創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

若葉茂る庭

2012年05月10日 | 日記

と言うべきか、手入れの行き届かない庭と言う方が正しいか。
庭の木々が一斉に芽吹きだし、スッキリしていた庭は林状態。

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   勿忘草(わすれなぐさ)


工房前には数種の花を植えてあり、
その横には石楠花(しゃくなげ)も蕾を膨らませてきた。

面白いもので、勿忘草は所かまわずに愛らしい花を咲かせている。
毎年丁寧に株を集め、一箇所に植えなおしてやるのだが、
翌年には何故か、そこいらじゅうに花をさかせている。

いつの間にか延びてきた雑草、その中からも茎を伸ばし花を咲かせている。
そろそろ草刈機で一気に雑草を刈り取ろうと予定していたが、
その雑草に混ざって勿忘草が。

草刈を優先すべきか、勿忘草が咲き終わるまで待つべきか。
ここにも、そこにも、と観察していたら、

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   燕(つばめ)調査


   玄関先


「 こんにちは~」と、小学生達がきた。
「 こんにちは、燕調査に協力お願いします、」と三人揃って頭をぺこり。

「 残念ながら燕はいないけれど、こんなに沢山の木があるから様々な鳥がいるよ、」
というと、
「 今日は燕の調査ですので、燕について教えてください、」と。

「 近頃、燕を見ることはありますか?」には、
「 そういえば年々数が減っているように思うなあ、」と私。
「 では燕をどのように感じますか?」と。

「 ん?どのように感じる?って?」。
「 はい、燕がいることをどう思われますか?」。
「 燕は害虫などを捕ってくれて益鳥と思うよ」と言うと、
「 調査はこれだけです、ありがとうございました、」と三人が頭を下げた。

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    赤葉


我が家の庭には燕はいないが、春先には小さな渡り鳥が巣作りをしていた。
今は居ないニャンコ、シロちゃんがいつも小鳥を捕まえては見せに来ていた。
殆ど毎日、勝手口の入り口に小鳥の死骸が置いてあった。

飛び回る小鳥を、一体どのようにして捕まえたのか、不思議でならない。
獲物を得意げに私に見せていたシロちゃん、いまはいずこ・・・。

シロに比べ、トラちゃんは小鳥を捕ることをしない。
ネコでも狩猟するネコと、そうでないネコがいることが興味深い。

いずれにしても庭はうっそうとしてきた。
キジの声も聞こえてきたし、またこのあたりに訪れてくれないかな。

5月に入ると同時に、いくつもの展示会の申し込みが増えてきた。
焦る気持ちと戦いながら、毎日を送っている現在の私。


コメント
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