなかった。おそらく、どこかにいて控えめにしていたに違いない。8月5日(月)、渚の釣り人は2名。幼鳥Bと親鳥1羽確認。幼鳥Bは、成鳥並みにかなり力強く飛んでいたので、ほっとした。8月7日(水)、コアジサシは1羽も確認できなかった。浜には、シロチドリが少しいて、堤防の反対側に、7月26日にも浜を飛んでいたチョウゲンボウが嘴を赤くして1羽いた。
【写真】
<7/26>幼鳥A波にのまれるアクシデント
  
浜を飛んでいたチョウゲンボウ/幼鳥Aと親鳥
  
大きな魚を捕まえたミサゴ/幼鳥A/シロチドリ♂(奥)♀(手前)
<7/27>幼鳥B飛行練習
  
幼鳥B/メダイチドリ幼鳥/メダイチドリ♂1♀2夏羽後期とミユビシギSW
  
1Sコアジサシを追うコアジサシ成鳥/コアジサシ1S/もう一羽のミユビシギSW
<8/1>幼鳥Bダイビング練習を盛んに行う
  
幼鳥Bの親コアジサシ。嘴に黒い部分ができつつある。羽もかなり擦れてきている。/幼鳥B
  
幼鳥Bのダイビング練習。繰り返し行っていた。
  
ダイブして飛び上がるまで、長くて約1秒。他は1秒以下だった。/練習しているのはこの1羽だけ/よく見ると親が飛んで見守っている感じだった。
  
ミユビシギSW/すでに立派な翼を持っている個体B
<8/2>親子一緒
  
幼鳥Bと親子。砂浜に降りると、少し離れたところに親がいる。
<8/5>コアジサシ終認
  
今日もダイビングの練習をしていた/砂浜の幼鳥Bと親鳥
  
幼鳥B/シロチドリのヒナもだいぶ大きくなっていた。近くに成鳥。
  
渚で採餌するシロチドリ。
  
採餌するミユビシギSW
<8/7>コアジサシはいなかった
  
何か餌を食べたチョウゲンボウ/何も飛んでいない浜/シロチが少し。


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2024年7月12日(金)13日(土)23日(火)鳥の海

2024年07月12日 | 鳥の海

2024年7月12日(金)13日(土)23日(火)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】コチドリ夏羽1、シロチドリ+、メダイチドリ夏羽♀1、コアジサシ++、ハヤブサ若1(3科5種)
【メモ】浜には、前回7月9日同様、コアジサシの第1回夏羽個体が混じる群れがいた。浜ではコアジサシとシロチドリの親が抱卵したり、ヒナに餌をやる様子が見られた。堤防の上から一か所を見ていると、石の陰で陽射しを避けているヒナとそれを守る親鳥がいた。時々、片方の親が魚を運んで、ヒナに直接ではなく、守っている親に渡し、その親が、ヒナにやろうとしていたが、ヒナは石の陰からなかなか出ようしなかった。というのも、5分くらい前に魚をもらったばかりで、お腹がいっぱいだのかもしれない。それでも、親は、何度かヒナを連れ出して、食べさせようとしたが、魚がちょっと大きすぎたのか、ヒナが食べる意欲がなかったのか、結局、親が自分で食べてしまった。その後、ヒナは石の陰から出て、その辺を走り回っていた。ヒナが石の陰に戻った後、メダイチドリの夏羽♀がすぐ近くまでやってきた。コアジサシの親は全く関心を示さなかったが、そこにシロチの親がやってきたとたんに、翼を広げ鳴きながら激しく威嚇を始めた。シロチはいなくなったが、メダイの方は変わらず羽繕いなど続けていた。23日には、干潟の葦原で繁殖していたものかはわからないが、砂浜にコチドリがいた。また、もう飛べるヒナも見られた。
【写真】
  
