オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「中国少女」

2009年03月12日 15時30分02秒 | 今日、聴いたCD
昨日、仕事から帰宅後、昨年放送された「NHK杯フィギュアスケート30年」の録画をまた見てしまいました。特に昨日、繰り返して見た映像はペアの申雪&趙宏博の演技である。スロージャンプ、ツイストなど繰り出す技の一つ一つのスケールのある演技に改めて魅了されました。音楽は「トゥーランドット」、それも荒川静香さんがトリノで金メダルに輝いた時と同じ音源のものである。

「中国少女」(CHINA GIRL)

ヴァイオリンのヴァネッサ・メイのアルバム名である。この2曲目に収録されているのがプッチーニ歌劇「トゥーランドット」によるヴァイオリンの為の幻想曲。これが荒川静香さんや申雪&趙宏博の「トゥーランドット」の音源です。
EMIからフィギュアスケートの音楽を集めたCDにも収録されているようですが私はオリジナルのアルバムの形で持っています。
残念ながら国内盤は現在無いようで私が持っているのは輸入盤で持っています。
昨シーズンはアメリカのキミー・マイズナーがフリーで「トゥーランドット」の音楽を使用しましたが別の編曲のもので、旋律の美しさや迫力などは、やはりメイの演奏の録音が勝っていたと思います。
今日は久し振りにこのCDを取り出して「トゥーランドット」によるヴァイオリンの為の幻想曲を聴きました。
聴きなれたテレビのスピーカーではなく私のオーディオのスピーカーから大きく鳴り響く演奏を聴いて改めて、歌なしで聴いてもこのオペラの持つ旋律の美しさに心が奪われました。
このあとはCDを入れ替えながら「揚げひばり」「スペイン奇想曲」そして「仮面舞踏会」などフィギュアスケートで魅了された曲をフィギュアスケートの雑誌を目を通しながら聴いていました。
来シーズンはどんなクラッシックの名曲、それも意表のついた隠れた名曲が飛び出すか楽しみです。




楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」その2

2009年03月12日 09時58分13秒 | 今日、聴いたCD
ワーグナー 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」全曲

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウ(ハンス・ザックス)プラシド・ドミンゴ(ワルター)カトリーナ・リゲンツァ(エヴァ)クリスタ・ルートヴィッヒ(マクダレーネ)

オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ歌劇場管弦楽団・合唱団(合唱指揮ワルター・ハーゲン・クロール)
(輸入盤 ドイツ・グラモフォン 477 7559)1976年録音

上記CDを、2月初め購入して一度コメントしましたが、あれから二度ほど全曲を通して聴きました。昨年の暮、バッハの宗教曲全集という、大変なアルバムを購入しましたが「クリスマス・オラトリオ」を半分聴いて頓挫状態の中、ワーグナーのオペラとなると苦も無く全曲を一気に聴く事ができるのは、バッハの観点から見ると本当に自分自身、成長が無く、本当に情けない気持ちである。今も、スピーカーからワーグナーの音楽が流れていますが、今日のように仕事で体がクタクタになっている時は、どうしてもワーグナーに走ってしまいます。
http://blog.goo.ne.jp/0612-0523/e/584eac4196f72e6a8a1eb7c9ab0b2e33
http://blog.goo.ne.jp/0612-0523/e/ee5e519a1d2b67e1d2065107064656a1

さて楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」は、やはり私の大好きなオペラの一つである。今まではサヴァリッシュがバイエルン国立歌劇場のオケを振ったスタジオ録音をよく聴いていましたが、今回のヨッフムがベルリン・ドイツ・オペラ歌劇場のオケを振ったスタジオ録音の方を大変気に入っています。サヴァリッシュ盤では響きが時としてシャープで音楽の作りに固さを感じる事もありましたが、ヨッフム盤はいぶし銀のような響きが作品全体を包んでくれているようで、私にとって、こちらの方が心地よく感じます。

いろいろなオペラの登場人物の中で一番好きな人物は?と聞かれたら、やはり「ハンス・ザックス」と答えるでしょう。ハンス・ザックスの年齢と今の私の年齢が、おそらく今、重なっているのではと思う事もあります。物事を大局的に見ながらも、自分の気持ち中にも複雑な葛藤ある人物のように思え、どうしても私自身と重なるものを感じます。
このオペラにはクナッパーツブッシュ指揮のバイエルン国立歌劇場でのライブ録音があるらしいが、まだ聴いたことがありません。R・シュトラウスの「ばらの騎士」が素晴らしかっただけに、ぜひ聴いてみたいものである。

話は変わりますが今、話題の定額給付金、わが町では来月半ばから給付開始とのことである。私の給付金は、おそらく財務大臣閣下に握られるのであろう。
私としては、この給付金で昨年発売され、買えなかった朝比奈隆指揮新日本フィルによる楽劇「ニーベルンクの指輪」の全曲録音のCDを購入したいと秘かに思っているのですが、却下されるでしょう。しかし何とかしたいものである。