脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

8月の右脳訓練2ーJガーデン

2013年08月30日 | 私の右脳ライフ

遠くに行かなくても、右脳に元気を注ぐことはできます。
近所のカフェ、Jガーデンのオーナーがフェイスブックで「イランイランという珍しい花が咲きました」とお知らせをしてくださいました。

イランイランの花
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私は初めて聞く言葉でしたが、ハーブの勉強をしている友達はみんな異口同音
「えー。伊豆でイランイランを咲かせることができるの!見てみた~い」

イランイラン ウキぺデイアを貼り付けておきましたが、つまりは花から香油を取るのです。
アロマセラピーにも使いますが、シャネルNO5の原料で有名(私は知りませんでしたが)なんですって。

つぼみは緑色、そしてだんだん黄色になると花びらをもむとよい香りが立ち込めるそうです。

暑さに負けず出かけてみると、目を引くものはいくらでも飛び込んできます。
屋外スタジオが完成していました。
ホリゾント                                敬虔なクリスチャン3人組1003051_496989960378180_825041567_n ?!
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Jガーデンのオーナーは、13年かけて自分の思い描いた庭を完成させていきました。

「人の言う言葉には耳を傾けないようにしました」という言葉からは、ご自分の右脳(感性)に絶大な自信を持っていることがわかりますね。

真っ白のホリゾントは、何を持ってきても、そのものを引き立てそうな予感が。
(敬虔なクリスチャン3人組は、単なる飛び入りですから、例外!例外)

火山岩を漆喰で固めた壁からは南欧風というか、沖縄みたいというか、異国情緒があふれます。

アラマンダもきれい・・・P1000243P1000604  


8月の右脳訓練1ー東京で

2013年08月30日 | 私の右脳ライフ

  高校の同期会がありました。
53回生の後輩が、プロ歌手となってホールコンサートを始めてやるということになりました。同期会をその時に合わせてやって、応援をしてあげようという趣旨です。
冨永裕輔
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=kAdbkw1yqWI
(ユーチューブを直接貼り付けたかったのですが、ユーチューブの検索がこの画面では利かないのです。直接ユーチューブからだと検索できます)

まず大きなショック。後輩は53回生。私たちはなんと18回生!
まあ、それは置いておくことにしましょう

早稲田大学時代にアカペラサークルに入部してから「自分の声を信じて」苦節9年。ようやくホールコンサート開催にこぎつけたという歌声は、素晴らしく自作歌詞にもメッセージが込められていて、素晴らしいひと時を楽しませていただきました。縦ノリはちょっと難しかったのですが・・・

今住んでいる伊豆から東京まで2時間かかります。
せっかく上京するのならと、同期会に出席する友人と大学時代の友人と3人で東京デートも組み込みました。

新丸ビルでランチして、鳩山邦夫総務相が改築にクレームをつけた東京中央郵便局跡のJPタワーに東大博物館(インターメディアラボ)が開場したということを聞いたので、そこの探検。
新丸ビル                                 道を隔ててクラッシックな日本工業倶楽部
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インターメディアラボはなんと入場無料でした。
ゆったりとした空間に、古い古い博物的資料が、斬新なコンセプトを感じさせながら展示されています。JPタワーも大きな吹き抜けを持ったすてきなビルでしたよ。

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JPタワーを臨む
P1000563右の黒い部分が、新丸ビル。
左下に東京駅丸の内南口の塔屋が見えます。
中央が地上200メートル38階建てのJPタワー

吹き抜けの周りのKITTEと呼ばれる商業エリアは、日本郵便が初めて手掛けたものです。

初めてといえば、先日のニュースで独り暮らしの高齢者宅に郵便配達員の方が訪問して安否の確認をするサービスを始めるといっていました。
新しい風が吹いているのですね。

認知症の理解そのものにも新しい風が吹くことを願います。


実務研修会in浜松

2013年08月30日 | 二段階方式実務研修会

8月もそろそろ終わり。
私たちにとっての夏休みは8月31日まででしたが、最近はそうでもないらしいですね。

8月は実務研修会を月末の24~25日に控えていましたから、この8月は何となく宿題が片付いていないような気持ちで過ごしました。

実は昨夜、写真の取り込みに失敗してほとんど消えてしまいました。
なんだか変だったのですが、次へ次へと進めて行った結果が「取り込んだ写真を削除する」にチェックが入っていたために「取り込み失敗」と「写真がなくなる」が同時に起きてしまったというわけです。

こういう時にめげてしまうタイプと、仕方ないから写真なしでやってみようかと思うタイプとありますね。タイプと書きましたが、それこそが前頭葉の違い。
私は後者のほうだと思います。
もう一つのタイプもあります。再確認してみる。(ここでちょっと探す場所を変えてみました)
違うところを探したら、なんとありました!

但し、残念なことに研修会の時の写真はないのです。
これは単に写し忘れたにすぎません。
理由もわかります。私にとっては、研修会の記録を撮るよりも、ちょっとでも参加者の皆さんに、二段階方式の奥深さや面白さをわかってほしいということに、注意が集中していたからです。
もちろん、若い時だったらそう考えながら写真を撮ることもできたでしょうが。

アクトシティ浜松 研修交流センター(会場は6階)
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二段階方式の導入というと、当初は
「頭の検査」「ボケ予防教室」と思う人たちが多かったなあと改めて思いました。
最初は、重度の方しか念頭にない皆さんに、予防が可能な対象は「より正常に近い方々」ということをわかっていただくのに、力を注いだ気がします。

相談事例も重度の方が中心でした。

でも「私が住民の方に対して予防をしてあげたい」という熱い思いも強く感じたものでした。20年も前のことになります。

その頃の参加者の方が大先輩となって、今回のお若い参加者を叱咤激励したケースもあって、ほんとうに時間の流れを感じました・・・
先輩が参加された時はH原町から、今はM原市です。
そうですね、平成の大合併もありました。

米沢市の「なごみの部屋」からの参加者は、ごく自然に脳機能検査の要の理解ができていて
「上司が指導してくれました」という返事から、施設でも(収入にならないのに)使うと便利ということが浸透してきていると思いました。

高知市のU田脳神経外科からほんとに久しぶりに参加されたN村さんは、「患者様のためになるように使いこなしたい」といってくれました。

M原市からの参加者は、「明日予定されている検査が楽しみです」P1000614

今回は、初めて参加される南相馬市の皆さんがいましたから、よりわかりやすくと準備を進めました。

二段階方式では、認知症を理解するアプローチとして、その人の脳機能はどういう状態かを調べます。

老化が加速された時の脳機能の衰えには順番がありますから(これはエイジングライフ研究所しか主張していません)その確認はとても重要です。
単純な検査だけに、検査のやり方について細かく決められていることは当然です。

その厳密さに対して、ちょっと驚かれた方も多かったみたいですね。 

脳機能の状態がわかったところがゴールではありません。これは入口。
それから、生活実態と一致するかどうか、そこに至るまでの生活歴の聞き取り。この二つは脳検査とまったく同様レベルに重要であることをわかっていただけたでしょうか?

サボテンの花(つぼみ)P1000574
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皆さんの感想で、「使ってみたい」という言葉が多く聞かれました。
使ってくださいね。
「目の前のこの人のこれからの人生がかかっている。より良い人生につながるようにお手伝いしなくては」という思いを忘れずに、使ってください。


ブログ村

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