桜開花まじかの報を聞きつつ上京し、千葉に来て早や一週間が過ぎてしまいました。
三月二十七日から四月二日の今日までの個展、どのような展開になるかと大変心配もし、
加えて三回目の個展ということでもあり、かなり緊張し続けた毎日でしたが、お運びくださいました
お客様のお心に支えられまして、今回の個展も無事締めさせていただきました。
前回から二年の期間がありましたが、あっと言う間に月日も経ち、作品の出来も心配でしたが
皆様からお褒めのお言葉を頂戴し、心より嬉しく、幸せに思いました。
三越の方々からも作品を高く評価していただき、二重の喜びでした。
お陰さまで次回の個展企画も頂くことができ、’09年3月~4月にと個展が決まりました。
私は焼物を創ることしか出来ませんが、その作品をご覧下さった方々が何かを感じて頂ければ幸せ、
それ等から明日への希望など持っていただければこの上ない喜びと思っております。
一つのものを成し得る、と言葉で表現するのはいとも簡単ですが、続ける、持続すると言うことは
至難の業だと思います。 それは私の仕事に限らず、すべてに於いて同様の事と思っております。
「継続は力なり」 とはその通りと思っております。 諦める事はいつでもできます。
壁にぶつかったら乗り越える努力をすればいいし、また回り道を見つけて元の本道にもどればいいし。
私の仕事は良い陶芸作品,を創り上げること。
お求め頂いた方々の宝物として、大切にしていただける作品を創り上げることが私の使命、
そう思っております。
これからも良い作品を創り上げられるよう,日々研鑽し精進したいと思います。
どうぞ今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
この度の千葉三越個展、ほんとうに楽しく思い出深い個展をさせていただきました。
心より御礼申し上げます。 誠にありがとうございました。