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オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

お宝映像「2002年、全日本選手権・女子フリー」

2015年10月16日 09時22分19秒 | フィギュアスケート
今月4日に有料放送のTBSチャンネルで2002年の全日本選手権から女子シングルのフリーのお宝映像が放送されました。
現在はフジテレビが放送していますが、当時はTBSが放送していたのだな。思い出しました。
私自身、この時の放送をリアルタイムで放送を見ていたかどうか、記憶が薄いのですが、浅田真央さんの演技を憶えているので、見ていたのは間違いない。

主な出場選手の年齢。横の順位は、この大会での順位。
浅田真央さん(12歳、小学6年)7位
荒川静香さん(20歳 大学生)3位
安藤美姫さん(15歳 中学3年)5位
中野友加里さん(17歳 高校生)6位
恩田美栄さん(20歳 大学生)2位
村主章枝さん(21歳 大学生)1位(優勝)
太田由希奈さん(16歳 高校生)4位

このお宝映像を見ていて、こんな時代もあったのだなあと懐かしさで一杯になる。
皆さんの後年の活躍を知っているだけに、この頃はまさに、大きな美しい華が開花する直前という感を強く持ちました。
浅田真央さんは、この時はまだノービス。特別推薦で、いきなりシニアの全日本初出場。いかに当時から彼女への期待が大きかったかが良く分かります。
この大会ではトリプルアクセルは、残念ながら回転不足でしたが、3-3-3の連続ジャンプを見事に成功させて、底力を見せつけています。
当時の実況で「(浅田真央さんは)近い将来、世界のフィギュアスケート界を牽引するであろう関係者が述べています」と言うコメントが、たいへん印象に残りました。
そして現在、浅田真央さんは見事復活。世界のフィギュアスケート界を見事に牽引して、今も多くの選手の皆さんに刺激を与えています。

荒川静香さんのフリーの曲目は映画「タイタニック」の音楽。
まだまだ固い時代の荒川静香さん。ジャンプは現在の方が自然で、きれいだなあ。
まだ、この頃はダイアモンドの原石の時期だったといいでしょう。
これ以降、見事に磨き上げられ、輝きを増し、現在は最高のプロスケーター。
この頃かなあ?私が長野冬季オリンピックでの転倒した日本代表の高校生の女の子が荒川静香さんだったと気が付いたのは?
何か魅かれるものを強く感じ、これ以降、荒川静香さんに注目していった私のフィギュアスケートを見る目が変わった転換期の時期と言っていいでしょう。

中野友加里さんは見事にトリプルアクセル成功。
全日本での女子のトリプルアクセルの成功は伊藤みどりさん以来、7シーズン振りだったとのこと。
今も昔もトリプルアクセルは難度の高い荒業。
伊藤みどりさん、中野友加里さん、浅田真央さん。次に全日本でトリプルアクセルを跳ぶのは誰だろうか?

一番、目を見張ったのは太田由希奈さんの演技。この大会の直前のジュニアのGPファイナルで見事優勝。音楽は歌劇「トゥーランドット」
伸びやかで、そして本当に美しい。
そして素晴らしい笑顔。
何度も見直してしまいました。
シニアに上がってケガに泣かされたのが本当に残念。
私は彼女が最後の全日本出場になった2007年のフリーを大阪で見ました。
その時の演技と重なるものがあり、本当に感慨深いものがあります。

表彰式の映像で、観客席に浅田真央さんの姿。そして真央さんの横の女の子は村上佳菜子さん?
今回の放送で残念だったのは鈴木明子さんの映像がなかったこと。見たかったなあ。
番組の最後にアイスダンスの映像。
優勝の有川梨絵さん& 宮本賢二さんの演技。
現在、振付師として大活躍の宮本賢二さんの超お宝映像。
TBSには、まだまだ眠っているお宝映像があるのかな?あるのならば、ぜひ、どんどん放送して欲しいものである。




