オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

北島康介選手を讃える

2012年08月02日 14時10分38秒 | スポーツ
今日は公休日。いつもなら朝からCDをガンガン聴くのですが、今日はまだ聴いていない。なぜなら朝からオリンピックの番組ばかり見ていたかである。
内村航平選手の男子体操個人総合で金メダル。凄かったなあ!
特に跳馬は本当に凄かった!
まさに世界一の体操の演技とは、内村航平選手の演技のことを言うのだろう。

そして男子競泳の平泳ぎ200メートルの決勝には、たいへん感動を憶えました。
この感動は、どこから来ているのであろうか。
銅メダルは立石諒選手。北島康介選手はメダルに届かず4位。
前半の北島選手の攻めの泳ぎ。凄いの一言だった。
立石選手の銅メダルも見事でしたが、北島選手も立派だった。
オリンピックで新旧の交代を目の当たりにして感慨無量。それも隣同士のコース。
しかし北島選手がメダルを取れなくてもこんなに爽やかな気持ちになれるのは何故だろう?
何か今までの北島選手の金メダルの時より爽やかさを感じました。
本当に心に残るレースでした。
試合後の北島康介選手のコメントに心が打たれました。

 「ぼくにできる精一杯のレースだと思うし、ずっとそうやってレースをしてきた。悔いはないです」
「3連覇よりも自分に対しての挑戦だった。この4年間は。たくさんの人から応援され、ここまでサポートしてくれた方々に感謝している」

オリンピックは4年に1度しかない特別な舞台。
4年に1度のオリンピックという特別な舞台に立つ事の重さ、意味を北島選手は、謙虚に、そして、しっかりと受け止めている違いない。そして、そのオリンピックに挑戦する事の尊さ。オリンピックで過去2連覇しているからこそ強く感じるのかもしれません。
その思いは、隣で泳いでいた銅メダルの立石選手に、しっかりと引き継がれたと言えるでしょう。

毎晩、私は柔道を見ていてイライラ感を強くしています。
何か心の中がスッキリしない。メダルが取れなかった北島選手の場合との違いは何故なのでしょう?
柔道の勝った負けたの結果だけではない何か。
それは結果よりも、何か日本の柔道界のオリンピックに対する姿勢かもしれません。
北島選手のように謙虚にオリンピックに挑戦する姿勢、世界にぶつかる姿勢が今の日本の柔道界に欠如しているのかもしれません。
柔道は日本のお家芸と思い込んでオリンピックに臨むか、オリンピックに出場できる重さ、意味合いをよく理解して臨むのか。世界の目線で臨む必要があると強く、この数日、思いました。

最後に、何度か当ブログでも掲載しましたトリノ冬季オリンピックの女子フィギュアスケートでの金メダルの荒川静香さんが著書でのオリンピックへの思いを、もう一度。
「オリンピックは、オリンピックそのものがゴールではなく、そこを目指す道のりこそが私は大切だと思っています」
「そしてオリンピックに出場できたなら、誰でも経験出来るわけではない、特別な舞台に立てる幸せを存分に神しみてほしいと思います。オリンピックを経験することは、人生において大きな財産になります。フィギュアスケートは、氷の上ではたった一人だけれども、気持ちは一つではありません。応援してくれる人の気持ち、自分の気持ち、来られなかった人の気持ち・・・みんなの気持ちを心に留めて臨めば、結果は後からついてくるものです」

ロンドン五輪は、まだまだ続きます。
どんなドラマ、心が打たれる場面があるのか楽しみです。



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