「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

Re-creation 007

2007-01-31 23:21:53 | パティシエごっこしましょ。

いよいよ明日から二月。クリスマスよりもお菓子を作る人は多くなるのではないでしょうか!バレンタインですものね!手作り感、大事ですもんね!

私のような、普段から作る人も、この時期は手作り品を渡すやすい気がします。「本命」とやらで渡す人がいようといまいと関係なくね!!(オペラサン卑屈にならないで下さい)

 

普段あまり作らない方は、上手くできるかな…、とか、喜んでもらえるかな…とか、いろいろお悩みだと思います。そういう女の子らしい悩み…萌えですね!!(卑屈になりすぎて一気におっさん化)

萌えはともかく。

そんなかわいい女の子たちにおすすめしたい最近の新刊。

「板チョコで作る 土屋公二の本格チョコレートブック」(講談社)

板チョコで作る土屋公二の本格チョコレートブック (講談社のお料理BOOK)
土屋 公二
講談社

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帯も素敵です。「経験ゼロでもプロ顔負けのチョコレートが作れる本」!

…経験ゼロの方が本読んだだけで負けたらそれプロじゃないってかんじですが…まあそれはいいとして!

 

板チョコで作る、って…。普通のお菓子の本には「板チョコはおいしく食べるために作られているものなので余分な成分が入っているからお菓子には使わない!」とか書いてあるのに!?

…板チョコでも、できるんです。それがこの本!

 

やってみました。昨日の材料使いました。ほんとに板チョコでしたが、できました!

表紙にも載っている「和のトリュフ ゆず風味&栗風味」ですよ!

手前がゆず。奥が栗。

表紙ではもうちょい長めに作ってあって、さらに栗は粉糖で真っ白ですが…これ、溶けた(おい)。

 

材料はほんま、昨日のもの。スーパーで買い集めました。あと生クリームとかバターとか入るだけ。

ゆずの方についてるツブツブは、ゆず皮のフリーズドライをバーミックスで粉々にしたものです。ガナッシュの中にはゆず茶を。…って、レシピには「ゆずのコンフィ」って書いてあったから迷わずゆず茶を用意したんだけど、…もしかして違う?コンフィってコンフィチュール=ジャムだよね?いいよね?(ゆず茶をご存じない方のために一応書いておくと、お茶ではないです。ジャムみたいになってるものを、お湯や水でのばして飲むものです。)

栗は甘露煮を一部みじん切りでガナッシュに入れ、残りは裏ごして外側につけるんですが…

裏ごすのがちょっと大変だった!…というのも、裏ごし器(粉ふるい)を出すのが面倒で、味噌溶いてるちっちゃい漉し器みたいなのとすりこぎで無理矢理やってたから手が痛い痛い…(バカだ)。道具は用途にそって正しく使いましょう!やっぱラクしようって手を抜いたら痛い目にあうなあ。

で、またこれが…ガナッシュにつかないんだ!ゆずの粉をつけるのとはわけが違う!!

面倒だった…(まあ、2.5倍で大量生産してたせいなので、普通は大丈夫だと思います)。

 

そんな苦労(大部分はムダ苦労)をしながらできあがったわけですが…

これ、けっこういける!

板チョコやのに!安い植物性生クリームなのに!(最低だ)

つまり、いい材料使ったらもっともっとおいしくなるってことだ!

 

ゆずとか栗とかだから、普通のお酒入ったチョコが苦手な人とかにも新鮮でいいかもしれません。うちの母は基本的にお菓子全般を好んで食べないのですが(パティシエの母なのに…)、これはめずらしく「おいしいおいしい」と食べていました。

それを見て、確信。板チョコでも、おいしいのは作れます…!

 

確かにチョコは扱いが難しい。だけどおいしいし、楽しいものだから、もっとこの魅力を知ってもらいたい…それではまず身近な板チョコから…という土屋さんの考えから生まれたこの本。すでにチョコの魅力を十分わかっている方も、板チョコをバカにできなくなること請け合いです。

そして初めてさんにもオススメできるわけは…他の板チョコで作れる!本と違って、レシピがスタイリッシュです。…めちゃ失礼ですが、ああいう本って簡単に作れることが大前提なので、どうしても「おやつ」ってかんじで…プレゼントしてびっくりされるようなものはあんまり種類がないんですよね。この本はそんな事はないです。だって「テオブロマ」の土屋さんの本だもの!チョコを愛していらっしゃるんだもの!!

バレンタイン、大好きな彼氏さんに、又は未来の彼氏さんに、驚いていただこうではないですか!せっかく渡すんだったら、ね!!

 

再現率 

ちなみにこのレシピは、この本の中では難しい(というか手間がかかる)ほうです。もっとお手軽なのはいっぱいですのでご安心を。

私は今年も身近な人(ほぼ女子)に大量生産、がオチなんだろうな~。ちくしょう(えー)。


板チョコ買占め

2007-01-30 23:46:38 | きょうのできごと

ガーナミルクチョコ10個 ブラック5個

…なめとんのかオペラ!!

 

いや、板チョコだっておいしいチョコ菓子が作れると土屋さんもおっしゃっている!

