早朝からの窯焚き。
東の空は明るいけれど天気はどうなるか。
雨が降らなければ窯焚きも順調に進む。
青磁用の釉薬
自分で作りだした鉄サビ=酸化鉄。
精製を繰り返して青磁用に調合した。
鉄をそのままの状態で放置すれば錆びる。
焼き物に使う酸化鉄も何もしないで焼けば茶色っぽくなる。
ではどうすれば青磁の美しい色が出せるか。
なんの資料も指導者も無く、こうではないか、ああではないか、
何度も何度も繰り返し試験を試みた。
そして出来た鉄サビ。
今は安定して青磁釉薬に使っている自家製の独特の鉄サビ。
さまざまな作品の青磁釉薬の発色剤として使っている。
今回の窯焚き用のマグカップ。
青磁釉薬はぶ厚く掛けなければ青く発色しない。
焼いている最中にはがれないよう気を付けて釉薬を掛けた。
目的の温度まで何時間かかるだろうか。
順調に窯焚きができるよう確認と温度調整をしなくては。