雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

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ロア部 動画目録

2020 / 2018~2019 / 2017 / 2015~2016

Youtubeのロア部にアップされている対戦動画の目録になります

ブラッディロア3対戦会の予定は上のバナーから確認できます
(ARCADEiSMのイベントカレンダーページへと飛びます)

ファイル置き場

置いてあるもの
・風雲STBと堕落天使の動画 (だいたいニコニコに上げたもの)
・アルメセラ年代記に出てくる家系の周期表
・ブラッディロア3のキャラ別フレーム表

3/25
・まだ寒いので履歴をクリア
・ブラッディロア3のフレーム表(calcで作ったヤツ)をアップ

筆休め

2011年07月07日 | music
目がバテる。
こんな時は何か聞きながら寝て過ごすに限る。

■YAPOOS 「ヤプーズ計画」


アニキのCDを片付けてる時に掘り返して以来ヘヴィロテ中。
87年リリースとは思えない斬新さ。挑戦的で前衛的な捨て曲ナシの逸品。
戸川純名義でやりたい放題なんもいいんだけどねー
このアルバムは密度が違うわ…


■Mogwai 「Come On Die Young」


高校時代のバンド友達から借りた一枚。
貸してくれたのはハードコア好きな友人、それに加えてこのジャケである。
こりゃあハードなモンに違いあんめぇ!!と思ってたら…何とも綺麗で繊細で神経質そうな音。
toeに先駆けること5年、ポストロックとの出会いはここだった。
ポストロックといえばTortoiseも聞き込みたいんだけどなー…
アレも「TNT」だけで満足してしまう自分が居る。

これを貸してくれた友人はその後もWIREやArab Strapなんかも貸してくれましたし、
何よりVENOMを始めHR/HMについて真面目に語り合える貴重な友人でした。
今は何をやっていることやら。
梅雨時にポストロックはあまり合わないとは思いつつも、暑気払いにならんかなぁとつい毎年聞き返すモンなんですよ。

投票券

2011年05月31日 | music
AKBのアレが相変わらず酷い。
このまんまだとミスチルの記録が抜かれるとか何とか。

ミスチルが名もなき詩で200万枚売ってた頃が音楽番組を一番よく見てた。
毎週TV欄をチェックして14型のテレビデオの前で待機、
要らない所は切り捨てないとビデオの容量が容量だったので、
目当てのアーティストが出てきてからすぐに録画ボタンを押してたんだよ。
もう今は音楽番組自体が減ってるんだろうし、目当てにするような人等も居ないしな。


んでAKBとは関係ないんだけど、
昔を振り返ってる間についででふと思い出したパーソンズ。
CDは持ってないんでYoutubeで聞いてみようとレッツゴー。
幽白の劇場版テーマソングに使われてた曲でタイトルも知ってたのでこれは余裕でヒット。




これで件の「sayonaraは言わない」は聞けたんですが、
「そういや何かのドラマのOPも歌ってなかったっけか?」と思いググるググる。

ヒントはというと、
・学校サボってた頃に昼下がりのドラマ再放送枠で見た
・改名前の保阪尚輝主演
・左官屋かなんかの役で何人か覚えてないが近所の姉妹と茶番劇を繰り広げる
ここまで。
wikipediaをうろついた結果、「毎度ゴメンなさぁい」ってドラマだったわ。
そういやこんなふざけたタイトルだったな…


主題歌を見てみると「Be-B - 憧夢~風に向かって~」とある。
パーソンズじゃなかったんだ…
こっちもYoutubeで聞くと開始3秒で「ああ…これだ…」ってなったわ。
曲の雰囲気が同じなんだろうね。自分の中で。
しかし歌上手いわ。




パーソンズもBe-Bもバブリーな時代だったからか、

・とりあえず金があるから量で勝負
・どれかが当たって制作費を余裕で回収
・んじゃそれをテンプレにして焼き増ししていこう

ドラマでも音楽でも、こんな光景が当たり前だったんだろうな。

バブル崩壊から十数年、不況だ不況だって言いながら「とりあえず仲間由紀恵で」ってドラマ作ったり、
「ジャニタレ出しときゃいいだろ」ってテキトーにマンガを実写化したり。
冒頭のAKB投票券や韓流ブームもそうだけど、1つの突出したモノを全振りでゴリ押ししてる所を見ると、
TVで発信してる側が投資してる額は昔と大差ないんだろうなぁと思ったりね。
どっちも今は興味がわかないからどうでもいいんだけどさ。

