創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

グリークサラダ風に

2007年04月20日 | 日記
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千葉三越個展におこし下さった方々へのお礼状も、ようやく書き終えられそうなところまできました。
そのような毎日を送っていますと、お客様からもお便りを頂いたり。
おこし頂いた上にお便りもいただけるのは、本当に嬉しく幸せなことと思っています。
そのお便りにもありましたが、「関東はとても寒く、二月位の気温です」と書いて下さった方もいました。

北陸も同じく、ここしばらくは良い天候が続いてはいますが、やはり気温が低い。
我が家の前の鎮守の杜、その周りをぐるっと囲むように桜が植わっているのですが、
なぜか今年は満開とはならずに、このまま次の季節へと移ろうとしています。
いつもの年は、鎮守の杜が桃色に染まるくらいの桜に覆われるのに、今年は異常気象でしょうか。

それでも今日はせっかくの良い天気、この日を逃すと又雨になるかもしれない。
そう思って、先日の 「忘れな草」 をそっと鉢へと移し変えた。
雑草に繁茂された前庭の畑、良く見たら、あちらこちらに小さい株の 「忘れな草」。
かなりの株が雑草の中で可憐な花をつけていた。

「忘れな草」 と同時に、イタリアのサラダ菜 「チコリア」 も数株見つかった。
これも大事に採取。 そしてエンジンつきの草刈機でキレイサッパリと草を刈り取った。
後は石灰をまいて、しばらくしたら畑を耕す。 その後夏野菜の植え付け。

たまたま昨晩は招待されてパーティーに出かけ、イタリア料理を堪能いたしました。
そこでもサラダが数種作られてあり、「チコリア」 を使ったサラダも出ていた。
今日前庭で採取したものと同じ 「チコリア」。 なぜなら友人のイタリア人がイタリアから持ってきた
同じ種を分けてもらっていたのです。 

本来なら昨秋に種まきをするべきだったのですが個展を控え、とてもそれどころではなかったのです。
まさか 「チコリア」 までもが雑草の中で育っているとは思いもしませんでした。

昨晩のパーティーでイタリア風サラダを頂いたし、同じものを作って食べるのは芸がないし。
それならばと、グリークサラダを作ってみました。
ギリシアで食べたサラダは、もううんざりと言うほどオリーブオイルを使ってありましたので、
今回は健康志向で、ほんの少しのバージンオイル、塩、黒コショウでサッパリと味付け。
もちろんチーズは欠かせません。 ゴーダー と モッツァレラチーズ。

飲み物は? ワインもいいが、今回は黒糖焼酎で頂くことにしました。
ではバックグラウンドミュ-ジックは? せっかくだから地中海のDVDでも見ながらギリシア取材の
ことを思い出しつつ夕食を頂くことに致しました。

心地良い潮風に身を任せ、時間の感覚さえも失いそうになった、ギリシアの島々。
しばしの間、地中海の青い海でも眺めていましょう。 

コメント
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