「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

どちらが「強がり」か

2008-09-30 23:17:03 | きょうのできごと
「ずっと一人で平気」というのが、…強がりだと思ってきた。
本当は誰かといたいけど、できない。できないけど寂しい。だから「ずっと一人で平気」と強がるのだろう、と思ってきた。

だけど、最近は…思う。
逆なのかもしれない、と。


人並みに…誰かと、大事な誰かとずっと一緒にいる、
「そういう誰かが欲しい」。
これこそが強がりなのかもしれない、と。


だって、冷静に考えれば考えるほど、
私は誰とも生きていけない。誰かのためには生きられない。自分のためにしか。
結婚したとして、その人に尽くせるのか?
子供を生んだとして、その子を愛せるのか?

…無理だ。


「一人でも平気」は強がりではなく、
「人並みの幸せが欲しい」が、強がりなのかもしれない。
そう言っていれば、そう願っていれば、普通でいられると…。
本当に一人で、たった一人で、生きなくて済むと…。


ぐるぐると考えても、結局は…自分に戻ってくる。
私の願いはずっと前からただひとつ。「生きていてよかったと心から思えること」。
そして今の私は、それが他人から与えられることを期待している…。
愚かだ。
「他人」はそんなことのために存在するのではない。
それに、自分の心ひとつでそれは変えられるのに、そこまでわかっているのにそれをしていない。何年も何年もここでこのまま。

わかっているのに、できないとはなんなんだろう?
ここに、こうしていることが「本当の願い」なのか?
解決したいと思うのは、これもまた単なる強がりなのか?

面倒なので、次の瞬間私の頭上だけに隕石が落ちてきてくれないかといつも願ってしまう。きっとそうなったら、私は最後の瞬間嬉しくて嬉しくて笑うだろう。確実に。
笑わないで、真剣に、逃げなきゃ…と思えるように、なりたいのだが。

…いや、これも強がりかもしれないな。