仕事しながら、畑仕事しながら、毎日が過ぎ去っていく。
私が管理する畑の一角、
春に前年度の種がこぼれて芽が出て来た紫蘇をまとめた。
特に梅干しを作るつもりはないが、ジュースをと計画していた。
本来なら花が咲く前に、種が付く前に採取すべきと思っていたが、
細々とした用事が出来、紫蘇の採取は後回しになっていた。
畑に行くたびに、いい加減に採取をと何度思ったことだろう。
秋冬野菜の苗も植えたし、菜っ葉類も種を撒いたし、
もういいでしょうと紫蘇を採取した。
台所で紫蘇葉を整理していて気が付いた。
茎も葉も全部茹でればポリフェノールを沢山抽出できる。
そう思って、適当な長さに切り揃えて鍋で茹でた。
むらさき色を全部取り出そうと、かなりの時間を掛けた。
ひと鍋茹で上げる時間は20分位。
紫の茎や葉が緑色に変化した。
作業を続けていると、
実をつけ始めたシソが台所中に散らばった。
ああ、やはり早く採取すべきだったと反省。
実が付く前なら、こんなにもゴミが出ない。
かなりの量のシソ葉、二晩続けて作業を行った。
紫蘇葉を入れ煮詰め、また葉を加えて煮詰め、
そのようにして濃いジュースができた。
仕上げにクエン酸を加えた。
甘味料は砂糖を使えないので、人口甘味料を少々。
これくらいなら体にはさほどの影響はないだろう、
そう思い、極力甘味料の分量を抑えた。
出来上がったジュースをフィルターで濃し、
熱湯消毒したペットボトルに流し込んだ。
濃い、ジュースが5本仕上がった。
健康維持のため、当分はシソジュースを楽しめる。
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