オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2008年、NHK杯

2008年12月01日 14時11分41秒 | 2008-2009年シーズン
先週末は仕事面でいろいろ忙しく、なおかつフィギュアスケートのNHK杯で本当に慌ただしかった。今年の正月に念願の地デジ対応のテレビを購入したので、今回の大会はハイビジョン放送を中心にたっぷりとフィギュアスケートを楽しむことが出来ました。今回はNHKなので私の好きなアイスダンスやペアもきれいな映像で見る事が出来、この前までの民放のGPシリーズの放送ではアイスダンスやペアは話題にされなかったので、やっと見た気がしました。
民放のGPシリーズの放送は録画しましたがCMはしかたないとして、その他の部分も編集、削除しまくって、各約2時間の放送が約20分になってしまいましたが今回のNHK杯はノーカットでDVDにダヴィングするつもりです。各スケーターの演技はもちろんですが、競技会独特の雰囲気、緊張感が放送から伝わり、映像も美しく、落ち着いて会場にいるような臨場感に浸ることが出来るからです。
また演技を楽しむ事の邪魔になるような実況もなく、こちらも落ち着いて聴くことが出来ました。曲目の解説もきちんとされ、初めて曲を聴く方もわかりやすかったのではないかと思います。NHKのアナはフィギュアスケートが知識として、また(言い方は悪いですが)教養(特に刈屋アナ)としてきちんと身についているのでが、民放のアナとの実況との差として出ているのが歴然としてわかります。
願わくはバンクーバーの冬季オリンピックの女子シングルの放送は荒川静香さんの解説、刈屋アナウンサーの実況でぜひ見たいものです。皆様のNHK様、ぜひ御願い申し上げます。
またハイビジョン放送でのペアのフリーとアイスダンスの放送の間にはカトリナ・ビットと荒川静香さんの対談もあり贅沢させて頂きました。

今回の大会は日本人選手の活躍もありましたが、今年のGPシリーズの中で一番、見ごたえ、内容があったと思います。GPシリーズの最終戦ということで各スケーターもかなり滑り込んできているからかもしれません。
その中で一番、強烈に印象に残ったのは鈴木明子さんと、やはり浅田真央さんでした。
鈴木明子さんがここまでやるとは想像以上でした。昨年暮れの全日本選手権のフリーでの最終グループ。中野友加里さんが「スペイン奇想曲」で会場内を沸かすだけ湧かせた後、鈴木さんが登場して演技が始まると、それまで異様だった雰囲気がサッと落ち着いて、きちんと自分の演技を見せる実力は素晴らしいものを感じ、ジャンプでミスはありましたがその時、彼女は絶対ただ者ではないと強く思いました。今回のNHK杯では、彼女の今までのご苦労、努力が見事に開花したといってよいでしょう。また放送では刈屋アナが鈴木さんの病気のことを民放のようにしつこく言わなかったのも良かった。鈴木さんをあまり知らなかった方もストレートに彼女の演技の素晴らしさを感じることが出来たのではないでしょうか?
現在、我国の女子シングルは浅田真央さん、安藤美姫さん、中野友加里さんがトップスリーで、この3人のあとを本当に誰が追うのか注目していましたが鈴木さんが、この3人に追随する存在になったことは間違いないでしょう.
今年暮れの全日本選手権ではぜひ好成績をあげて、世界選手権を目指して欲しいものです。

浅田真央さんの今回の見事な演技に関する感想は皆様、同じだと思いますので割愛しますが、最初のトリプル・アクセルジャンプを見たとき本当に私は震えがきました。超一流スケーターによる超難度の技の物凄さ、凄まじさをこのジャンプ一つで思い知らされました。二度目のジャンプは認定されなかったのが残念ですが次回のお楽しみとしておきましょう。
今回の浅田さんの演技を見て、彼女はどこまで深化するのか、どこまで登りつめようとするのか、末恐ろしくなって来るものを感じました。

次はGPファイナルです。今度は民放での放送です。特別ナビゲーターにSNAPのクサナギ君とのことで民放は相変わらずのようです。中野友加里さんや安藤美姫さんの仕上がり具合も楽しみですが、やはり浅田真央さんとキム・ヨナさんの顔あわせの期待が膨らみます。