第1回夏羽を含むコアジサシの群れ。
  
6月20日にコアジサシを散り散りにさせたハヤブサとは違う別の若鳥/シロチドリ
  
メダイチドリ/餌を運ぶコアジサシ/砂浜ではあまり見たことがないコチドリ


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2024年7月9日(火)鳥の海

2024年07月09日 | 鳥の海

■2024年7月9日(火)7:21-8:41【天気】曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺
【種名】シロチドリ成鳥2、コアジサシ、ミサゴ(3科3種)
【メモ】大沼から鳥の海へ。ミサゴ3羽は巣立ちを終えた。コアジサシが浜辺に群れていたが、その中に第1回夏羽が複数混じっていた。足がまだ黒っぽく嘴が真っ黒なのから、嘴が半分まで黒いが後は黄色くなって、足もやや黄色がかっているのまでいろいろだった。ミサゴが大きな魚を掴んで中空を通過した。コアジサシには目もくれず、飛んで行ったが、幼鳥にやる餌なのかもしれない。
【写真】
  
第1回夏羽が混じっている/嘴や足の色が違う/第1回夏羽の飛翔
  
同前/魚を運んできたミサゴ
  
シロチドリ成鳥。忙しく走り回っている/コアジサシ成鳥/成鳥と第1回夏羽の群れ


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2024年6月25日(火)鳥の海

2024年06月25日 | 鳥の海

■2024年6月25日(火)10:03-12:18【天気】曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺
【種名】チュウダイサギ、シロチドリ成鳥4、オオセグロカモメ、コアジサシ、ミサゴ(4科5種)
【メモ】大沼から鳥の海へ。曇りの日でミサゴが餌を運んでいたが、クリアに撮れなかった。鳥の海の周回路の電柱には巣材を運ぶ途中のミサゴが止まっていた。
【写真】
  
最初いないと思って目を離した隙に♀がやって来て餌をあげていた。
  
それから、20分後トビウオを掴んでまたやってきた。♂はその間、暇そうに巣のあたりを飛んで警戒し、すぐ巣に戻った。この辺もハヤブサと同じ。
  
大きな3羽のお子様ではトビウオでは、少なすぎて何度も行かないといけないのかも。/チュウダイサギ/巣材を持ったミサゴ。この個体はやたら胸のエプロンの色が薄い。
  
コアジサシ/オオセグロカモメ1Sが一羽いた。


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2024年6月20日(木)鳥の海

2024年06月20日 | 鳥の海

■2024年6月20日(木)14:12-16:09【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】鳥の海
【種名】カワウ、アオサギ、ダイサギ、シロチドリ4、メダイチドリ3(♂adS、♂1stS?、♀adS)、ウミネコ、コアジサシ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ若、ヒバリ、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ(14科17種)
【メモ】今日は仕事も一段落して、午後は、鳥の海に出かけた。何か珍しいシギチやサギが来ていないか探したがいなかった。結局、シギチはシロチドリと、3羽のメダイチドリが干潟の砂浜で採餌していた。ハヤブサのあと1年くらいで成鳥羽になるような個体が、縦横に浜を飛びまわっていた。
【写真】
  
コアジサシ/餌の小魚は干潟から/ハヤブサ。もう少しで成鳥羽
  
10分以上飛び回っていた。/メダイチドリ/津波で一時少ない感じだったが、今はあちこちで見られるようになった。


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2024年5月22日(水)鳥の海

2024年05月22日 | 鳥の海

2024年5月22日(水)8:42-13:17【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】(コブハクチョウ、)ムナグロ夏羽2、オオソリハシシギ♀夏羽2、チュウシャクシギ14、キアシシギ夏羽9、ハマシギ夏羽1(2科5種)
【メモ】5/14にミサゴは♀がヒナに餌を与えていたのを見た。♂は巣守りで、ハヤブサと同じ。今日は、♂が巣守りをして、カラスには警戒している様子が見られたが、♀はしばらく待っても戻ってこないので、干潟に行くことにした。コブハクチョウが松川浦から遠征しているのがいた。シギチは、干潟にそれなりの数はいたが、4月下旬から5月初旬の個体数とは比べ物にならないほど、少なくなっていた。キアシシギが増えているのは例年通り。今日は、チュウシャクシギの成鳥と若鳥が並んだ姿を見ることができ、違いがよく分かった。オオソリハシシギは、蒲生でも鳥の海でもコシジロの方が多いのではないかと思われる。飛ばないと分からないが、やや大型で色が白っぽい感じ。6月からはコアジサシのシーズンとなる。
【写真】
  