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NHK「ファミリーヒストリー」の八木沼純子さん

2015年09月13日 22時04分22秒 | フィギュアスケート
毎週金曜の夜10時からよく見る番組にNHKの地上波での放送されている「ファミリーヒストリー」があります。
この11日金曜の放送に登場したのは八木沼純子さん。
フィギュアスケート関係で登場したのは小塚崇彦君以来、二人目かな?
スタジオに登場した八木沼純子さんは何と和服姿。
うわ~!素敵!
家系の紹介で、八木沼純子さんには松方正義、山本権兵衛と言う2人の内閣総理大臣の血が流れているとはビックリ!知りませんでした。
しかし、やはり大きな存在だったのは彼女の祖母である松方正義の孫にあたる米子さんの存在の大きさでしょう。
そして祖母の米子さんの夫の樺山資英氏(当然、純子さんの祖父)は外交官。戦前、時の外務大臣松岡洋右の秘書官まで務めた方。
しかし樺山資英氏は戦後すぐ、昭和22年にガンで死去。39歳の若さだった。
米子さんは残された2人の幼い子(長女が純子さんの母)を働きながら育てていくのであるが、資英氏が70年前に映した8ミリフィルムが発見され、この夫妻の映像を見ていて、短い夫婦生活でしたが米子さんと資英氏の夫婦の情愛の深さに胸を打つものがありました。
第2次世界大戦、そして戦後の樺山資英氏の早い死など時代に翻弄されながらも、家族を愛し、家族を大切にした一家の姿があり、八木沼純子さんにも、その血が脈々と流れているということ。
米子さんは孫の八木沼純子さんのオリンピック出場を見届けて平成7年に82歳で死去。
久し振りに、見応えのある心に残る番組でした。




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特集「高橋大輔」

2014年12月30日 21時57分54秒 | フィギュアスケート
フィギュアスケートの雑誌「ワールド・フィギュアスケート」の最新号が手元に届く。
今回の最新号は一冊丸ごと特集「高橋大輔」である。
とにかく写真が素晴らしい。本当に見入ってしまった。
高橋大輔さんの魅力。彼がリンクに現れただけで、何か会場全体が明るくなる華やかさ、そして何か気持ちも高揚させる凄さ。
私は2008年から6年連続でフレンズオンアイスを会場で見ることが出来ました。
そして6年連続、会場で荒川静香さんのフレンズの一人として高橋大輔さんの演技を見ました。
新しいシーズンを前に、高橋大輔さんの新しいプログラムの初お披露目を見ることができる喜び。これもフレンズオンアイスを見る喜びの一つでした。
2回の冬季オリンピックを挟んでのこの6年、高橋大輔さんの足跡を私自身、実際に目の当りで見ることが出来たことは私の大きな財産です。
最新号では長光歌子コーチやニコライ・モロゾフコーチなどインタビュー記事も充実していて、仕事が休みの日にじっくりと読むつもりです。
この最新号、フィギュアスケートファン必読の1冊と言っても言い過ぎではありません。

さて当ブログ、これで今年最後の更新となります。
今年は私自身、4月の消費税増税、そして人事異動と大変な1年でした。
本年もいろいろとお世話になりました。
来年はより良い1年になりますようにと願うばかりです。
どうか良い年をお迎えください。




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続・モテモテ?羽生結弦君

2014年12月02日 10時08分30秒 | フィギュアスケート
NHK杯のバンケットの画像見つけました。

やっぱり羽生結弦君はモテモテです。

そして、やっぱり李子君ちゃん。行きますなあ~。

村上佳菜子さんも李子君ちゃんに負けてはいないようです。

何か微笑ましくなります。

羽生君は、この時だけケガの辛さも忘れたでしょうなあ~。







モテモテ?羽生結弦君

さてさて、これから、仕事のため、ほとんど見ていないNHK杯の録画を一気に見るつもり。
エキシビションでは鈴木明子さんと織田信成君の楽しいコラボが、あったらしい。
アイスダンスから見るか、女子シングルから見るか、それともエキシビション?
ただ今、思案中でごんす。


