脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

冬晴れの一日、美術館巡りー宮川香山展

2016年12月02日 | 私の右脳ライフ
東北の仕事を終えて、週末は京都での研修会が待っています。東京で1日スキップしています。
今日の東京は感動的な冬晴れ!雲ひとつないのです。友人と待ち合わせて「美術の冬」と洒落こみました。
まずは、増上寺宝物展示室での宮川香山展。明治の超絶技巧の陶器作品展です。
増上寺大殿と東京タワー。
写真は撮れませんでしたが、確かに超絶技巧。細部にわたった独創的な、しかも立体的な表現には、多くの工夫と細心の注意と緻密な計算がなされていると思われました。
過剰な装飾感は輸出用に作られたことに影響されているのだと思います。
1876年のパリ万国博覧会に出品し好評を博したと解説されていましたが、きっと欧米の人たちはびっくりしたことでしょう。
エミールガレのガラス作品を見るときに「すごいなあ。みごとだなあ」とびっくりした後に、微妙な違和感を覚える作品があります。そのちょっと前で留まっているところが宮川香山の高浮彫。
ちょっと生年を調べてみたら、香山が4年早いだけでした。制作活動としてははっきり香山が先行していましたから、ガレが影響を受けたことは否めないと思いついて、何だかニヤリとしてしまいました。
まだ新しいこの宝物展示室ロビーに、篠田桃紅さんの作品が展示されていました。この大胆さ!
この落款のサイズが10センチ✖️20センチはあります。
入口の作品。「光」
こういう雰囲気のロビーでした。
そのまま、徳川家墓所にも行きました。
「アラ。和宮さまのお墓よ」
「ここに、お江の方のお墓がある!」
友人と行くと、やっぱり倍楽しいですね。
事前にチェックした情報のミスで、もうプリンスホテルになってしまっていた霊廟を探してこんな景色にも出会いました。
ランチは愛宕グリーンヒルズ42階でした。秩父の山、お台場の景色も味わいました。

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