オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今年の聴き始め。

2010年01月04日 16時36分32秒 | 今日、聴いたCD
ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
朝比奈隆指揮ベルリン・ドイツ交響楽団(1989年9月 ベルリン芸術週間でのライブ録音)
(輸入盤 WEITBLICK SSS0104-2)

ヨハン・シュトラウス2世 喜歌劇「くるまば草」序曲、ワルツ「わが家で」「愛の歌」など
ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(1975年1月1日ニューイヤーコンサートでのライブ録音)
(デッカ 「ウィンナ・ワルツ大全集~シュトラウス一家とその周辺の音楽~」)

年末年始の6連勤が終わり、今日はやっと今年最初の公休日である。
今年最初のCDの聴き始めを何にするか思案していましたが、昨年の大晦日に届いた朝比奈隆指揮、ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」にしました。
手元にある朝比奈隆の「英雄」のCDは何種類あるのだろうか?その中で海外のオーケストラとの録音は初登場である。
朝比奈隆は終生ベートーヴェンの交響曲を大切なレパートリーとしていたが、九つの交響曲の中で「英雄」を一番得意としていたと思います。
今回はドイツのオケとの録音である。最初は指揮者とオケがやや互いに探りあいの感はありましたが第2楽章以降は「見事」の一言で、この交響曲の持つスケールの大きさを満喫することが出来ました。特にオーボエ奏者の音色が大変印象的で第2楽章や第4楽章が本当に素晴らしいものとなりました。
演奏の全体的に言えるは正に「魂の乱舞」であり、数多い朝比奈隆の「英雄」の録音の中でも欠く事の出来ない録音だと言ってよいでしょう。
今年も、こんな演奏を多く聴きたい、聴いていきたいものである。

交響曲「英雄」を聴いたあと、やはり、お正月という事でウィンナーワルツを聴く。
ボスコフスキー指揮ウィーンフィルによるウィンナワルツ全集に収録されている録音の中で私が1番お気に入りなのは1975年のニューイヤーコンサートのライブ録音である。「くるまば草」序曲やワルツ「愛の歌」などはまさに極上の演奏である。
現在ではニューイヤーコンサートは著名指揮者による持ち回りでライブ録音が当たり前になりましたが、私の世代には、やはりウィーンフィルのニューイヤーコンサートと言えばボスコフスキーに行き着いてしまいます。

今年もいろいろなCDを探し求めることとなります。ただ経済事情の為、いかに安く素晴らしい録音のCDを探し出すかの1年となり、どうしても旧録音が中心になるでしょう。

昼より久し振りに本屋行き、DVDオペラコレクションのシリーズの最新号のヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」を衝動買いする。
カルロス・クライバー指揮によるバイエルン国立歌劇場での映像で、何と1990円の超お買い得である。
これから、このDVDを見て、その後、BSフジの「メダリスト・オン・アイス」の放送を見ることになります。
あのエキシビションから、もう1週間も経ちましたが、私の心の中では、まだ余韻が大きく残っています。
おそらく、この余韻が薄くなった頃、バンクーバー冬季オリンピックなのでしょう。