脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

60年ぶりの金ブタ年

2007年11月10日 | 私の右脳ライフ

エイジングライフ研究所は、「前頭葉の使い方こそが豊かな人生を送ることのできるか否かの鍵ということを強調しています。これから私の生活ぶりをたまにブログにアップしていきたいと思います。(前頭葉の使い方をチェックしてください)

ところで、中国や韓国では、十二支の最後がイノシシではなくてブタになるということを知っていますか?今年のブタは、なんと60年ぶりの金ブタなんだそうです。
Goldenpig 何を隠そう、私は60年前の金ブタ年に生まれ、60年後の金ブタ年にめでたく還暦を迎えました。還暦を迎えたので、少しずつ生き方の軌道修正も必要かと思って、自省をこめて生活ぶりを書くことにしたのです。
還暦記念に、大学時代の友人と二人で中国旅行(旗に導かれるツアー)を楽しんできました。

西安:長安といったほうがピンときます。BC770年から都だって!春秋戦国時代→秦の始皇帝が統一したのがBC221年だって!前漢(中国では西漢)・後漢(中国では東漢)隋・唐ときて唐の滅亡907年!遣唐使や玄奘三蔵や玄宗皇帝・楊貴妃。ガイドさんの説明に時折混じる漢詩をきくと「あっ、知ってる」
確かに知的な刺激をうけました。

Heibayo でも、圧倒的に「見る」事のほうが心を動かします。
兵馬俑博物館は始皇帝死後の殉死をさせないために、兵士一人一人にそっくりな俑を作って墓を守らせているのですが、身長は180CMの俑がここだけで2000体復元されています。体育館のような建物の突き当たりの壁からさらに数キロ先に始皇帝廟があるのです。
人物だけでなく生活そのものができるように、馬や家畜も馬車も生活用品もあるのです。
そのものを見ると、初めて国を統一できた秦の国力と中国の大きさが、そのまま実感されました。

Yellow_2 桂林:水墨画の技法は桂林漓江(リコウ=揚子江最大の支流)の景色から生まれたそうです。
下手な私がとっても、どこでも「絵になる」景色が続きます。
この写真はサントリーウーロン茶のCMに使われた「黄布倒影」といわれるところです。
「見ること」は確かに簡単に心に到達しますが、「知っている」と興味はさらに深まります。
Cimg0632 桂林あたりでは、漓江だけでなく、町からも、田園地帯からも、とにかくどこからでも、奇岩・奇峰が見えます。市内の独秀峰の300段以上の階段を上ったところ の展望台。そこの柵や木にリボンがたくさんはためいていました。
Ribon 「健康長寿」体の健康だけを考えていないかしら?脳の健康あってこその「一生平安」なんですが。
「平安」には「平安」のよさがありますが、年をとってくると「平安」だけでは前頭葉は活躍の場を失いがちになります。「平安」を確保しつつ、その中で意識的に、かつ楽しく前頭葉を駆使するというのが、ボケ予防の必須条件です。

Shanghai

上海:市内黄浦江のナイトクルーズ。写真は失敗ですが雰囲気を汲み取ってください。
上海は、新旧が混じる町。写真は超高層ビル群の浦東地区。この手前は、アヘン戦争後に欧米列強がこぞって共同租界を作ったところで、クラシックな石造りの建物が並ぶ外灘地区。
上海は、貧富が混じる町。東京をしのぐ超高層ビルが立ち並ぶ一方、路上生活者もいるのです。
片側3車線もある道にほとんど横断歩道はなく、自由に横断する人々(小ボケになるとこれは難しい)。自動車道路を逆走してくるバイクや自転車(日本ならこれは小ボケ)に交通ルールはどうなってるの?と驚き、科学の粋を極めたリニアモーターカーにも驚かされる町。


お天気にも、楽しいお仲間にも恵まれ7日間の旅は終わりました。


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