オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

NHK交響楽団の「わが祖国」全曲

2009年06月04日 10時05分08秒 | NHK交響楽団
昨日の朝、健康診断へ行く。メロメロだった。血圧は相変わらずヒートアップしているし尿検査ではタンパクが降りていて問診の医師からはいろいろと言われて、大いに落ち込んでしまった。
やはり疲れが抜けていなない為であろう。連休が欲しい。中間決算も、もうすぐで何かと忙しくなるが、とにかく体調を万全にして8月22日の新横浜でのFOIに備えたい。荒川静香さんに会える!この日が唯一の私にとっての光明である。

本当は一ヶ月に一度は生のオーケストラの演奏会を聴きに行く事が出来たら、気分も変わるのかもしれませんが地方在住ではどうにもなりません。そんな中、私が結構、楽しんでいるのは毎週、金曜の午前のNHK・BS2でのNHK交響楽団の定期演奏会の放送である。一回の演奏会のプログラムをカットなしで、最初から最後まで全て見る事が出来、また知ったかぶりの音楽評論家やアナウンサーのコメントも皆無で演奏会の雰囲気も味合うことが出来ます。
昨晩、2週間ほど前の放送の録画を見ました。2月の定期演奏会からで曲目はスメタナの連作交響詩「わが祖国」全曲である。たいへんな大曲である。指揮はラドシル・エリシュカ。チェコの音楽界の重鎮との事ですが、恥ずかしながら、私にとって、よく知らない指揮者である。当然、初めて演奏を聴いたことになります。
スメタナの「わが祖国」の全曲を聴くということは、やはり何か特別な気持ちになってしまいます。作曲者とチェコの人々の自国に対する思い、そしてボヘミアの自然や伝説が詰まった作品で、この作品と同じレベルの熱い思いを持って聴かなければいけないのではと思います。
私が初めてこの作品の全曲を聴いたのはノイマン指揮チェコフィルによるレコードでした。第1曲の「高い城」の冒頭のハープの独奏を聴いて何とも言えない気持ちになった事を憶えています。
この全曲では第2曲の「モルダウ」が特に有名ですが私は第4曲の「ボヘミアの森と草原から」が大好きです。まさにボヘミアへの自然賛歌と言うべき作品と言ってよいでしょう。
今回のN響の演奏では特に後半の第5曲「ターポル」そして第6曲「ブラニーク」が素晴らしかった。凄い盛り上がりでした。「ブラニーク」の最後、第1曲の「高い城」のテーマが響き渡る所はいつ聴いてもグッとくるものを感じます。

私は「わが祖国」全曲のCDはノイマン指揮チェコフィルの東京でのライブ盤とマタチッチが1968年NHK交響楽団を指揮したライブ盤の2枚しか持っていませんが他にも熱い演奏のCDはないのでしょうか?いろいろと調べてみたいと思います。