第58回 小松美術展・こまつの美
昨日9日からサイエンスヒルズこまつ、で始まりました。
期日は、9日~15日(火)まで。
会場に出かけ、私も鑑賞者になって作品を観てきました。
サイエンスヒルズこまつ、天井が高く、空間のある会場です。
作品まで照明が届くか、毎回心配していますが、
これが目いっぱい、と言うところでしょうか。
今回の出品作品は、窯変鉄燿壺、天目の一種の作品です。
窯変、と名付けたように、どんなふうに焼き上がるか、
焼き上がってこないと結果が分からないのです。
この作品のように、全体に結晶が浮き出るのは偶然なのです。
きれいに結晶が出ても、フォンデュのように流れてしまったり。
流れてしまった作品は、くっついて取れなくなってしまいます。
うまく焼き上がるか、失敗するか、どちらかの作品。
上絵中心の九谷焼作品の中で、
ご覧いただく方々には、この作品はどのように映るでしょうか。
青磁作品を主に創っていますが、時には趣も変えたりします。
この美術展と併設して、
入札展も行われ、大振りの青磁ゆのみを出品しました。
どなたかのお目に留まれば嬉しく思います。
仙台・藤崎個展がすぐそこに。
いまだに良い作品が焼き上がらないかと、窯焚きを行っています。
気温の低い毎日、窯の周りは暖かく心地よく感じます。
作品さえ良い焼き上がりになるなら、言うことなし。
そんな日々を送っていましたら、
燃料置き場の修理が始まりました。
割れた部材を取り除き、新しく屋根(スレート)を取り付け。
50キロガスボンベが雨に打たれなくて、一安心。
まだ完全に仕上がっていませんが、
この屋根の修理が終わったら、次は勝手口の修理、
その次は、自宅屋根、雨どいの修理と続きます。
玄関のガラスサッシフード(風よけ)の修理はまだ。
サッシすべて取り外して、新品の風よけを取り付けます。
雪の力って、思いもよらぬ力があるんです。
ガッチリと組んであるサッシまでずらしてしまいます。
豪雪から、思いもかけなかった被害続出、
自然災害には太刀打ちできません。
雪さえ降らなければ、良い地域。
温暖化が進むと、更に豪雪になるかも。
日本海からの蒸気が冷やされて、この地域に雪が降る。
数年ごとに繰り返される雪被害、起きないことを願うのみ。