ちょうどいいね

2011年03月01日 | music
たまたま音楽関係のブックマークを整理しようと思い立ち、
手元のブックマークのデッドリンクその他を確認している最中に、
Velvet Teenの新譜のPVが公開された事を知りました。
1月7日には米国でリリースされてたっぽいのですが、アルバムリリースも控えているハズなので、
EPのお買い上げはスルーでしょうか。

Cum Laudeの延長線って感じになるんでしょうか。
でももっと解りやすくなってそうな気もします。
正直「Gyzmkid」浮いてたしな…
あーでも1st、2nd、3rdは全部色が違ってるけどどれも好きだわ。
テキトーにタワレコをブラ付いてて出会えた奇跡。
あの時のオレにGJだな。


ええもんですね

2011年02月27日 | music
この間買ったモノ。

■Matryoshka 「Zatracenie」

国産エレクトロニカ。
どことなく退廃的な雰囲気のジャケットに目を奪われますよね。
んでジャケットのイメージ通りの音がまた心地良い。
ピアノとストリングスを中心に、ダウナーだけどちょっとした高揚感のある歌声と、
もろもろのノイズを綺麗に掛けあわせた珠玉の逸品。
あんまり音を大きくしないで一日中垂れ流していたくなる、そんなアルバムじゃないでしょうか。
何も考えずにだらだらしたい、そんな脱力用BGMとして間違いなくオススメです。
2ndが楽しみ。


■Lali Puna 「Faking the books」

ドイツ産なのに聴きやすい!!
エレクトロニカだと思ってたけど、どうやらこのアルバムではポストロック色が濃いっぽいね。
これが3rdなんで前二作はもうちょっとニカらしい仕上がりになってるんじゃないだろうか。
所々でクラフトワーク臭を嗅ぎとってしまうのは自分だけなんでしょうか…
どっちも気持ち良いことには変わりがないからいいんだけどね。
ポストロックっぽいのにクラフトワークっぽさもある。これがイイのだ。

こちらもMatryoshka同様に垂れ流したくなるアルバムだけど、
今のところは散歩用BGMとして超重宝してます。
あとは車で垂れ流すのにも向いてるんじゃないでしょうか。
あるいは睡眠導入剤としても良さげな感じ。

この泥棒猫め

2011年01月29日 | music
渋さ知らズ動画探してただけのつもりがいつのまにかKatzenjammer動画で癒されてました。
ほぼ2年前のドイツツアー中、ケルンの教会跡っぽいハコでのライブがTVでも放映されたみたい。
それがYoutubeに上がってたんでまったり鑑賞。
どこかにセットリストが無いか必死で探してるんですけどねー

そんな感じでオウガをAI戦闘にして放置しつつ○ボタンを連打。
うっかりこんな時間…
見始めた時にはまだ日があった気がするんだ…
ホントYoutubeもニコニコも時間泥棒だわな。

水ぶくれが治りつつあるので、部屋の片付けもあるけどまたベースを弾く日々に戻るとするか。
もっとやりたい事あるんだけどねー
時間って残酷よね…
そういやインド料理を食いに行く計画もあったな…
西明石駅周辺は色んなメシ屋があるのに、明石駅前は飲み屋しかないから困る。
たまには普通にメシ食いたい時だってあるさ。

ちょっと遡っても宜しいですか?