5月14日のミサゴ
  
コブハクチョウ/キアシシギ
  
キアシシギ/ハマヒルガオ群落/ハマシギとキアシシギ
  
チュウシャクシギ、オオソリ、キアシシギ
  
オオソリ、チュウシャク、キアシの群れ/オオソリハシシギ/チュウシャクシギ
  
3羽並んで一番奥が3羽のうち年長/オオソリハシシギ/コメツキガニ


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2024年5月8日(水)鳥の海

2024年05月08日 | 鳥の海

2024年5月8日(水)13:08-16:48【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヒドリガモ、アカエリカイツブリ、カワウ、ムナグロ夏羽及び移行個体10、メダイチドリ夏羽4(♂3♀1)、オオソリハシシギ夏羽・移行個体22(♂6♀16うち♀鳥の海標識1)、チュウシャクシギ54(うち鳥の海標識1)、キアシシギ夏羽3、キョウジョシギ♂夏羽1、ミユビシギ冬羽1、トウネン夏羽5、ヨーロッパトウネン夏羽1、ハマシギ夏羽1(5科13種)
【メモ】最初に、松川浦方面にカモメとカイツブリ類を見に行き、ミミカイツブリの完全夏羽を磯浜漁港で見て気をよくして、鳥の海に戻ったが、いまいちの状況で、夕方にまた戻って来てみることにして、広浦に行った。広浦はキアシギとチュウシャクシギの群れがいて、今シーズンは日中は広浦の方がシギチの個体数が多く、オオメダイチドリなどもいたりするが、何しろシギチまでの距離が遠いので、見るには見るが、特にカウントもせずという状況だった。というよりは、大学時代の月例カウントも広浦・井戸浦は敬遠していて、もっぱら鳥の海・蒲生に行くという状況だった。単純に鳥が近い、見やすいということだったような気がする。それは今も同じ。さて、鳥の海に戻ると、潮が満ちて、ウインドサーフィンを水路近くでする方がいた。シギチは南側水路防波堤の上と下に並んでいたので、15:14に100-500の254で全体を撮影し、あとで画像カウントすることにした。上記の種類数・個体数は掲載した最初の写真の元画像による。また、時間は前後するが、防波堤下に、飛んだり戻ったりしていたシギとの中に、トウネンとヨロネンと思われる2羽が14:10に防波堤の下にいて、16:16には、トウネン4羽が合流していた。4月28日よりもオオソリとムナグロ、トウネンの数は増えていた。一方、ハマシギとメダイチドリは、別のところにいるのか分からないが、観察個体数は少なかった。ヨロネン夏羽の写真はこのリンクを参照。いずれにしても、広浦にもたくさんシギチがいる状況だった。
【写真】
  
メダイチドリ♂夏羽/ミユビシギ冬羽/メダイチドリ夏羽♂と♀、ミユビシギ冬羽
  
飛んでいるムナグロ合わせ86羽いる/オオソリがけっこういる
  
オオソリ、ムナグロ/下段左側のトウネンの群れの一番端がヨロネンと思われる/ランディング
  
ランディング/ヒドリガモ


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2024年4月28日(日)鳥の海 ゴカイを引っ張るメダイチドリ

2024年04月29日 | 鳥の海

■2024年4月28日(日)【天気】晴れ霧【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】メダイチドリ(1科1種)
【メモ】メダイチドリの群れを撮影していたら、画面の右の方に、運動会の綱引きのようにして、ゴカイを引っ張っているメダイチドリがいたので、それにフォーカスした。ハマシギや他のメダイチドリに取られなくてよかったね。
【動画】
ゴカイを引っ張るメダイチドリ


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