ユニクロで購入して十数年はいているジーパンの左膝のあたりが横一文字に裂けました。若い人たちがはいているダメージパンツになりました。膝っこが見える私のジーパンを見てカミさんいわく「みすぼらしい」。
そのうち、右の太もも辺りがすり切れて裂けました。左も右も裂け目ができ、堂々のダメージパンツになりました。その格好で息子の家に行ったら、50歳そこそこの嫁さんが「お父さん、おしゃれ」。こちらはほめ言葉のようです。
同じダメージパンツでも年代によって見方は真逆です。
ワイシャツのすそをズボンの中に入れていたら、柔道整復学校の若い同級生に「パンツインなのですか、僕たちはみんなパンツアウトです」といわれました。改めて見回すと、10代、20代の同級生はズボンの外にシャツを出しています。
十数年前のことですが、それ以来、私はパンツアウト派です。楽なことが一番の理由ですが、時代の流行に寄り添うのは私の生き方でもあるので。