2010年12月14日 | music
海老謝罪見る。
ちょっと感動する。
海老蔵謝罪会見は見てないけどもうコレでいい気がしてきた…
そんな感じでちょっと(だいぶ)遡って、今日は10年くらい前に聞いてた音楽を。

■Fiona Apple 「When The Pawn」 (真実)

本当は長い長いタイトルのアルバムなんですが…
最初はツタヤで借りたんだけど、再生し始めてすぐに野太い男性ボーカルが襲ってきた。
ラベル見たら「Foo Fighters」って書いてあったよ…
でもコレが記念すべきフーファイとの出会いだったんDA。
結局後でCD買ったけどさ。

デビュー作の「TIDAL」のが有名なんでしょうけど、
自分のお気に入りはこちらの「When The Pawn」ですね。
これを買ってしばらくしてから、MP3の再生に対応したCDプレイヤーも買って、
登下校の最中や、休み時間にタワレコを散策する時に愛聴したもんです。
1曲目の「On The Bound」は自分の中で「三宮センター街のテーマ」に据えられてるぐらい。

フィオナ・アップルを知ったきっかけは「TIDAL」収録の「Never Is A Promise」でして、
当然「When The Pawn」には収録されてないんだけど、
国内盤にはビートルズの「Across The Universe」のカヴァーと共に特典として収録されてます。
「自分の感情を大きく揺り動かす歌なので、コンサートの度に歌うのが辛い」と本人が語るこの曲、
ライブ版のパフォーマンスを聴いてると、それがひしひしと伝わって来ます。
買うときは是非国内盤を。


■Yes 「Close To The Edge」 (危機)

プログレとの出会い。
叔父さんからとりあえず聞いとけとばかりにキンクリの精神異常者を焼いてもらってですね、
プログレすげー!!ってなってた時期に、友人から次の一歩をして貸してもらったアルバム。
本当は「こわれもの」こと「Fragile」を借りる予定だったんだけど、
紛失しちゃったらしく結果こちらの「危機」を借りたのだ。
今では「危機」の方を先に聴いてて良かったと思うんだけどね。

18分にも及ぶ大作組曲など3曲で構成された濃密な1枚。
「こわれもの」は「Roundabout」「Heart of the Sunrise」の2曲で持ってるような気がするんで、
中だるみしない「危機」の方が好きなのかも知れません。
あとは「こわれもの」以上にクリス・スクワイアのベースが堪能できるトコ。
特に「Siberian Khatru」の変な解放感が堪らなく好き。
実に変態的だけど美しい…
クリス・スクワイアはこの時から心の師匠的な人ですね。
リッケンのベースは買わずとも、高低音を上げたブリブリした音作りは高校生やってた頃によくマネしてました。
部屋の片付けが終わったらRoundaboutの練習に励むんだ…


自分だけなんやろかね

2010年12月04日 | music
節操無く色んな言葉の音楽を聴いている時なんかだと、
早口の関西弁でも他所の国の言葉に聞こえることがよくある。
自分は生まれて以来ずっと関西弁しか喋って無いんですけどね…
声が響く場所なんかだとそれはもう顕著で、
喋ってる本人の滑舌如何ではなくホントに何言ってるかわかんない。
聴いてる音楽の方も何言ってるかわかんないけど、聴いてて理解しようとしているのかしらね。
ちょっとした謎。


そんな感じで北欧以外の音楽も聴こうとしているんですが、
フランス語の歌はだんだんと馴染んで来た感がありますので、
そろそろまたドイツの方の歌でも聴こうかしら。
ラムシュの新譜も気になるけど、新規開拓のが良いと見た。
候補はアインシュテルツェン・ノイバウテンかヴィーア・ザインド・ヘルデンかどっちか。
集めやすさで後者に軍配が上がりそうではある。

ドイツ語に限らないで話を進めると、ここ最近で気になったのはクレモンティーヌ。
でも近場で手に入るのはたぶん国内盤が殆ど。
聞けりゃいいやって人間にとっては輸入盤で何ら問題は無いんだけどなー
そもそも本国ではちゃんと流通してるんですか?となるとちょっと疑問。
アニソンカバーとかいいんで普通のフレンチ・ポップやらボサノヴァやら歌っていて欲しいのです。

忘れ物

2010年11月26日 | music
結構前に手に入れてたもの。
書いてた気になってたけど振り返るとスルーしてたね…

■Yelle 「Pop-Up」

否が応でも最近の木村カエラとダブるトコかあるんですが、
こっちのが先ですからね。
パクったわけでは無いと思うんだけど、キャラ替えのタイミングがどうにも怪しい怪しい。
1st・2ndは結構普通のロックもやってたんだけどねぇ…
気付けばホットペッパーでピッププップ歌い出して最終的にはリングディンドンだよ…
どうしてこうなった…


