愛媛県の山間部の一軒家に住む80代の女性は玄関先に防犯カメラを設置しています。かつては周辺に数軒の民家がありましたが、過疎化で住む人が減り、今では女性の家だけとなりました。夫はすでに亡くなり、子どもがいなかったことから、一人で暮らしています。
人が訪ねてくることは滅多にありませんが、必ず防犯カメラで玄関先を確認してからドアを開けるようにしています。ある日の夜遅く物音がしたので、防犯カメラをのぞいたら大きな足跡のようなものが写っています。
ドアにカギがかかっているのを再度確認してから再び床に入りました。でも「何やろう、怖い」と思うと眠りにつくことができませんでした。
とうとう一睡もできないまま、朝になりました。防犯カメラをまたのぞいたところ、足跡は消えていました。
防犯カメラを設置してくれた知り合いの大工さんに連絡して防犯カメラの記録を見てもらいました。大工の男性は映像を見るなり「こりゃ、バッタが防犯カメラに張り付いたんや」。
大笑いで一件は落着しましたが、女性は「怖くて怖くて眠れなかった。まさかバッタとは」と話していました。
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