創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

♪ 童謡 ・ 雪 ♪ 

2013年01月25日 | 日記

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降つては降つては ずんずん積(つも)る。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。

のはずなのに、なぜか雪が積もっていない。
雪の無い冬は嬉しいはずなのに、雪の無い冬は不気味。

いくら雪が無いとはいえ、ここは北陸。
天候の変化は目まぐるしく、あさ晴れていると喜んでいたら午後から雪。
13日・日曜日は運よく素晴らしい天候で、身も心も晴れ晴れとした一日だった。


Photo

   かけはし川


先日から作っている壷、
そろそろ削りの段階で、手で触って削れるかを確かめ、
程よく乾いた作品から順々に削りを行っている。

この時季、乾きが遅いからと焦って急激に乾燥を行うと、形が変形したりする。
けれど工房の中は冷え切っていて、どうしてもストーブを焚かなくてはいけない。
エアコンをつければ早く乾くが、一方からの風で削りがしにくくなってしまう。
やはり石油ストーブをつけるしか方法が無い。

景気回復をうたって誕生した今の政権。
まだ実生活への実態を体感できないが、困ることも発生しつつある。
この寒い季節に灯油の値段が一気に跳ね上がってしまった。
備蓄されている灯油が、何で跳ね上がるのか?

Photo_2

   白山方面


円安になった為に輸入に頼っているもの、すべてが値上がりと。
これでは一般の生活を送っている私達には、到底納得できない事柄である。

特に雪国に住む私達、晴れの日や太陽の恵みなど、殆ど無いこの季節、
暖房は必要不可欠で、どうしても灯油を焚かなくてはならない。
一般家庭のエアコンは出力が弱く、灯油に比べると暖房能力が劣る。

くわえて霜取り機能がはたらいて、途中で暖房が途絶えてしまう。
その間に一気に部屋の気温が下がってしまう。

いつかの日記にも書いたが、太陽の恩恵が少ない地方出身の議員達、
太陽光線さんさんの東京あたりに住み始めると、この厳しい現状を忘れてしまうのか?
日本全国一律の値段設定は不公平、などと思わないのだろうか?

Photo_3

   観音山


ラジオを聴きながら雪のない堤防を歩いてきた。
ラジオからは、様々な話題が飛び込んでくる。
当然ながら暖房についての話題も多くなって。

少しの雪ならば、横なぐりであろうとも体が濡れることも無く歩ける。
雨が降ると傘をさして、はとても怖くて歩けない。 いつ雷が落ちるか分からない。

事実、昨日も天気が良かったので、壷の状態を確かめつつ歩きに出た。
あれほど良い天気だったのに、ものの15分くらいで空の様子が一変。
雨と同時に雷までも鳴り出した。

結局満足な歩きの運動も出来ず、すぐに家に戻ってきた。
家に入るや否や、強風と強い雨。 濡れなくて良かったが不満足。

♪ 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ ♪
♪ 降つては降つては ずんずん積(つも)る ♪

雪が降るのか降らないのか、
太陽が照ってくれるのかくれないのか、
ハッキリしろ!と空見上げ文句言っても、どうにもならない北陸の空。


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