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アリッサ・シズニーの引退に寄せて

2014年07月01日 10時45分44秒 | フィギュアスケート
3月の世界選手権終了後、いろいろな有名スケーターの去就が話題になっていますが、私には一人の気になっていた女子シングルのスケーターがいました。
アメリカのアリッサ・シズニー。
シズニーは海外のスケーターの中で私が一番好きなスケーター。(今はロシアのアデリーナ・ソトニコワが加わっている)
そのシズニーが6月19日、競技生活からの引退を発表しました。
このところ故障で苦しんでいて、昨年もNHK杯に出場予定でしたが、出場辞退して心配していましたが、とうとう来る時が来たかという気持ち。
本当に美しい滑りを見せてくれたスケーターでした。
特に佐藤有香さんがコーチになってからは、その美しさは特に際立っていました。
流れるような美しさでした。
特にスピンとスパイラルは素晴らしかった。美しかった。
そしてドーナツスピンの美しさ、回転の凄さは世界最高だったと言っていいでしょう。
そんなシズニーが2010年12月、グランプリ・ファイナルで見事、優勝した時は本当に嬉しかった。
エキシビションでの「ムーン・リバー」も忘れがたいものがあります。
その時、私は当ブログで次のように記しています。

>さて、多くのフィギュアスケートファンの皆さんは日本人選手が優勝しなかったので、がっかりしている方がほとんどでしょう。しかし、私は全くがっかりしてません。なぜなら、アリッサ・シズニーが優勝したからである。シズニーの優勝は本当に嬉しい。本当におめでとう!
本当に美しい演技だった。シズニーほど、フィギュアスケートの持つ美しさを強く感じさせるスケーターはいない。得意のスピンは息を飲むような美しさである。またブルーの衣装が氷上に映えて本当に美しい。「美しい」という言葉しか思い浮かばない。
今回の優勝で少しでもシズニーの魅力に気が付いてくれる方がいれば、こんな嬉しいことはありません。

昨晩、久し振りにこの時の映像を収めたDVDを見ました。本当にため息の出るような美しさでした。
グランプリ・ファイナルでの優勝経験もあり、また全米選手権での2度の優勝があるシズニーですが、オリンピックには、とうとう縁がありませんでした。彼女の美しい演技をオリンピックのリンクで見ることが出来なかったのはファンとして本当に残念です。
私がテレビですが最後に彼女のフリーの演技を見たプログラムはシベリウスの「悲しきワルツ」
シベリウスの作品が大好きな私にとって本当に楽しみにしていたプログラム。
シベリウスの作品の持つ北欧の冷たい空気、デリケートな雰囲気の中で、シズニーは厳しく、そして美しく舞ってくれた。
自分が好きな作品を、好きなスケーターの演技で見ることができる喜びを、私に与えてくれたプログラムでした。
引退後の彼女の動向に関しては全く情報がありませんが、故障をキチンと直して、プロスケーターとして再びスケートリンクに立って欲しい。
そして再び、美しい演技を再び見たいと言う気持ちが強い。
長い間、故障で苦しんだ彼女ですが、第2の人生が素晴らしいものであることを願うばかりです。


















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モテモテ?羽生結弦君

2014年03月06日 11時07分57秒 | フィギュアスケート
今、歯科から帰ってきたところ。
約1時間半の治療でクタクタ。
そして本日の治療金額7800円也で、私の財布の中はスッテンテン。
そして帰宅してみると、私は契約している駐車場で、いつもの隣の番号の所に私の車を止めているとの連絡。
昨晩遅く、本当に無意識で止めてしまった。
たいへん叱られる。
もう踏んだり蹴ったり状態。

と、言うことで今日は気分転換。
たまには、こんな話題もいいか!どうかお許し下さい。
中国では羽生結弦君と李子君ちゃんの2ショット写真が話題になっているらしい。
ソチ冬季オリンピックでも子君ちゃんの可愛い笑顔は、おじさんを喜ばせてくれました。
いろいろ捜してみましたが、話題の写真は下の写真かな?



