創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

冬空におもう

2009年12月15日 | 日記

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                           週間天気予報

いよいよ本格的な冬到来か。
今週から雪模様になるので早めにタイヤ交換を、と報道機関が知らせてくれている。
この時期に降る雪の量はたかが知れているが、万一の事があったら大事(おおごと)。

たかが雪、されど雪。 事故に遭うよりタイヤの減る位どうって事無い、と自身に言い聞かせ、
スノータイヤを積み込んで近くの自動車会社に出かけた。
この自動車会社は我が家から1、500メートル先の所に位置している。
いくつかある散歩コースの一つで、この会社の前を通ることもたびたび。
そして私の車もここで買った。

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   ブレーキオイル点検


ここ数ヶ月間、サイドブレーキを解除してもランプが点いたりしていて、
修理を覚悟でエンジンルームを見てもらった。

「 ブレーキオイルが少し減っているのでランプが点くんです、」と整備の人。
時折点検しているが、私が見た限り減っているように見えない。「 どこが?」と聞くと、
「 運転中の角度などで中に入っている浮きが、足らないと認識して信号を出すんです 」と。
はあ、何と微妙な・・・とオイルを数CC入れてもらった。  なるほど、ランプが消えた。

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   普通タイヤはずし


この車を買う前までは、自分でタイヤ交換をしていたが、
さすがにこの車に乗ってからは専門家に任せることにした。

交換中、「 タイヤが随分減っていて危険ですので、春の交換には新しいタイヤを、」と。
え~っ、2年前に交換したばかりなのに・・・。
ま、あちらこちらと運転して出かけるから、減るのも当然かと・・・次は減らないタイヤでも探さなくては。

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   スノータイヤ取り付け


先週の土曜あたりに交換しようと思っていたが、
この自動車会社の前を歩いていたら、交換に来ている車で一杯。
週があけてから交換することにし、昼電話をかけて様子を聞いた。
午前中はバタバタしていたが、今いっぷく、と。 それでは午後一番にとお願い。

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   自動車会社の前


  午後2時半、西の空


点検と交換が終わるまで社長と話していたり。
そうこうしている内に終わりました、と。   さて、これでいつ雪が来ても大丈夫。
雪道走行時の鉄則は、急ブレーキは絶対に禁物。
ギアを落としてエンジンブレーキをかけつつ、細かくブレーキを踏む、これで車が止まる。

雪さえ降らなければ誠に住みやすい北陸。
しかし交通機関が全くといっていいほど、整備されていない。
この荒木田町にはバスも通らなければ当然ながら電車も走っていない。
だからどうしても車が必要になってくる、とは言っても、不必要な道が多すぎる。
道を作る予算と将来の整備費に金をかけるなら、市負担で巡回バスを走らせば良い。

はるか以前、我が町内にも小さな雑貨店があったが、いつの間にか閉店。
大型店舗規正法が解除されてから、すべての歯車が狂ったように思える、事実狂った。
そこに住むお年寄り達の生活必需品、いったいどうなるのか。
車が無ければ買い物もままならぬ。 こんな世の中でいいのだろうか。

去年の晩秋、鎌倉芸術祭で訪れた鎌倉、十日あまり滞在して鎌倉の良さを知った。
さまざま店が道すがらに店舗を構えていた。 なぜか懐かしく、地元密着を感じた。
時折取材で訪れる海外、鎌倉と同じく種々の店がお客の要望に応えている。

長い政権の元、大型店舗誘致をしてきて、便利さをだけ唱えてきたが、
その見返りとして町が壊れてしまった。 日本全国殆ど例外ではない。
若いうちは車で出かけようが何しようがいいけれど、いずれは皆平等に年をとっていく。
そうなった時、日常品の買い付けはどうする? そんなことを誰も思わないのだろうか。

午後2時半なのに、もう暗くなってきた。 これが北陸の冬空。
さて明日のパンを買いに行かなくては。 エンジンをかけ、ここから車で5分行った所のパン屋さん。
年をとり車の運転もままならなくなった時、買い物はどうしたらいいのやら・・・。


コメント (2)
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