オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

荒川静香さんの新刊「誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術」

2013年12月16日 10時14分12秒 | 荒川静香さん
昨日は荒川静香さんの新刊「誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術」が届いていた。
2日連続のフィギュアスケートの本の到着。
財務大臣閣下の目つきが厳しかったぞよ。
今、私のオーディオのスピーカーからはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が流れている。
フィギュアスケート一色?仕事(現実)からの逃避か!

さて、今回の荒川静香さんの新刊。
あとがきにも書かれていますが5冊目の著書とのこと。私は全部購入してしまった。
今日、朝起きて一気に読む。
今までの著書で一番、読み応えがあった。
多くはルールと技術面を客観的に、そして分かりやすく分析して記されています。
やはりオリンピックと世界選手権で頂点に立った経験の上に、引退後の解説者としての積み重ねが大きいに違いありません。
今シーズン、グランプリシリーズも終わり、これから全日本選手権や全米選手権など各国のオリンピック代表選考会を経て、来年2月のソチ・オリンピックに向かっている今、フィギュアスケートの本来の魅力を再び見直すことが出来るいい機会を、この本は作ってくれました。

私が一番印象に残った荒川静香さんの文章。

「時々、理解不十分な結果に対して『不正だ』『八百長だ』と言う言葉を使って、感情的にブログなどに書き込む人を見かけますが、このスポーツを愛する者の一人として、とても残念に思います。こう言った感情論の左右されて、フィギュアスケート本来の魅力から目を逸らしてしまわないように、気をつけたいものです。
全ての採点に納得する必要はありませんが、基本的に世界中の関係者たちが力を合わせてこのスポーツを大切に思い、守ってきたことを忘れないでほしいなあと思います。
観る人の感性を刺激する芸術面を持ったスポーツであるフィギュアスケートは、心を豊かにしてくれるスポーツではないでしょうか」

私がフィギュアスケートを愛している理由をズバリ記されていて目が覚めました。私自身、最近、このことすら忘れてしまい、けっしてウケ狙いではないのですが感情的になっている時があったのではないかと、いろいろと思うことがあります。
この荒川静香さんの文章。肝に命じます。

また多くの現役の選手にも、触れられていますが、浅田真央さんへのコメントが強く印象に残りました。

「ただ(全日本選手権では)今シーズン順調な仕上がりでシーズンに入った浅田選手を打破することは容易ではない。
それだけ浅田選手のスケートには競技人生をかける強い想いが感じられます」

私は、このところCSのテレ朝チャンネルで、ノーカットで放送されたグランプリシリーズの録画をボチボチと見直しています。
今までとは違う視点から見ることが出来そうです。



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