作品がうまく焼き上がっているかと、
ハラハラドキドキしながら、最終の窯開けを行った。
ふーっ、やれやれ、何とか無事に焼き上がってくれた。
焼き上がり率は40%。 難しい窯変鉄耀(天目)作品にしては上出来。
それぞれが趣のある焼き上がりになっていた。
残り60%は、残念ながら好みの焼き上がりにならなく、
又、平凡な焼き上がりで合格点をつけられなかった。
ややこしく難しい窯変天目作品、どのように焼きあがるか楽しみではあるが、
今回のように切羽詰った窯焚きではあったが、4割も合格できれば幸せというもの。
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アゲハ蝶 |
いつ降りだして来るか分からない天候、外に出てみれば「 クロアゲハ蝶 」
隣の空き地に咲いている花の周りを飛び交い、しきりに蜜を吸っていた。
この前は「 キアゲハ 」が蜜を吸っていた。
何十年前になるだろうか、我が家の勝手口に 「 金柑 」の木があった。
それ程も大きい木ではなかったが、枝が垂れ下がるほどに実がなった。
人という生き物は面白いもので、いつでも食べられると思ったら、殆ど食べることをしない。
毎年たわわに実ってくれた 「 金柑 」、いつの間にか消えてしまった。
思い起こせば、柑橘類の好きなアゲハ蝶が半端でないくらいに卵を産み付けていたっけ。
やわらかい若葉をすべて幼虫に食べられ、翌年から徐々に弱って、とうとう枯れてしまった。
隣の空き地に咲いている可愛い花の周りを飛びつつ、蜜を吸っているアゲハ蝶、
何十年も昔の金柑のことを思い出させてくれた。
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山野草 |
二年ぶりに行う金澤画廊個展、作品もすべて揃い準備万端整った。
明日は午後から作品搬入と飾りつけ作業。
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シクラメンのような? |
一気にリストを仕上げ、金澤画廊に送信。
作品すべてを写真に記録し、今朝からパソコンに取り込んで、控えのリスト作りを。
その合間に憩いの森に出かけてきた。
降りそうで降らない雨、雨に打たれるか、濡れずに帰ってこれるかと、
空を見上げつつ憩いの森を歩いてきた。
これまで見たことの無い、美しく淡いシクラメンのような花が一輪。
さて何という花だろう? 何となく惹かれて思わず近寄った。
カタクリは今回の作品にも反映してあるし、この可憐な花、何とかならないものか。
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ツリガネニンジン |
しばらく行くと、久しぶりの 「 ツリガネニンジン 」。
岐阜、高山に行く途中に、見事なくらいに群生していた、「 ツリガネニンジン 」。
しばらく秋の季節に出かけていないが、あの場所にまだ元気でいるかな。
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渡り鳥 |
憩いの森には灌漑用の堤が二箇所。 その一角に柳の木が一本。
気温も下がってきたことだし、渡り鳥が少しずつ増え始めた。
風もなく太陽光線も当たらない昼下がり、
渡り鳥たちは微動だにせず、湖面を見つめていた。
さあ、夕食を済ませたら明日持参するすべてのものを、もう一度確認せねば。
それを済ませてから、自分用の写真入りのリスト作りを始めよう。
18日火曜日、午前10時から始まる金澤画廊個展、心込めて作り上げた作品です。
ぜひお出かけ頂き、ご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。
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