ということでYelle。
これもまたフレンチ・ポップなんだろう。
何言ってるかなんて全然わかんないけどさ。けっこう際どい事も言ってるみたいですね。
フランスって映像にせよ音楽にせよ、日本ほど締め付けが無いような気がしたんよ。
芸術だとか文化の立場がはっきりしてるからなんだろうなぁ…
それはともかく、この音は何と形容すればよいのやら。
クネクネしたダンスも(何か正しい呼び名があったはず)印象的ですが、
ホットパンツに単色のデカTが似合うなんて素晴らしいですよね。
ブラヴォー。


■Jojo Mayer & Nerve「Prohibited Beats」

ありがとうアマゾン。
人力ドラムンベースでお馴染みのジョジョ・メイヤー&ナーヴの一枚。
打ち込みだと聞かされれば騙されてしまうこと請け合いですよね。
実際ライブやってる映像はニコ動でもつべでも転がってるんですが、
ほんともうなんだろね。人間じゃないよねアレ。
一芸極まればここまで行けるっていう一例なのやら。
他にも人の身でありながらこっち方面に転びかけてる人も居るわけで、
ジョジョ・メイヤー以外にもこういった音源が出てれば手をつけてみたくはあるね。

あくまでも生で、というこだわりがひしひしと伝わってくるのも特徴でしょうか。
先に挙げたライブ映像でも、スタジオ編集盤と何も変わらないと言っていい仕上がり。
シンプルだけど奥深い、そんな音が気持ち良い。
初期のテクノに通じるモノがあるかもね。


まだまだ書き漏れはたくさんあったけど、当分はオウガまみれの日々を過ごすだろうし、
ボツボツと続けていこう…

キャー

2010年11月16日 | music
まさかの…
まさかのイエマシ再始動ですよ!!
全然気付かんかったわ…
でもブックマーク残しておいて良かった良かった。ホント。

元チーム青森の小野寺・林(共に旧姓)コンビの復活も嬉しかったんですが、
時を同じくして同様に結婚してから活動停止していたイエマシが4年の時を経て復活ッ!!
これは何かの偶然?それとも運命ってヤツなのか?
どっちにせよチョー嬉しい。マンモスうれぴーってヤツですな。
そういや酒井法子が復活するとか言うのは冗談で済みそうなんだよな…
あっちはほんと冗談で済ませて欲しいけどさ。

幸せついでにサクッと全作品聞き返しつつ軽くレヴュー。
正直なところブックオフでよく見るので、気になったヤツは買うんだ。
オレも1st、2nd、3rdはブックオフで買ったからなんかアレなんだけどさ…


■1st 「Father's Golden Fish」
サカナ。
1stなのに十分凶悪。
後発のアルバムと比べても音質に難無し。というか一番好みかも。
2nd以降も全くブレない音楽性が既に生まれてるし、入門というか基礎っぽい一枚。
とはいえ今聴き返してると非常に素直な音ですので、イエマシの色は薄めですね。
あとCDのラベルに書いてあるサカナが可愛いです。
オビのキャッチコピーは何か的を射ているような勘違いしているような。でも好き。


■2nd 「Spot Remover」
ゴミ収集?
今作から中身のブックレットにメンバー写真が入るようになりましたが、
ほんとやってる音楽との落差がね。野茂のフォークぐらい落ちてます。
どっちを上に取るかってのは人によるけどさー
1stと比べると勢い一辺倒にならんように色々とひねくってる感じ。
試行錯誤が一番見やすい作品かも知れませんね。


■3rd 「Build & Destroy」
自分の中では一番凶悪な音のアルバム。
初期のセパルトゥラに近いモノがあるね。
ドラムのタマちゃんは確かイゴール・カヴァレラに憧れてドラムを叩いてた人だったハズ。
ちょっとモタってるけど女性と思えない2バスっぷりが光る。
1stの勢いと2ndで捻った具合が程良く噛み合ってる1枚。


