オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

久し振りに朝比奈隆のブルックナー

2014年07月18日 10時49分22秒 | 朝比奈 隆(生誕100年記念)
ブルックナー 交響曲第8番 ハ短調(ハース版)

朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団(1976年8月、神戸文化ホールでの公開録音、ジャンジャン盤)


久し振りにブルックナーの交響曲を聴いた。私は、若い頃からブルックナーの交響曲が大好きでしたが、最近はご無沙汰であった。
年齢を重ねるごとに、シベリウスの作品やイギリス音楽、そしてオペラの世界に、どんどん入って行ったため、ブルックナーを、あまり聴かなくなったが、ブルックナーに対する愛着は今も変わっていない。
今日は、本当にブルックナーの作品を聴きたいと思い、そしてブルックナーの最高傑作と言っていい交響曲第8番を朝から聴く。
選んだCDはヴァント、クナッパーツブッシュ、シューリヒトといった大家たちのCDを素通りして、やっぱり朝比奈隆の録音。
それも、誰もが褒めた晩年の録音ではなく、1976年録音のジャンジャン盤。
朝比奈隆、68歳の時の録音。今となっては幻となったジャンジャンによるブルックナー交響曲全集からの録音。
まだまだ大阪のローカル的なイメージが強かった頃の録音。しかし、全ては、ここから始まった!
生まれてきた響きは正に壮年期の朝比奈隆の演奏。晩年の録音にはない物凄い気迫、エネルギーに圧倒される。
第1楽章が始まり主題のテーマが盛り上がってフォルテに達した時、何かジッとしてはいられない気持ち、そして全曲を聴いていて、ダイナミックで、何か巨大で物凄い濃いものを見せつけられような気持ちになる。
朝比奈隆が指揮した第8番の録音は、いろいろありますが、そんな気持ちにさせられるのは、このジャンジャン盤しかない。
1976年の録音なので、まだまだオーケストラの技術は現在と比べて劣っているのは確かである。しかし、そんなことを超越したブルックナーの演奏がここにはある。
私が初めて朝比奈隆の演奏を生で聴いたのは1977年。本当に、いい時期に、この指揮者と出会えたものである。
2001年、93歳で亡くなってから、もう13年経ってしまった。
朝比奈隆の最晩年、会場で熱狂していた人たちは今も朝比奈隆の音楽を愛し、CDを聴き続けてくれているのだろうか?(これはカール・ベームにも同じことが言えますが・・・)
他人様の評価など気にせず、自分の好きな演奏家の録音を長年に渡って集め、聴き続ける。
これぞCD収集の醍醐味でしょうなあ。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
記事と関係ない話ですが・・・ (sasha)
2014-07-18 16:35:10
先ほど、真央ちゃんのHPを見に行きましたら
なんと!ボブスタイルになっていました!
休養シーズンだからこそできることですね。
ショートもお似合いです^^
返信する
Unknown (オペラファン)
2014-07-18 17:36:16
sasha様へ

情報ありがとうございました。
私も、さっそく浅田真央さんのHPへ見に行きました。
新しいヘア-スタイル。
たいへん可愛くお似合いですね。
もうすぐザ・アイス。
楽しみですね。
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