オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

フレンズオンアイス2015、メリル・デイビスへの思い

2015年09月03日 22時35分56秒 | フレンズ・オン・アイス2015
今年のフレンズオンアイスは初めて財務大臣閣下と一緒での会場入り。
そしてショーが終わって座席から立ち上がるとすぐに大臣閣下が一発。
「このアイスショーは下手な人は出られんのお~」
ごもっとも、ごもっとも。
ただ母から聞いたのだが、帰ってからも、私にはあまり言わないのだが、母には「よかった!よかった!本当によかった!」と盛んに言っていたらしい。
大臣閣下に、ご満足していただいて、本当に何よりでござんす。

さて今年のフレンズオンアイス。
見どころ満載でしたが、私が一番楽しみにしていたのが、アイスダンスのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト。
言うまでもない、ソチ冬季オリンピックのゴールドメダリスト。
そしてアイスダンス大好き人間の私にとってデイビス&ホワイトは最高のアイスダンスのスケーターであり、もし、この2人がいなければ、これほどアイスダンスにのめり込むことは無かったのではないかと思うくらい大きな存在である。
今まで「ジゼル」「こうもり」「シェエラザード」「マイフェアレディ」など、彼らのプログラムは、どれだけ私を歓喜させてくれたか!そして、彼らからどれだけアイスダンスの面白さ、素晴らしさを教えてもらったものか!
ただ、残念なことに、来日することも多かったこの2人でしたが、私自身、生で見るチャンスが全くなく、いつかは!という気持ちでした。
一昨年の福岡でのグランプリファイナルのチケットを逃した時は本当に悔しかった。
そして思いがけなく今回、フレンズオンアイスへの初出演。これを知った時は、まだチケットを入手していなかったので、絶対行かなければ!と強く思ったものです。
公演当日、私の視線はオープニングやフィナーレでのグループ演技では鈴木明子さんとメリル・デイビスばかり追いかけていました。
そしてデイビス&ホワイトによる演技。
競技会の時のような荒業はありませんが、たいへん近い距離感の2人の演技、そしてスピード。
やはりアイスダンスでの世界の頂点の演技。
デイビス&ホワイトの演技を見ていて思い出したのが吉田順氏著の「浅田真央 そして、その瞬間へ」の一節。
2012年のフランスでの世界選手権でのこと。

3月27日。この日は練習リンクで行われる公式練習が夜に1回あるのみだった。その練習リンクでは、真央のグループの練習が始まる直前、アイスダンスの練習が行われていた。
その中でメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組がいた。集中してして滑る二人。その様子を真央はリンクサイドでウォームアップしながら見つめていた。
初めはただ、見るともなく見ていただけだった。しかし真央は二人の滑りに引き込まれていった。
二人が、リンクのフェンスに沿って加速し、そして真央の前を通り過ぎていく。ものすごいスピード。氷を押して滑っているはずなのに、その音が全くしなかった。まるで1枚の紙が風に乗ってひらりと通り過ぎたようだった。流れのある、なめらかなスケーティング。それがいかに大切かは(佐藤)信夫コーチから何度も教わっていたけれど、その完成形を目の前で見ているような気がした。二人の滑りを、真央は心に焼き付けた。

あの浅田真央さんも大きな影響を受けたメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト。
私は、やっと見ることが出来ました。
私も二人の姿を心に焼き付けました。

さてさて8月29日、新横浜から帰ってきてすぐに当日の朝、ホテルで朝食をとっていた時、メリル・デイビスと遭遇したことを報告させて頂きました。
本当に私の間近なところに座っていたメリル・デイビス。
多くのキャストがいたにもかかわらず、この時、メリル・デイビス。
私は、単なる偶然とは思っていません。
フィギュアスケートの神様のご配慮だったと今も信じています。
私の語学力の無さで声をかけることは出来なく、ただメリル・デイビスの御姿を眺めるだけの短い時間でしたが、彼女と同じ時間を共有出来たことは、私にとって一生の思い出となるでしょう。




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