創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

木場潟

2007年02月10日 | 日記

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普段の私の散歩コースは、すぐ近くの「かけはし川」の堤防、あるいは「憩いの森」。
少しばかりの気分転換をと思ったときには、車で10分で行ける「木場潟」を歩くことにしている。

たまたま出かけた先日、寒風の中、水面を走る一隻のカヌーが見えた。
日記を書き始めてからカメラを肩に、が癖となった私、急いでカメラをかまえ一枚撮ってみた。
うまい具合に渡り鳥達がカヌーと競争しているようにその真上を飛んでいたが、双方ともかなりの
スピードを出していた。 
さてタイミングよく写っているかと不安も感じたが、現像から上がった写真には動きのある被写体が
写っていた。  そして遠くに見えるのは白山。 私のようにカメラを持っている人の姿もあった。
加えて木場潟は絵を描く人たちにとっても絶好のポイントでもある。

そんな光景を眺めながら、一周6、4 キロを一時間かけて歩いてきました。
やはり今年は暖冬なのか、いつもの年に比べると渡り鳥の数が少なく思いました。
木場潟にはカモやガン類の渡り鳥がほとんど。 しかし何と運のいいことでしょうか、カワセミを
見たのです、それも一瞬。 潟に流れ込んでいる小川に、キラッと光る青いものがものすごい速さで
上流に向かって飛んでいったのです。 あっ、と思ったらもうずいぶんと遠くへ。
コバルトブルー、エメラルドグリーン、なんと表現してよいのやら、とにかくうつくしい!
それはまさしく飛ぶ宝石、「カワセミ」。

これまでもずいぶんと木場潟を歩いていますが、カワセミが見られることは殆どありません。
記憶をたどれば3回目、くらいでしょうか。 カワセミが飛び去った小川をのぞきこむと
小さな稚魚がたくさん泳いでおりました。 この季節に誕生する魚はなんでしょうか。
細長い姿をしていますので、鯉やフナではないはず、では? ウグイか何かでしょうか。

そんなことを思いながら、いつまでもキレイな潟であってほしいと願いつつ、家路につきました。

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