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パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

永遠にあるわけでは無い:絵本

2023-07-14 08:12:41 | ちょっと寄り道=独り言=
 もう30年以上前の話。
妹が学校の課題図書か何かで読んでいた絵本。
「みんなの涙お母さんにあげて」

女の子のお母さんが病気で亡くなり、
同じ日に当時人気だったパンダも亡くなった(死んだ)。
みんなはパンダが死んでしまったことを悲しんで泣いている。
そんな中、女の子は作文を書く授業で、母を亡くした悲しみを綴り
「みんなの涙お母さんにあげて」と書く。

そんな物語りだった・・・(と思う)。

凄くショッキングな絵本で、内容も重いというか暗いというか、
購入して愛読したい・・・というジャンルのものでは無かった。
でももう手に入らない。
今となっては唯一「忘れられない一冊」なのに・・・。


 絵本は、
再版を繰り返しながら永遠に売っているかの様に思っていましたが、
「その時代」しか売っておらず、新しい物がどんどん出て来て古い物は追いやられ、
超有名な名作以外は再版される事も無く、その姿を消していくんですよね・・・。

読み聞かせボランティアの人とも、
「子どもの成長と共に捨てちゃった絵本・・・取っておけば良かったな~」とか、
「どうしてこの絵本、手に取れないカウンターの保管庫にあるんだろう?」
「あ、それはね、廃盤で今では貴重な本だったり、
 人気があって盗まれる頻度が高い本だから・・・だそうですよ。」
といった話をしますが、
気に入った絵本や思い出深い本は、手放さずに大事にした方が良いです。
ほんとうに。


 「みんなの涙・・・」、
今更ながらどうしても読みたいし、読み聞かせにも使いたい!
しばらく周辺の図書館を廻って探してみようと思います。


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