脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

講演会の余波

2012年08月04日 | 正常から認知症への移り変わり

このごろ、「さだめなのねぇ」ということが多くなってきているような・・・
例えば、 「平野保健師さんー大船渡市」 みたいに。

2012_0718_094100p1000090「偶然」と言ってもいいのでしょうが、ユングが言う「シンクロニシティ(共時性)」とか「コンスラレーション(布置)」とか、ちょっと意味を見つけたいような気がしています。

今日メールが来ました。
さあ何年ぶりのコンタクトだったでしょうか・・
6~7年ぶりくらいかもしれません。
今日、小布施の講演会のことを書いたばかりでしたから、びっくりしてしまいました。

「高槻先生へ
ご無沙汰しております。以前○○国保連におりましたA地です。
お元気でいらっしゃいますか?
先生にご報告したいことがあってメールをさせていただきました。

平成16年?17年?にS市での講演会に参加させていただいた母が、
(私の最初の二段階方式の実験台:小ボケでした)
バス停の掃除や山道の草刈りなどを続けておりましたら
今回、市から表彰されたそうです。
人目が気になってボランティアに二の足を踏んでいた母が、
先生の講演会を機に「自信を持ってやればいいんだ」と思ったそうで、
昨日電話で「先生のおかげでこんな晴れがましいものをいただいた!」
とたいそう喜んでおりました。
父親や、近所の方も時々手伝ってくれるようになり、区長さんが推薦してくださったそうです。

私は親がいきいきしているのが本当にうれしくて、
あらためて先生との出会いに感謝しております。以下略」2012_0718_100300p1000098


返信メールです。
「A地さま
まあ、なんといううれしいメールをいただいたことでしょう!
よかったですね!
本当におめでとうございます。

お母さまをはじめ皆さんのはじけるような笑顔が目に浮かびます。

ところで新しく始めたブログを読んでみてください。左脳の夫が書いてます(笑)
「認知症の早期診断、介護並びに回復と予防のシステム」

来週木曜日公開する分をぜひお読みください。
お母さまのように見事に復活された方の説明が、従来の考え方では説明できません。
東北被災地で認知症がとても増えていることもです。

どう考えても、生活ぶりだと思いませんか?
多くの方にこのことを知ってもらって、「ボケるくらいなら死んだ方がいい」とまで嫌がられている「ボケ」にならないでほしいと願っています。

また頑張らなくてはという思いを新たにできたメールでした。」

ムラサキシキブの昨日・今日・明日(蕾・花・実)
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講演会を機会に頑張ってくださる方がいるのなら、これからももっともっと心をこめてお話ししなくてはいけません。

「小布施の講演会で言い過ぎたかなと思っていたら、U澤さんからのおはがきとA地さんからのメールが届く」
ユングはこういうことを「共時性」や「布置」と言いました。

やっぱり・・・


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