(冒頭写真は、2021.03.06付朝日新聞 別刷「be」 “between"より転載したもの。)
最初に、この写真を転載していて気づいたのだが。
左下辺りに「パートナーが異性だとも限らない。」の文言がある。
全くもってその通りだ!
この問題、今となっては多角的視野をもって議論されるべきだろう。
冒頭から我が家の事例を述べさせていただくが。
我が家の場合、家庭内では「〇子」「〇〇」とお互いに呼び捨てだ。
我が亭主(私が外部の方々に夫のことを語る場合、必ずやこの「亭主」を使用している。その理由については後程述べよう。)は、婚姻後一貫して「〇子」と私を呼んでいる。
私側も当初は「〇〇」と呼び捨てだったのだが。 我が娘が幼少期にそれを黄色いくちばしで真似る(それも実に可愛かったが)ため、サービス精神で“〇〇ちゃん”と呼ぶようになった。
一方、外部第三者に対しては、私側は一貫して「亭主」を使用している。
これには私なりのポリシーがある。
一般的に一番多いのはおそらく「主人」であろう。
この「主人」には大いなる抵抗感があるのだ。 何で夫が“主(おもな)人なんだ!??😠
この「主人」に比し、「亭主」とは家庭内の主、すなわち「世帯主」と同義語ではなかろうか?
「世帯主」に関しては、現在尚戸籍制度上も一般的に使用されている用語である。 要するに、「亭主」とはあくまでも法律制度に於ける便宜上の一家庭内の主として使用されている用語に過ぎない、との我が解釈だ。 そんな考えに基づき、私は「亭主」を使用している。 (いや、いっそ「うちの“世帯主”がねえ……」でもいいんだけど…)
その亭主側が、第三者に対して妻である私を何と表現しているのか、そういえば今までそんな場面に直面したことが不思議とないなあ。(そもそも娘幼少時に3人で出かけて以降、夫婦二人で出かけることがほぼ無い夫婦でもあるし。)
冒頭写真によると。
普及して欲しい呼称が、列挙されているが。
「パートナーさん」、ちょっと気持ち悪いなあ。
「ご伴侶」「配偶者さん」あたりは真っ当だろうか?
「お連れ合い」がベストかも。
第三者に対する自分の配偶者の呼称に関しては。
不思議と我が愛用の「亭主」が選外だ。
コンビニの「お母さん食堂」に関して違和感があるか?の問いだが。
そう言われてみると、今の時代にそぐわない呼び名だ。
分かり易いと言えばそうなのだろうが。
最後に、医師先生よりの投稿だが。
「年長の患者さんには『旦那さん』『奥様』を使うが、若い人の場合は『配偶者の方』『パートナーの方』。それが正解か自信がない。」 (おそらく夫婦かあるいはカップル二人で受診時の話だろうが。)
診察だけでも大変だろうに、患者の呼称にも悩まれているとのこと、そのご心中重々お察しする。