オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

グラズノフのバレエ「ライモンダ」

2009年06月22日 10時55分14秒 | 音楽
久し振りの更新である。苦しい事もいろいろありますが、この世の中には音楽やフィギュアスケートなど美しいものもたくさんあり、それらを心の糧にしていきたいと思います。

さて、このところ完全にクラシックバレエにはまってしまいました。元々バレエは好きでしたが中野友加里さんの影響でどうにもならない状況におちいってしまいました。「バレエファン」と改名しなくてはいけないかな?と思ってしまうほどです。
数日前、街の商店街の本屋の音楽書のコーナーに行ってみると出版業界から発売されているオペラとバレエのDVDのシリーズ物を眺めていると思わず目が止まったDVDがありました。
グラズノフ作曲、バレエ「ライモンダ」、2009年2月の東京の新国立劇場での公演のライブ映像、そして当日のプリマは何とスヴェトラーナ・ザハロワではないか!すぐに商品を手に取りレジへ走ってしまいました。
スヴェトラーナ・ザハロワ!現在、モスクワのボリショイバレエのプリンシパルである。私が持っているミラノスカラ座の「白鳥の湖」の公演のDVDでオデットとオディールの二役を演じていたのがザハロワである。美しさの極みと言えるようなオデット、そして妖艶の極みといえるオディール。本当に見事でした。
グラズノフは今、私の一番気になる作曲家である。解説書を読んでみると「ライモンダ」は世界でも全幕上演されることが稀な作品との事である。私も部分的には聴いたことがありますが全曲を通して聴くはこのDVDが初めてである。
第1幕第1場のザハロワ扮するライモンダの登場のシーン。音楽の躍動感!そしてザハロワの毅然とした美しさ!これでノックアウトである。また第3幕の結婚式の場面ではハンガリーの民族舞踊も入りバレエの醍醐味満点である。全曲を通じて感じたのはやはり表現は下手ですがロシア音楽の持つ独特な哀愁をおびたロマンと言えるでしょう。
グラズノフのバレエ音楽には「四季」という作品もあります。今もスヴェトラーノフ指揮ロンドン響のCDを聴きながらパソコンの前にいます。最近のお気に入りのCDです。こちらの音楽も一度聴いたら忘れられないものがあります。一度、実際のバレエのステージの映像で見てみたいものです。