創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

ポエマ ( 詩 )

2008年11月05日 | 日記

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   さりげなく、心づくしのもてなし


     ・・・・・ 枯 葉 ・・・・・

しばらくご無沙汰していたシャンソンの録音を行った。
S氏が通う、ロイヤル・パレス・スタヂオ、鈴木三知子さんのスタヂオである。
午後1時、S氏と共にスタヂオ入り。

前回の録りなおしを行ってから何ヶ月たったのだろう。
あれから随分と時間が経過したように思える。
その間、鈴木さんは海外へ英気を。  S氏もフランスへ個人旅行。
私はひたすら個展準備。

鈴木さんの演出で、ピアノの上には美しい枯葉がそっと添えてあった。
「シロちゃんは帰って来たの?」と鈴木さん。  日記を読んで心配してくださっていたのだ。
「残念ながら、まだ姿を見せません」。  「そう、早く帰ってくるといいわね」。

サウンドのチェックから始め、S氏の甘く低い声を生かすようにイコライザーを微調整。
今回は2曲の録音。 これがうまくいけばCD録音が完成する。
鈴木さんの手の込んだアレンジ伴奏が、小気味よくスタヂオ内に響き渡った。

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   ス タ ヂ オ の 絵

今日に至るまでのあいだ、S氏は練習を重ねてくれ、
一曲につき、4、5回の録りなおしで何とかOKを出せた。
いずれにしても何分にも素人の歌である。 完璧を求める方がムリというもの。
しかし、それなりに満足の出来た録音のようにも感じた。

約二時間、鈴木さん、S氏、そして私、息がピッタリと合い、録音終了。
あとの編集は鈴木さんにお任せして、試聴版が出来るのを待つのみである。
今度こそNGが出ないよう、祈るのみである。

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   我が家の前、200m先の神社


    シロの姿を最後に見た場所

        梅もどきの紅葉

明るい時間に帰る事が出来、仕事の前にいつもの歩きに出かけた。
先週火曜午後、シロらしき姿を見かけた神社の梅もどきの木の下。
今日で9日、どうしているのか、元気でいるのかとシロの事が
片時も頭から離れない。

ドップリと外も暗くなり冷え込んできた。
シロがつけている首輪の鈴の音を聴いているが、耳を澄ませても今夜も聴こえない。
そして今、トラが寂しげにニャ~ンと挨拶しながら帰ってきた。

私の隣のイスは、シロお気に入りの特等席である。
今晩も特等席はひたすらシロの帰りを待ち続けている。


コメント
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