さてさて羽生君は女の子を嬉しくさせるオーラがあるのかな?
次の写真はオリンピックのエキシビションのリハーサルでの写真。
お相手は女子シングル・金メダルのアデリーナ・ソトニコワ。
正に黄金カップル。
それにしてもアデリーナちゃん、本当に嬉しそうだなあ~。



そして、そして次の写真はエキシビション本番での写真。
お相手はユリア・リプ二ツカヤ。
いつもは、固~い表情が多いユリアちゃんですが、何と何と羽生君と一緒だと、普段、見せてくれない表情になります。
お~!



これらの写真、眺めていて何か心が和むものがありますなあ。
それにしても「若い」というのは本当に素晴らしい。そして、かけがえのないもの。
今は、すっかり頭も薄くなってしまいましたが、こんなおじさんにも羽生君と同じ年齢の頃があったんだぞう~!
但し、女の子は寄ってきませんでしたが・・・。
せめて、今はフィギュアスケートを見る時くらいは若返った気持ちでいたいものです。

下の写真は私の好きな写真。
浅田真央さんとソトニコワのアイコンタクト。
お互い、どんな気持ちを込めていたのか、思いを馳せるものがあります。




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アルベールビル五輪の伊藤みどりさん

2014年01月20日 13時45分46秒 | フィギュアスケート


今日は風邪で絶不調。今年になって、ロクでもないことばかり。
極力、自分が楽しくなることばかり考えようと思っている。今は、いよいよ直前となってきたソチ冬季オリンピックのばかり思うようにしている。
私自身、中学生の時、初めてテレビで見た冬季オリンピックだった札幌大会のインパクトが大変強く、そのまま歳を取ってきた感じである。
ですから、どうも私は夏のオリンピックより冬のオリンピックの方に魅かれてしまいます。
雪と氷の祭典。冬の自然と調和して雪や氷の上で繰りひろられるアスリートたちの活躍。全て札幌大会に感じた気持ちが、今もそのままである。
そして、冬のオリンピックの、いろいろな競技のなかで、私にとっての頂点はフィギュアスケートである。そして、冬のオリンピックの華と言われている女子フィギュアは私とって特別なものと言っていいでしょう。

さて、先週16日の夜遅く、NHK・BS1で1992年のアルベールビル冬季オリンピックで銀メダルの伊藤みどりさんのドキュメンタリー番組がありました。ひょっとして再放送だったかもしれません。
見ていて深い感動を憶えました。
このオリンピックで伊藤みどりさんはショートプログラムでは4位。得意のジャンプに苦しみ調子が上らない状態。
しかし、その中でけっして自分らしさを見失しなかった伊藤みどりさん。
そしてフリーでも最初のトリプルアクセルに失敗して転倒。もうメダルは絶望的かと誰もが思った時、最後の1分を切ったところで、見事なトリプルアクセルが成功。
それも身震いを感じさせるトリプルアクセル。
物凄い集中力と気迫、そしてトリプルアクセルへのこだわり。
あれから、もう20年も経ってしまいましたが、あの時に感じた感動は今も薄れることはありません。
伊藤みどりさんがトリプルアクセルを成功させた時、流れていた音楽はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
そして来月のオリンピックでは、浅田真央さんもトリプルアクセルを引っ提げて、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でフリーの演技に挑みます。
年月の大きな流れ、しかし、しっかりと日本の女子フィギュアの伝統が、しっかりと受け継がれていることに深い感慨が込み上げてきます。
昨日、欧州選手権のフリーの演技を全て見て改めて感じたのは日本の女子フィギュアスケート界のレベルの高さ。(ロシアの上位2人だけが飛びぬけているように感じました)
今日は日本選手団の結団式。
オリンピック代表の浅田真央さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さんには日本の女子フィギュア界の底力を世界に見せつける演技を期待しています。