■4th 「Bean Ball」
時期的に一番有名な作品かも。
このアルバムを引っさげて世界を回った彼女たち。
その後は2001年にBEAST FEASTに参加してSLAYERの楽屋に呼ばれたりした。
円熟期だけあって3rdよりさらに良く、かつ自然に煮詰められてる逸品。
イエマシ聴くならこれから入れって断言してもいいと思うぜ。


■5th 「Yellow Bucket」
円熟期を迎えてこうなった。
1st以上に勢いが良い。全力でかっ飛ばしてる1枚。
それでいて節々にイエマシらしさはちゃんと残してるワケで…
自分ランキングでは余裕の一位。イエマシの作品中では一番のお気に入り。
ヴォーカルがもうちょっと前に出てたらさらに良かったと思うんだけどなぁ。


新譜がいつ出るのかってのが気になるんで、今後はこまめにチェックせんとな。
イエマシに限らずブックマークの管理はちゃんとせにゃならんなぁと考えさせられるね。

んなッ

2010年10月24日 | music
驚きの数々。数々の驚き。
色々とサボッてた間に色んな事があったみたいね。
いつも通り忘れないためのメモ。


■VT来日してた
だいたい一週間くらい前。
しかも2ndの「Elysium」リリース後の来日ツアーと比べると多めの本数。
東京多めだったとはいえ、これは行きたかったなぁ…
そしてこの諦念。

気分を切り替えて。
新EPの発売も決まったみたいだし、3rd「Cum Laude」以来ご無沙汰してた音源もお目見え。
ニューアルバムも来年中には出るだろうし、久々に楽しみな新譜になりそう。


■22-20s活動再開
素直に嬉しい。
けど不安要素もあってですね…
復活後のライブ音源がナンボかアップされてて期待しつつ聴いてはみたけど、
唯一出したアルバムがかなり濃厚なブルース・ロックだったのに対し、
なんか小ぢんまりと収まってる印象。内省的というか。
もうちょっと高めの温度や音の肉密度が詰まってる方が個人的には好み。
何にせよ期待して正座しつつ待つべきか。
こちらも(若干不安ながら)新作の仕上がりが楽しみなバンド。


■フィオナ・アップルが新譜を出すよ
来年春だとか。
3rdでは前2枚と雰囲気が変わって、演歌にも似たアプローチの楽曲が多かった(気がする)彼女。
4thとなる新譜では意気投合したプロデューサーの匂いが多分に含まれてるような感じ。
それがどう転ぶかは分からんけど、2ndぐらい聴き心地の良いアルバムになればいいなぁと勝手に期待。



忘れているんだよ

2010年10月23日 | music
Katzenjammerとかと一緒に買った分。
ある意味「買い戻した」と言ってもいい一枚と、
フランス版歌って踊れる由美かおるのゴシカルなジャケに騙される一枚。


■椎名林檎 「私と放電」

中学の時には友達とCD借りたり貸したりしててさ。
自分はミッシェルを除くとV系しか持ってなかったので、
こっちから貸すのは敬遠されたけど洋・邦問わず色々と借りたもんです。
中でも椎名林檎の存在っていうのは大きく、
・ポップスなのやらロックなのやら
・社会現象(笑)にまでなった歌詞を通じた独特の世界観
・「おかずになさっても宜しくてよ」と本人が公認したPV
中二心を擽るには十分過ぎた人でした。

当時はシングル出たら誰かが借りてMDにダビングして貸してくれたり、
あるいはラジオを録音してくれたりしました。
今ではちょっとだけ考えづらい絵になるかもな。
椎名林檎は自分含め中毒者が何人か居たので、シングルでも良く借りてましたね。
んでこの「私と放電」はシングルのcw曲をまとめた作品でして。
否が応でも当時を思い出すってモンですよね…

振り返ってみると当時からやりたい放題やってたんだなぁとか、1stの頃はやっぱええ声してるなぁとか。
全然聴いた事の無い曲がめちゃ多かったり。いつの間に絶頂集は廃盤になったの…。
制作理由が大人の事情に加え、「パソコンにシングルCD入れたら出てこなくなったので」ってあたり、
10年前に抱いてたイメージと寸分違わんなぁとつくづく感じさせられました。
自分みたいに10代の頃は聴いてたけど…って人には素直にオススメしたい。
軽めのタイムスリップ感。


