7月18日(金曜日)
庭一面に梅を干してある光景は圧巻です。
黄色の梅も”三日三晩の天日干し”をすれば、赤茶色を帯びて、シワシワの婆ちゃん面になって来ました。
主が姿を見せたので、「ぼちぼち漬け込みですか?」と聞くと「明日から漬け込みます」の返事が返って来ました。そして今日は赤シソの話しをしてくれました。
赤シソは畑に大量に植えて有ります。漬け込む3日ほど前に抜いてきて、葉をもぎ取ります。
以前は手で茎から葉を一枚一枚もぎ取っていましたが、余りにも大量なので”肩こり”に悩まされたそうです。そこで主は考えました。昔は稲にしろ麦にしろ、収穫後脱穀機を使って実を取っていました。シソの葉もこれを使って取るようになって”肩こり”の悩みから解放されたとのこと。朝の早い時間から「ガ~ガ~ガ~」の音が聞こえて来たとき何が始まったのか?と思っていました。これで納得です。
もぎ取った葉は梅酢に漬け込み、丁寧に葉を手揉みします。
こうしなければ鮮明な赤色にならないそうです。
赤シソの樽に手を入れ主は”ギュッ”と葉を絞って見せてくれました。
まるで血のような鮮明な赤です。これに漬け込み、後3ヶ月もすればあの”赤い梅干し”に変身します。
我が家の畑には青ジソを植え、”シソジュース”を年に3回ほど女房は作っています。「赤シソがあれば美味しそうに見えるんだけどな」と言っていたので、少し赤シソをもらえないかと聞いてみました。「明日の朝、赤シソを取るので持って行きますよ」と快い返事が返って来ました。
明日は青シソを引き抜き、シソジュース作りに励みましょうね。