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リレハンメル冬季オリンピックでの佐藤有香さん

2013年10月12日 22時29分00秒 | フィギュアスケート


1994年、ノルウェーのリレハンメル冬季オリンピックでの佐藤有香さんのフリーの演技。
この時の冬季オリンピックでは5位。そして翌年の世界選手権では見事、優勝。
現行のルールでも、彼女のスケーティングは素晴らしいと思います。
だからこそ、現在のプロスケーターとしての彼女の演技は人を、ひきつけるものがあるのでしょう。
彼女の指導を受けているアリッサ・シズニーや今井遥さんの今シーズンの活躍を期待します。

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「あなたが選ぶNHK杯フィギュア名場面」

2012年11月29日 15時08分31秒 | フィギュアスケート
今日は公休日。まだ見ていない今年のNHK杯の録画を見ていく。またDVDへのダビングのための編集も行っている。大忙しである。
その中で大会前に放送された「あなたが選ぶNHK杯フィギュア名場面」という番組の録画があった。録画をしていたことすら忘れていた。
おっ、ゲストは浅田舞さん。
いいねえ~。うれしいねえ~。
おじさんは彼女のお姿を見ただけでポ~としてしまいました。

さて録画を見ていて、やはり懐かしい。
カトリーナ・ビットの「カルメン」
やはり絶対に忘れてはいけない演技、プログラムでしょう。
そして久し振りに見た中野友加里さんのプロコフィエフのバレエ音楽「シンデレラ」
かなり番組では省略されていましたが後半のスパイラルを見ていたら何か熱いものが込み上げて来ました。
私は、今も、どうしても中野友加里さんの演技を見てしまうと目がうるんでしまいます。
そして一番懐かしかったのは渡辺絵美さんの映像。
私が大学生の頃は彼女が我が国の女子シングルのトップだった。
今の若い方は、彼女のことは、おそらく知らないでしょう。
彼女の映像を見て懐かしく思うのは私が齢をとったということか?

1位は2008年の浅田真央さんの「仮面舞踏会」
やっぱりと思い、そして当然だと思いました。
浅田真央さんの「仮面舞踏会」はNHK杯名場面1位と言うより、私が今まで見たフィギュアスケートのいろいろなプログラムの中で最高ランクのプログラム。
このプログラム以上に、私の心を揺さぶったプログラムはない。
そして、この年のシーズンの「仮面舞踏会」の演技では、このNHK杯が最高だった。
浅田真央さんとタラソワコーチのコンビによる最高のプログラム。このコンビが作りに作った浅田真央さんの持てる技術を最高に生かし練り上げた最高のプログラム。
また当日の放送での荒川静香さんの解説と刈屋アナウンサーの実況も、たっぷりと聞けるのも嬉しい。素晴らしい解説と実況。正に名コンビである。
荒川静香さんがNHK杯の解説をしたのは、この年だけだったはず。本当に残念である。
もし浅田真央さんが、今、「仮面舞踏会」を演ずるとなったら、どのようなプログラムになるのだろうか?
もう一度見たい。






「小塚崇彦~五輪の夢・小塚家3代の挑戦~」

2012年11月13日 10時28分30秒 | フィギュアスケート
昨晩、たいへん心に残る番組を見ました。
NHK総合テレビ、夜10時からの「ファミリーヒストリー」
昨晩の特集は「小塚崇彦~五輪の夢・小塚家3代の挑戦~」であった。
小塚家3代となっているが、ほとんど崇彦君の祖父・小塚光彦氏の物語である。
たった1人の男の若い頃の情熱が、現在、大きく花開いている。現在の日本のフィギュアスケート界の世界的レベルの高さは崇彦君の祖父・光彦氏のスケートとの出会い、そして情熱から始まったと思うと感慨無量の気持ちになりました。

