28日の日曜日の深夜、NHK・BSで新国立劇場のバレエ「白鳥の湖」の公演の放送があり、今日、朝から一気に全曲を録画で見る。
やっぱりバレエはいいなあ。チャイコフスキーの音楽は最高だなあ。そして、その中でも「白鳥の湖」は、やっぱり最高だなあ。
そんな気持ちを持ちながら映像を見ていました。
さて今回、放送されたのは今月13日の公演の映像で正に直近の映像である。
なかなか新国立劇場のバレエの公演の映像は見ることが出来ないので興味深く見る。
「白鳥の湖」はヨーロッパのバレエ団の映像はDVDも手元にあり、よく見ていますが、日本の綺麗なお嬢さん達の公演も悪くない。
何度も再演されているマリウス・プディパ/レフ・イワーノフ振付に牧阿佐美が改訂振付した「新国立劇場版」ともいうべき公演とのこと。
いろいろな解釈があるラストはハッピーエンド。
主役のオデットとオディールを演じたのは新国立劇場のプリンシパルである米沢唯さん。
名前は知っていましたが今回初めてその踊りを見ました。
米沢唯さんのオデット姫。ちょっと可愛いらしいオデット姫でした。
それでも予想以上に見事でした。ちょっとした仕草や動きからオデットの気持ちが伝わってくるものがありました。ただ第3幕のブラックスワンのオディールを演じた時は、もう少し妖艶さが出ていたら、もっと素晴らしかったでしょう。
ただ、これからの活躍に期待したい。これから、もっと素晴らしいものになるでしょう。
また脇を固める新国立劇場のダンサーの皆さんの質も高く、目が離せなかった。
第1幕のワルツの場面、良かったなあ。
そして第3幕の各国の踊りも衣装の美しさもあり楽しく見ることが出来ました。
ただ第4幕の大詰め。ちょっと緊張感に欠ける演出だったのが残念だった。
また東京フィルハーモニー交響楽団の粗さの目立つ演奏も残念。
ただ何だかんだと言ってもレベルの高い公演で東京で常時、これだけの公演を見られるとは、地方在住の者にとって本当にうらやましい。
本当に地方はつまらん!?
参考までに浅田真央さんの「白鳥の湖」
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