オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「リンクで待つ子 いる限り」

2010年04月24日 14時16分38秒 | フィギュアスケート
今日の朝日新聞の朝刊に「リンクで待つ子 いる限り」というタイトルで山田満知子コーチの記事がありました。
山田コーチは伊藤みどりさんや浅田真央さんを育て、現在も村上佳菜子さんのコーチとして有名です。コーチ業は何と46年に及び、現在の教えている門下生は46人とのことで多忙な日々を送っているとのことです。

印象に残ったコメント。

「スケートは20代前半まで。やめてからの人生の方がずっと長い。リンクで素直な気持ちを養えば、素敵な大人になって幸せもつかめる。それはやりがいのある仕事だと少しずつ気付いていきました」
「何よりも長く続けることが大事(中略)私自身に向けた言葉でもあるんです。リンクで待っている子がいる限り」

山田コーチは、もう66歳である。しかし最近テレビの放送で見る村上佳菜子さんへの厳しいまなざし、そして愛情あふれるアドバイスは、たいへん印象に残っています。
これからも、どうかお元気で才能あるスケーターをどんどん育てて欲しいものである。
私自身、最近、どうも仕事上、年齢を感じていましたが、記事を読んで、まだまだ上には上がいるという思いを強くしました。
体と知力が動く限り仕事したいものである。


追伸

今日は公休日。勤務地が変わって公休日が何と水曜、土曜に変わってしまった。秋になるとフィギュアスケートの新しいシーズン。関西で開かれる競技会にも脚を運んでみるつもりです。情報があれば御願い申し上げます。
今日は午後より酒を飲みながら昨年暮の全日本選手権、そしてバンクーバー冬季オリンピックの女子シングルの録画を続けて見ました。
胸が一杯になる。物凄いドラマを見ている感があった。
全日本選手権で中野友加里さんは「火の鳥」を演じた後の表情を見て、彼女自身「これで全てが終わった」と心の中に過ぎるものがあったのだろうか?あの身の引き方を見ると、いろいろと思ってしまう。現在、彼女の新しい情報は当然ですが全く入ってこない。彼女の演技をもう見る事が出来ないと言う引退の現実の大きさを改めて感じるばかりである。そして中野友加里さんのことを忘れることが出来ない自分がいる。
鈴木明子さんの涙。浅田真央さんの涙。ジョアニー・ロシェットの涙。キム・ヨナの涙。
全力を尽くした後の涙は美しく特に印象深い。
新しいシーズンが始まるまで、こんな日々が続くのでしょう。