創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

西高東低

2006年12月07日 | 日記
ひと月前、北陸の空は天高く、どこまでも青く澄み渡っていて、
日課としている梯川の堤防にも、のどかな晩秋の趣が漂っていました。
野菊が咲き、ミソソバが堤防の斜面を埋め尽くすほどに満開、その傍らを
渡り鳥たちが飛び交い、あるときにはキジの家族さえも草むらから飛び出してきて
ビックリさせてもくれていました。

仙台の個展も無事終了し普段の生活に戻ろうと思った矢先、気の緩みか風邪を
ひいてしまいました。約二週間熱が出て自分の体を調節できないもどかしさ、
個展の整理も出来ずにずるずると今日まで。ようやくこの頃体のふらつきもおさまり、
少しづつではありますが片づけを始めています。

仙台、そして東京と廻って帰ってからは毎日が雨、時には雷までもが鳴り渡り、
いよいよ冬到来。風邪もひいて歩くこともままならず、ただひたすらジッと過ごして
おりました。そんなある日、まばゆい光と同時に大音量,ビシッと音がして落雷。
あまりにも近くに落ちるとド~ンではなく「ビシッ」と音がするのです。
堤防近くの変電所に 雷が落ちたのです。

まさかコンピューター周辺機器にも影響が出ているとは知らず、すべてが遮断され
大変困りました。それ以来、雷が鳴りそうになると接続コードをはずしている私。
この雷、私達は「鰤おこし」と呼んでいるのです。出世魚の鰤が美味しくなる頃に
鳴り渡る雷として言い伝えられているのです。

天気図を見ていると明らかに冬の訪れ、西高東低の気圧配置。
ず~っと曇りと雨マーク続き。
つい二日ほど前にもアラレが降り、一面真っ白になりました。

風邪が治り始めると同時にアラレも降り出し、例年よりは少し早めにスノータイヤに
交換いたしました。これで少々の積雪でも安心です。
再び天気図を見ると、太平洋側の地域は晴れマーク。
あの青い空は北陸にはもう戻ってはこないのでしょうか。

でも日課にしている散歩には出かけたい、しかし雨が降っている。
じゃあ傘でもさして歩けば、と思うけれど雷に打たれたくはなし、ほんの少しの間、
一時間でいいから晴れて欲しいと願っている今日この頃です。

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