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こまつの美
小松市美術作家協会に入会して、はや40年あまり。
二十歳過ぎのころ、作家協会員の方に推薦いただき入会した。
これまでは小松駅前のデパートなどで展示会が行われていたが、
今回から芦城公園入り口にある4会場で行うことになった。
小松で青磁作品を出品しているのは私だけ。
青磁作品をご覧頂くことが一番の願いではあるが、
時には天目・窯変鉄耀作品、白磁作品、辰砂・窯変紅彩作品等々の
作品もご覧頂いた。
今回ご覧頂く作品は、ギリシア取材で心に感じた形を作品に表現したもの。
優雅で、かつ堂々としたギリシア建造物を彷彿させる作品である。
青磁作品と言えば、ああ、何となく壷、という感じだが、
今回の作品は全く異なっていて、エーゲ海の香りを感じていただけるのでは、
と思っている。
梅雨もあけ、暑い毎日ではありますが、ぜひお越しいただき、
ご覧頂きまして、何かを感じていただければ幸せに存じます。
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午後6時 荒木田町・白山神社 |
今日は小松美術展の搬入日。
午前10時から午後4時までが搬入時間。
午前10時、小松市立博物館に作品搬入。
10時丁度に搬入したので、
まだどなたも搬入していなく、案内された会場に作品を預けてきた。
夏真っ盛りではありますが、展示期間が長いので、
多くの方々に九谷焼きとは異なった、青磁作品をご覧頂きたい、
心より願っています。
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落日とかけはし川 |
午後から先日作った蓋付き壷の仕上げを行った。
いかに品良く仕上げるかに気を遣っていたら、蓋の取っ手がポロン。
ああ、なんということ! と思いつつも、予備も作ってあったので、
今度は慎重に削りを行った。
午後6時過ぎ、仕上げの作業を中断し、
気温も下がってきたことだしと、散歩の運動に出かけてきた。
東方面には、荒木田町の鎮守の森、白山神社。
その杜の右には観音山。
日中は湿気があって、何となくだるい一日だったが、
夕方にはスッキリとした空気が流れていた。
片道30分、かけはし川下流に向かって歩いていくと折り返し点の橋。
いつごろからか日の落ちる時間も早まって、国道の向こうに沈む夕日が赤く染まっていた。
西の空には雲が無かったので、明日も良い天気になるだろう。
出来れば気温がもう少し低ければと願っているが、夏が始まったばかり。