■Mylène Farmer 「Point de Suture」

数カ月前にさらっとニコ動のリンクを貼ったけど、
キャリアが長い分リリースした作品も多いし、作風もコロコロ変わる人っぽいので、
気に入った「C'est dans l'air」が入ってるコレをチョイス。

盛り上がりに欠けるって人も多いだろうけど、
アルバム一枚を通すコンセプトと曲ごとのパフォーマンス内容のバランスで見るに、
中々良い起伏のある作品だと思うんだよ。
他の曲はYoutubeで見たぐらいだけどさ…
ビジュアルから想像する音とは180度違う音だし、歌詞も何言ってるかわかんないけど、
いつもの便利な言葉。聴き心地が良いんですよね。
張り上げる事無く控えめに切々と歌いあげる曲が多いせいかのー。
夜中の散歩には音楽を持ち込まないようにしてるんですが、
曲のテンションが深夜にちょうど良いし、春秋物の上着はポケットが多いので、
J3を持ち出すついでに良く聴くアルバムになってます。
徐々に盛り上がっていく構成なのに、最後の方は歩き疲れて家に帰ってから聴いているという…



買うのは楽しいけど、聴くのに追われる状態っていうのは避けたいんだよなぁ。
全然耳に残らんしね。
ってことでちょっとずつ時間をかけつつ、もうちょっとマトモな文章を書けるよう頑張ろう。

助けられる

2010年10月10日 | music
気分の切り替えに一番手っ取り早いのは音楽だと思うんですよね。
何も考えず垂れ流すだけでニュートラルに戻せるし。
そんな感じでちょこっと前に買った分を小出しにしつつ。

■Katzenjammer 「Le Pop」

いや面白いわ。
なんて言うか面白いわ。
イエマシやSHOW-YAみたいな気合の入ったギャルバンも好きだけど、
天衣無縫を絵に書いたような心地の良い曲多し。

アルバム買うよかYoutubeでライブ映像とか見る方が楽しめるかもね。
公式では全く飾りっ気ナシの普通のねーちゃん達が見れますし、公式も併せて是非。
あとつべで見かけた「When The Laughter Is Gone」って曲が気に入ったんだけど、
この「Le Pop」には収録されてないからな。要注意。




■Frost* 「Milliontown」

久々の奇跡。
路地裏のうらぶれた中古CD屋でゲット出来ました。
お値段も4500円とまぁお得…なワケあるかいな。
でも今Amazonで見たら新品で10K超えなんだよな。お得だったんだきっと…
これのおかげでビアギッテの3rdを諦めましたけどね。
予算オーバー。

しかしそれだけの価値はあったね…
いわゆるプログレ御三家というのか、キンクリ・イエス・EL&Pは聴いたけど、
現代的な音でプログレ的アプローチの音楽をやってるんってドリムシやアンドロメダとかの、
プログレ・メタルと呼ばれる人らぐらいだったもんね。
Opethもそっち寄りか。

一曲目の「Hyperventilate」からしてもう未来的。
ギュルギュルと畝って引き摺られるこの感じ。まさにプログレッシブ・ミュージックですよ。
既に活動停止してるのが残念な限りですが、現物と出会えたのは小さな奇跡もありますが、
そういう思い入れ無しにしても名作であることは確かですよベイベ。


猫の鳴き声

2010年09月02日 | music
ニコ動をさ迷っていたらKatzenjammerと出会った。
ノルウェーのハイテンション姉ちゃん4人組。
読み方がわかんないけどドイツ語っぺぇので検索かけたら、
「カッツェンヤンマー」でおkっぽいね。
意味は「二日酔い」「猫の鳴き声」なんだとか。
一個の単語でこうもかけ離れた意味を持つってのは何だな。難儀だよな。
あーでも彼女たちならどっちとも取れるな。

