友人に誘われて、熱海芸妓検番歌舞練場の「湯めまちをどりー華の舞」の観賞に出かけました。
熱海には全国の芸者さんの1割近くがいるということですが、日頃の精進の成果を見せてくださるという試みです。
もう少したてば見事な枝垂桜が咲きそろう初川沿いに熱海検番はありました。
昭和29年に建てられた建物はなかなか風情があります。二階も花道もありますし、一角の羽子板展示もお正月気分を盛り上げていました。
「鶴亀」を舞った いろ紙姐さん。
正月ということで、舞台もお正月らしく整えられ、芸者衆も黒の正装でちょっと改まった感じです。
最初の踊りは「鶴亀」。実はほんのちょっとお謡を習ったことがあります。その最初の曲がこの「鶴亀」でした。歌詞が聞き取れます。意味も分かります。踊りの動きの意味するものを探ってみようという気にもなります。
経験することは、人生の宝。「学ぶ」というよりもとにかく「やる」ということでしょう。上手にならなくても、やっておけば前頭葉に刻まれます。そうすると今日のように思いがけないシーンで、楽しみにつながるということですね。
とは言っても、芸者衆はきれいだし(着物もみごとでした)、三味線もお囃子もほんものですから、どの演目も楽しめたのですが。
それから、思ったよりも皆さんお若くてちょっとびっくり。写真を見せられて楽しそうな芸者衆です。
熱海マルシェ開催中と聞いたので、散歩することにしました。
糸川の桜は、ほんとにもう一息。つぼみが大きくなって、枝が色づいていました。
熱海は古い町ですから、興味深い建物が目につきます。
マルシェもいろんなお店が出ています。
昨日のフェイスブックで、H.M.さんが「やっぱりオサレ」と言われたCAFE RoCAにもいきました。
オーガニックなもの、センスある小物、生鮮食料品(そういえば、私はこればかり買いました)食べ物屋台も出てましたよ。
ミカンを買って、熱海身代わり不動尊にお参りして、満足の休日を過ごしました。
同行3人でしたから、絶え間ないおしゃべりも(笑)
S塚さん、運転ありがとうございました。