小塚光彦氏は1933年17歳の時、中国の満州に渡り当時の新京(現在の長春)でカメラマンとして就職。
そして新京の屋外スケート場でスケートに熱を上げている当時14歳の女子学生に初恋をする。
光彦氏が撮影した、この女子学生の氷上での写真も放送で公開され、その見事な写真に驚かされるものがありました。やがて彼女と一緒にスケートを滑りたいと言う一心から自身もスケートを始め、スケートの魅力を知り、スケートにのめり込んで行く。
この初恋の女子学生は家族と北京へ移り、光彦氏は生前2度と彼女と会う事はなかった。ただ、番組の最後、ソプライズがあり胸を打つものがありました。
そして光彦氏は練習仲間であり同志と言える中村公正氏(のち南方で戦死)と出会う。その頃、札幌での冬季オリンピックが決定しオリンピック出場を目指すが戦局の悪化で中止。
オリンピック中止で失意の光彦氏への中村公正氏の言葉が後々、光彦氏の心に大きく響き、大きな影響を与えることになる。

「オリンピックはまたやってくる。夢を諦めてはいけない」

「自分たちはダメでも子や孫に夢を託すことができる」

戦後、郷里で愛知県スケート連盟を立ち上げる。
伊藤みどりさん、浅田真央さん、中野友加里さん、安藤美姫さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さん・・・そして私が期待している大庭雅さん、佐藤未生さんも愛知県。
現在の愛知県のスケート界の凄さは小塚光彦氏を語らなければ始まらない。
そして、それが我が国のフィギュアスケート界の世界的レベルにつながっている。

孫の崇彦君が小さい頃、まだ男子フィギュアでは3回転ジャンプが主流だった時の光彦氏の言葉が凄い。

「いずれ4回転の時代が来る。4回転を跳びなさい」

バンクーバーオリンピックで孫の崇彦君が4回転ジャンプの成功をテレビで見た光彦氏の心に去来したものは何だったでしょうか?
番組の最後、今年の7月、日光で開催されたアイスショーの「ザ・アイス」に出演している小塚崇彦君の元に車いすに乗った90歳を超えた老婆が訪ねたシーンでこの番組を終えました。
この老婆こそ祖父・光彦氏の新京時代の初恋の女子学生でした。
彼女への恋心、憧れからスケートに情熱を注ぎ、その情熱は終生、変わらなかった。
そして光彦氏の夢は、息子嗣彦氏から孫の崇彦君へ。
スケートに一生を捧げた今は亡き小塚光彦氏の思いが一気に番組の最後に迫ってきた感を強くしました。

いよいよソチ冬季オリンピックまで1年半となりました。
これから、どんなドラマがあるのか、フィギュアスケートを愛する者にとって、エキサイティングな1年半となるでしょう。



新京のスケートリンクで小塚光彦氏(右)と初恋の女性(左)







名言集

2012年07月20日 23時20分33秒 | フィギュアスケート



フィギュアスケーター達の名言集を見つけました。

どれも、これも心に響く言葉ばかり。

特に私の心を突き刺した言葉。

「私には失うものは何もありません」(鈴木明子)

また私を唸らせた言葉

「よいしょ、って跳びます」(浅田真央)

そして、やはりこの方の言葉

「今、この瞬間を大切に生きる。それが自分の挑戦であり、明日への道へと続いていく」(荒川静香)

その他ではクリスティ・ヤマグチ、安藤美姫さん、長洲未来さん、そしてタラソワコーチの言葉も強く印象に残りました。

言葉の持つ力というものは本当強い!

「日本フィギュアスケート栄光の軌跡」

2012年01月14日 20時48分25秒 | フィギュアスケート
インフルエンザで、数日、休んでいましたが、今日から職場に復帰しました。
昨年、予防注射を打っていたので、高熱を出さなかったのが幸いでした。
ただ昨日まで、ずっと寝ていたので、さすがに、しんどかった!

さて久し振りの更新。
やはり、今週の月曜にCSのJ SPORTS4で放送された「日本フィギュアスケート栄光の軌跡」に触れなくてはいけません。
放送されたのは荒川静香さんが優勝した2004年の世界選手権、そして佐藤有香さんが優勝した1994年の世界選手権の映像である。

