オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「イナバウワー自分らしく」

2014年01月04日 22時32分54秒 | 荒川静香さん
今日の朝日新聞朝刊の社会面。
ソチ冬季オリンピックに挑むアスリートや支える人たちを紹介する「冬空に舞う」
本日紹介されたのは荒川静香さん。サブ・タイトルは「荒川静香さんが演じた理由」
話題はトリノ冬季オリンピックのこと。
得点に加算されないイナバウワーをプログラムに入れることを決めたのはオリンピックの1か月前。
当時、コーチだったニコライ・モロゾフの一言。
「得点を重ねることがフィギュアではない。技術性と芸術が備わった競技だからこそ、個性を表現しろ」
「トレードマークだろ。自分らしさをだせ」

オリンピックではショートプログラムを終えて3位。しかし、順位は考えないようにしたとのこと。
「『本当に自分が狙ってきたことは何なのか』って何度も考えた」
フリーではショート1位のサーシャ・コーエンが転倒しても、迷いはなかったとのこと。
「『自分らしく、人の心に残る演技を』。そう誓ったのだから、他の目標を浮かべてはいけない」
そして5秒たらずのイナバウワーに思いを込めたとのこと。

「五輪は、目指した全てのアスリートに成長を促すのが最大の魅力」と確信している。目指した1日1日の積み重ねこそ「五輪」だった。

「本番はたった1日に過ぎない。どれほど思いをかけて向き合ったが大事」

そして記事の最後、オリンピックという大きな舞台に挑む選手たちへのメッセージで終えました。

「そのスポーツに出会って過ごせたことを、自分の財産にして欲しい。期待は重圧を跳ね返してきた力が、あるからこそ。大丈夫。何も不安になることはない」

現役の最後をソチに賭ける浅田真央さんと鈴木明子さん。
オリンピックを目の前にして、今、彼女たちの胸に去来していることは何であろうか?
バンクーバー冬季オリンピックから4年。
山あり谷ありでしたが、全て、それはソチにつながっていた。
どんなに苦しくても、頭からは離れなかったのはソチだったでしょう。
荒川静香さんのおっしゃる「自分らしく、人の心に残る演技を」
浅田真央さんらしい最高の演技、鈴木明子さんらしい最高の演技。
それをオリンピックという大きな舞台で見せて欲しい。
そしてオリンピックに出場する全ての選手の皆さんにオリンピックという特別な舞台に立てることに祝福を送ると共に、自分自身の持てるものを出し尽くした演技を期待します。
そこから大きな感動が生まれるに違いありません。




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