■2022年4月30日(土)・5月3日(火)【天気】曇り、晴れ強風【機材】EOSR5+RF100-500、 EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、シマアジ♀1、コガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、ムナグロ2、コチドリ5、メダイチドリ6+、チュウシャクシギ6、キアシシギ5+、トウネン9、ウミネコ、セグロカモメ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ(12科22種)
【メモ】昨年の同時期はオグロシギとコアオアシシギが出たので、期待して行ってみたが、若干寂しい感じだった。それでも、トウネンの夏羽の群れを見ただけで感動するので、来たかいがあった。トウネンは9羽いて、いつも通り1個体ずつ写真撮影をして、帰宅してから羽衣の違いを見た。完全に夏羽に近いものから、冬羽が一部残っているもの、その中間といろいろ個体差がある。4月30日に来た時、コガモの群れの中に眉白のシマアジ風カモがいたので、一応適当に写真を撮り、あとで、シマアジがいたというので3日は意識して観察した。コガモは2ペアと♀が6羽くらいで、+シマアジ♀というところだった。メダイはぽつりぽつりいて、その中に鳥の海で標識された個体がいたので、標識番号がわかるように撮影しておいた。秋の渡りでは、鳥の海で標識された個体が石巻にいることがあるので、秋は本来南に渡るはずだが、餌の関係か塒の関係か、仙台湾はシギチにとってはあっという間に移動できる距離なのかもしれない。今回のメダイはどうなのだろうか?他には、チュウシャクシギが若干いたのと、帰る直前にムナグロ2羽がやってきたくらいだったが、トウネンが見れたのでよかった。環境的には、上の大きな池はほぼ面積が激減し、昨シーズントウネンや夏羽のサルハマシギ2羽が採餌していた環境では全くなくなっている。隣の小さな池もさらに埋め立てで狭くなっているが、シギチが隠れるにはちょうどいい場所もできている。雲雀野埋立地は、人工的な環境だが、当初から陸シギの来る池や広大な干潟などがあり、今でも、鳥の海、蒲生と並んでシギチの観察地であることは驚異的なことだ。
【写真】
<4/30>この日は、ハヤブサが飛ばしたあとだったらしく、一見何もいなかった。ちなみにコチドリは1羽も見なかった。
ヒドリガモとトウネン2羽/セグロカモメ成鳥夏羽と第1回夏羽/チュウシャクシギ
チュウシャクシギ/ヒドリガモとシマアジ/セグロカモメ
<5/3>晴れ曇りだったが、強風のため観察も撮影も大変だった。
トウネン。羽衣に違いがある。
トウネン
トウネン
トウネン夏羽/キアシシギ夏羽/ここはシギチが休息するのによいポイント。メダイ
チュウシャクシギ
5羽しか映っていないが6羽/メダイ/コチドリもたまには撮ってあげないと
シマアジ♀/コガモ♂/ムナグロ2羽
ムナグロ夏羽/標識メダイ/同一個体
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