まず2004年の世界選手権。
本当に見応えがありました。
この当時の実力者、ミシェル・クワン、サーシャ・コーエン、イリナ・スルツカヤ、そして荒川静香さんや村主章枝さん。そして当時の新しい力としてカロリーナ・コストナー、ジョアニー・ロシェット、そして安藤美姫さんの登場。あの当時にタイムスリップしたような感じでした。
特に印象に残ったのは、まずミシェル・クワン。フリーでは演技前にたいへんなアクシデントがありましたが、素晴らしい「トスカ」だったと思います。
また久しぶりに見た安藤美姫さんの「火の鳥」には魅了されました。そして、この頃、安藤美姫さんの登場がいかに衝撃的だったか!世界のフィギュアスケート界にとって、いかに彼女の登場が大きなことだったか、再認識させられました。

そして荒川静香さん!本当に素晴らしい「トゥーランドット」!
荒川さんは、どうしても2年後のトリノ冬季オリンピックのイメージが強いのですが、この2004年の世界選手権が競技者としての荒川静香さんの最高の演技だったのではと思ったりしました。
世界選手権の最終グループは、この時が初めてだったとのことですが、この時、既に何か風格すら感じさせ、他の実力者を圧倒させるものがあり、何か2年後のオリンピックでの金メダルを予感させるものを感じたのは私の思い過ぎでしょうか?
解説の杉田秀雄さんのコメントが印象に残りました。
「(荒川静香さんは)ジュニアで出てきた時から凄い才能(の持ち主)でした。天才少女そのもの。ただ、笑顔がなかった。この時からです。笑顔が出てきたのは」
ただ、この世界選手権からトリノ冬季オリンピックまでの2年が、荒川静香さんの「金メダルへの道」である。
この2年間が、荒川静香さんを、さらに大きな存在にしたと言っても過言ではありません。
2004年の世界選手権の映像を見ていて、現在の荒川静香さんのこれまでの歩みが重なり感慨無量でした。
出来るものでしたら、2004年以前の荒川さんの演技の映像もじっくりと見てみたいものです。

次に荒川静香さんの優勝の10年前、佐藤有香さんが優勝した1994年の世界選手権。
私は初めて見る映像である。
現在のルールに慣れていると、どうしても1994年当時の演技を見ると、ゆるく感じるのではないかと思っていましたが、佐藤有香さんの演技を見て本当にびっくりした!驚いた!凄い!
私の変な予想など佐藤有香さんに見事に蹴っ飛ばされた。
当時の佐藤有香さんの演技に古さなど、全く感じさせない。
この演技を現在のルールで採点しても、かなりの高得点ではと思っていたら、解説の藤森美恵子さんのコメントあり。
「今のルールの原点のプログラムです」
荒川静香さんが佐藤有香さんを、たいへん尊敬しているのが、本当によく分かりました。

今回は本当に素晴らしい映像を見せて頂きました。
正に私にとって最高のお宝映像です。
DVDできちんと保存して、フィギュアスケートとは何だろう?フィギュアスケートの神髄を見たいと思ったら取り出して、繰り返して、じっくりと見たいと思います。






ジェフリー・バトル のエルガー その2

2011年10月03日 22時52分44秒 | フィギュアスケート



ひろびろ様の情報で、ジェフリー・バトルのエルガーのチェロ協奏曲での演技の映像を見つけました。
情報、本当にありがとうございました。
2002年のNHK杯の映像。
エルガーのチェロ協奏曲と言えば、やはり今は亡き女流チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレの録音を忘れることが出来ません。
本当に心にしみます。


ミシェル・クワンのラフマニノフ

2011年09月29日 22時56分21秒 | フィギュアスケート



いつもお世話になっているsasha様のブログを見ると2002年ソルトレイクシティ冬季冬季オリンピックの時のミシェル・クワンのフリー「シェヘラザード」の情報。
ふと思ったのは、このオリンピックの時のクワンのSPはラフマニノフだったはずと言うこと。
SPの演技の最後、私の大好きなピアノ協奏曲第3番(有名な第2番より好きです)の第3楽章のフィナーレの音楽に乗っての素晴らしいスパイラルをテレビで見て我を忘れたのがこの時だったはずと思い出し、映像を探すと、すぐに見つかりました。
この頃のミシェル・クワンが一番、好きだな。