オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

オール・シベリウス・プログラム

2008年12月15日 11時02分31秒 | 音楽
昨日の深夜は大忙しであった。大河ドラマ「篤姫」の最終回、GPファイナルのエキシビション、そしてNHK・BS2でイギリスのフィルハーモニア管弦楽団の演奏会の放送があった。指揮はアシュケナージ。プログラムは交響詩「フィンランディア」、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第2番というオール・シベリウスである。
一番のお目当ては諏訪内晶子さんの独奏のヴァイオリン協奏曲である。私の大好きな作品である。諏訪内さんのヴァイオリン独奏はやはり良かった!この作品の真髄と言える第1楽章を見事に聴かせてくれました。しかし音楽とは関係ないのですが、インタビューの映像でも美人の彼女の表情がきつく感じたのは私だけでしょうか?最近、週刊誌でプライベートの事を書きたてられていましたが・・・早く安心した気持ちで演奏に専念させてあげたいものです。

シベリウスの交響曲といえば第7番まである中で何かの一つ覚えのように第2番ばかり脚光をあびています。けっして悪い曲ではないのですが・・・2番ならば私は第1番の方に魅かれます。
私はやはりシベリウスが民族主義に燃えた時期が落ち着いてヘルシンキ郊外の「アイノラ荘」に引きこもって書き上げた4番から7番の作品の方が傑作だと信じています。けっして外面効果のない聴きやすい作品ではありませんが、こちらの方がシベリウスの全てがあると思っています。4番から7番の交響曲はフィンランドの自然を見つめながら、はるか大きな宇宙を見つめた凝縮した壮大な世界と言うべきか!

最後にこんなオール・シベリウスプログラムを聴いてみたい。


交響曲第6番ニ短調 作品104
交響詩「タピオラ」 作品112
交響曲第7番ハ長調 作品105

絶対、お客が入りそうもないプログラムである。しかしシベリウスの傑作の森である。

私はシベリウスの交響曲のCDに関してはベルグルント指揮ヘルシンキフィルの全集(EMI盤)を大切にしています。私自身、あまりお国ものにこだわる方では無いのですがこの録音だけは別格です。

「怒涛の1ヶ月」

2008年12月15日 10時01分03秒 | 2008-2009年シーズン
昨日の朝、出社すると何人かの社員に「よかったですね~」と、朝の挨拶代わりに声を掛けられました。最初、何の事?かと思いましたが、全て浅田真央さんのGPファイナルの優勝のことだと分かり、朝から心地よい気分でした。私がフィギュアスケートにはまっていることを、こんな方まで知っているのかと知り驚きでした。最近、いいニュースが無いので浅田さんの優勝は本当に明るい話題で、余計、皆の注目を浴び、喜ばせたのでしょう。
そして夜遅く仕事から帰宅してエキシビションをチラッと見て(タレント2人の知ったかぶりにイライラする)久し振りに浅田さんのフランス大会のフリーの演技の録画を見ました。改めて見直して2回のトリプルアクセルは当然ありませんし転倒ありのミスだらけの演技ですが、やはり凄さを感じる演技である。この「仮面舞踏会」という重たいプログラムをやろうとする覚悟が画面から伝わって来ます。全てはここから始まった!録画を見たあと、荒川静香さんの公式サイトのメッセージの「怒涛の一週間」を読み直してみました。改めて荒川さんの、浅田さんの立場をよく理解した深い読み、分析等に感服しました。このメッセージのおかげで私自身、フランス大会の2位という結果だけで一般の報道に流される事なく、じっくりとGPファイナルまで浅田さんの演技を見つめることが出来、荒川さんに感謝の気持ちで一杯です。
http://www.shizuka-arakawa.com/message
フランス大会からGPファイナルまでの約1ヶ月、浅田さんはタラソワコーチとどのような練習を積んだのだろうか?間違いなく私のような凡人には計り知れない想像を絶する日々を過ごしたのでしょう。まさに「怒涛の1ヶ月」だったに違いありません。今回のGPファイナルではこれから世界のフィギュアスケート界は浅田真央さんとキム・ヨナさんの頂点争いを中心に回っていくことを本当に実感することが出来ました。
バンクーバーの冬季オリンピックまで2人の動向には目が離せなくなってきました。

なお余談ですが今回のGPファイナルのペアとアイスダンスの放送はやはり無いのであろうか?フリーだけでもぜひ見たいものです。