団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

女性は他の女性と「見た目」を競い合う

2014-03-08 09:49:01 | コスメ・ファッション

うちのカミさんの決め台詞は「女は衣装と化粧」です。女性は衣装と化粧で、いくらでもきれいになれるというのです。ミュージカル「マイフェアレディ」で貧しい花売り娘が衣装、化粧、そして言葉遣いなどの指導を受け、美しい貴婦人に変わったように、確かにうなずけないことではありません。でも、衣装と化粧に心を配って「見た目」を競う相手が同じ女性と聞かされ、それではいつまでたっても「衣装と化粧」にまい進しなければならないではないか、と驚きました。

そんな話を、いじめ予防に「私、変わっているから」と発言しているS子さん(40)に持ちかけると「女性にとって当たり前のことです」とばっさり。そんなことも知らないの、という顔をされました。街を歩く同じ世代の女性の化粧や衣装を比べて「私が勝っている」「私の方が若い」と自尊心を満足させるそうです。年下の世代と比較するときは「若さでは負けてもファッションセンスは私の方がぐんと上」とほくそ笑んだりします、といいます。

男性が最も「見た目」にこだわるのは、女性に対してです。同じ男性を意識して身だしなみを競う男を私は知りません。私の友人はいわゆるデブでしたが、結婚前に、急にダイエットに励むようになりました。これまでは腹一杯食べていたのが、腹半分に変わりました。「おなかが減った」と言いますが、一緒に飲んでいても、カロリーの高い天ぷらや肉を口にしなくなりました。

3月余りで10キロ近く体重を減らしました。聞くと、付き合っている女性に「デブは嫌い」といわれ、ダイエットを始めたといいます。そして、めでたく結婚。よく食べよく飲むようになりました。あっという間に「元のデブ」に戻りました。

そうして男性は「おっさん」や「オヤジ」になっていきます。女性は同性といつまでも競い合わなければならないのですから、それこそ「死ぬまで競争」です。女性はほんまにタイヘンです。

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