じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

目利き

2014年04月04日 | ニュース

また景気のよいというか驚きのニュースが。
盗まれて行方の分からなかったゴーギャンの絵が44年ぶりに発見された。
美術収集家の家から盗まれた後、列車に放置され、あげくにイタリアの国鉄の落とし物競売で、数千円で落札されたもの。
更に驚いたのは、なんとその男性の台所に貼ってあったとのこと。
マジかっ???って話です。
そして更に驚いたのは、現在の価値が20~50億円!凄いの一言です。
私の知る限り、画家の方は生存中にその評価を聞くことがなく、だいたい存命中は「貧困」とか「絶望」とかという表現をされることが多い気がします。
今回の作品は台所に貼られるくらいのものですから、小作品であったと思われますが、数十億円の価値になるとは、ゴーギャン本人、夢にも思わなかったのではないでしょうか。
私も現在の仕事で古物商に関することをやっていますが、全く目利きはできません。
今後、様々なものを取り扱う機会が多いと思いますが、一点でもこういう世紀の発見に遭遇したいものです。