下のビデオではノルウェーのトロンハイム(トロンヘイム)はニード(ニド)川での生演奏。
歌上手いよね。あとノリの良さも素晴らしい。
三絃ベースがいい音出してるわぁ…
彼女たち以上に川沿いの街並みが何とも眩しく映ります。
北欧のセンス、やはり伊達じゃねぇ…



また女の子

2010年08月27日 | music
ちょっと一服。

■akiko 「simply blue」

ユルめのねーちゃんがユルく唄ったユルいライブ盤。
このちょっとした心地良い気怠さ。堪りませんよね…

日本人女性ジャズボーカリストとして、初めて名門のヴァーヴと契約した人なんだけど、
どうにもズレを感じるぐらい普通のねーちゃんだと思うのね。
勝手な先入観になるけど、日本人のジャズボーカリストって落ち着いてるイメージ。
アメリカの方だとアッパーではっちゃけた人が多いんだけどねぇ。
そういう意味ではちょっと型破り。だって普通のねーちゃんだもん。

パッと見でジャケに惚れるってのはヴァーヴというブランドのせいなのか。
ブルーノートといい、ジャズ音源のジャケって非常に魅力的。
このアルバムに限らず、中々に見惚れるジャケ多し。
肝心の歌唱力はどうなのよ?というのも重要なんでしょうが、
ちょっとスレてて気怠くって。クドくない桃井かおりみたいな感じ。
肺活量にちょっと難有りかもしれんけど、その辺も背伸びしてるみたいで逆に好印象。
そこまで込みで普通のねーちゃんなのです。結論。


■Natalie Imbruglia 「Left of the Middle」

「Torn」が良いよって薦められたんだけど、最終購入動機は潔いショートカットが輝くジャケ。
ロングヘアーの女なんて千明様以外は滅びればいいんだ…

1曲目が件の「Torn」。
素直にいい曲なんだけど、他の曲が予想以上にロックロックしてるせいか、
落ち着いた曲なんでちょっと浮くねー。
それもあるけど、周りの曲が似たり寄ったりな感じがするから、余計に「Torn」が浮くんかも。
良い曲過ぎるんだよなホント。
Megadethの「Rust in Peace」はどこを切ってもメガデス色、捨て曲なしの名盤だった。
キラーチューンも結構だけど、アルバムとしては少々没個性なのかもね。
でもショートカットが似合ってるので超名盤ですね。
異論は認めません。




気分転換用

2010年08月26日 | music
まだ猛暑だしメタル分補給が相変わらず欠かせない日々。
ずっと聞いてると疲れるって事もあるし、ちょっとした変り種と、
結構前に調べた女性Voモノを。


■Therion 「Gothic Kabbalah」

ゴシックメタルって言われて聞いたけど何だか違うような。
他のアルバムを聞いてから判断するなればシンフォニックメタルが一番近い気がするけど、
このアルバムはちょっと控えめ。
サポートの数が多すぎて何人編成なんか全くわからんから怖い。

音の質が好み。
音圧をピーキーに上げてゴリ押ししてるんじゃなくって、綺麗に粒を揃えてまとめ上げた音ですねー。
過去作と比べてオーケストラやらコーラスなんかは控えめだけど、
あんまり重厚じゃないからこそ気に入ってるんかも。
ヘッドホンで聴くと、スピーカーで垂れ流してる時は気付かなかった色んな音が聞こえてきますし、
音の広がり方も込みで綺麗に纏めた快作。
良いオーディオ環境で聴きたいメタルです。


■Deadlock 「Manifesto」

綺麗に纏めた音がとってもお気に入りなのさってアルバムの後に、
さっそく暴力的音圧ゴリ押しを出すのはどうなのか。
とはいえその中でサビーネたんの声が程良い清涼剤になってるとこはあるし、
「スイカの甘さを引き立たせるため塩をかけて食う」的な楽しみなんかもしれん。

前作の「Wolves」と比べてもかなり攻撃的に作られた曲が多いけど、
重さよりもメロディーラインを練り込んだ感がある。
ゴリゴリした音の洪水でも聞いてて不快にならないんはその成果かもね。
たぶん名盤なんだろうけど、今後この作品を超えるモノが作れるのかどうやら。
ちょっと心配になっちゃうぐらいに完成度は高いです。