明日はこれで大量生産です。がんばります。

板チョコの後ろは右から乾燥ゆず皮、ゆず茶、栗の甘露煮です。

乞うご期待。

……うまくできるんかな~。


ティラミス+タルト

2007-01-29 23:37:49 | きょうのできごと

バイト先の子が、タルトって難しいですか?と聞いてきた。どうやらバレンタインに、彼氏さんに作ってあげるようです。彼女はチョコが嫌いなので、チョコ以外…、で彼氏さんのリクエストは「タルト」とのこと。まあ、ほほえましいですわね。(ひきつる笑顔)←嘘ですが

とりあえず難しくないですよ~と言ってあげる。
「でもちょっとめんどいですね」←最低な元パティシエ

で、タルトはどんなタルトがいいかって聞いたら
「…タルトにティラミスっていけますか?」と。
タルトに、ティラミス…?やや思考停止。
とりあえずうちは作ったことはなく、本で見たこともないので「うーん…」とうなっていたのですが。

…検索したら、結構出たり。
「ティラミスタルト」。いろいろありました。なんかテレビで紹介されて売れ売れ!のやつとか。確かにおいしそう。なるほどねー。
こういうのがおいしそう、こういうのが作ってみたい!っていう思いっていうのは大事やね。
うち全然思わんの、そろそろおかしいんとちゃうか…。
でもうち、本に載ってるとおりにできることが至上の喜びだもんなあ(もちろんそれはおいしいんだし)。
そういや楽器もそうだ。曲を新しく作ったり思うまま奏でたりするよりも、今この楽譜どおりにできたらいいなってすごく思ってた。…実際はそこまでも行けないことばっかりでしたけど。打楽器もピアノもね。

まあいいや。
明日はティラミスタルトのことを教えてあげよう。


2007-01-28 23:44:31 | きょうのできごと

鴨肉大好きです。

 

今日はめっちゃひさしぶりに、母とフレンチに行きました。ランチで。

高槻の星、「エッソンス・エ・グー」へ!

予約で席いっぱいでしたよ…。なのにシェフ一人でやってるってすごくないかい。

大変そうだったなあ…。

 

で、メインのお肉、牛と鴨から選べたんですが…もー、よろこんで鴨!みたいな。

牛肉も大好きだけど、鴨肉も大好き。なんで鴨肉が好きになったのかはよくわかりませんが、たぶん辻製菓に行ってる時バイトしてたフレンチのお店で味を覚えたんだと思います。…あ、今ハッキリ思い出した!何種類かある定番のオードブルに鴨肉のローストがあったんだ!いつもすーごくいいにおいがしていた。注文があるたびに固まりからスライスして出すんだよねえ…。あの固まりごといつか食べたいと思いながら開店準備をしていたのが懐かしい思い出です(嫌なウエイトレスだ…)。

 

唐突ですが、うち、肉の種類ってよくわからないんです。

ロースとかフィレとかそういうのじゃなくて、牛だか豚だかわかんない…って、書いてるだけで情けなくなってきた。でも本当にそうなんですよね。好きな食べ物はお肉。お肉ならまあ大体なんでも食べれるので違いはわかりません!みたいな?

…いや、さすがに、ステーキは牛なんだろうな、とか、とんかつは豚なんだろうな、とかいうのはわかるんですけどね。親子丼のお肉は鳥だっていうのは、「えーと、子供が卵なんだから…。」っていう順序で考えないとわかりません。ハンバーグは何肉?って言われてもわかりません。ああ、あと子供の頃ですけど、カレー大好きやのに、「カレーに入れる肉」がなんだったのか本気でわからなくておつかいができなかったことがあります。肉は肉で一まとめになっていて、区別がついていないんだね…(しかも今でも)

そういうわけで(かどうかはわからないけど)、お肉は、好き嫌いの多い私にしては結構何でもおいしく食べます。…まあベタですがレバー系はちょっと苦手。あとはいける。鴨も大好きだし、うさぎも平気。いのしし鍋?とかも平気です。つーか区別ついてないだけやけど……。

 

でも目隠しで食べても、鴨肉は当てたいですね!(牛と豚も当てようよ)

超!おいしかった!!ソースもすーごいあってた。なんだっけ…マデラ酒?

添えられた野菜もすーごく甘みがあって、おいしいし。

 

ああ、いいねえ…お外でご飯。幸せ。

自分で作れたら楽しいのかなあ…。とりあえず、肉の区別つけないとね。ていうかそんなんもわからんままパティシエとか食業界の仕事に携わってたことあってすみませんすみません。


子供達の風景

2007-01-27 23:31:50 | きょうのできごと

今日帰りの電車は、やたら親子連れが多い車両だった。
私が座った席の隣、人一人分あけて男の子が座っていた。
隣のお父さんとしりとりをしている(しかも3文字とか4文字とか制限があるしりとり!)。
小学校低学年と思われる男の子はすごく上機嫌らしく、いすから立ったり座ったり靴のまま登ろうとしたり、とにかく落ち着かない。うるさい!ってほどではないんだけど、まあ小説の中身は入ってこないくらいは騒々しい。快速乗ればよかったな、とか思いつつ…がんばって読んでいた。


次の駅では、あいてた私の隣の席に男の人が座った。ケータイで話している。…どうやら、自分の小さいお子さんとお話しているらしい。「今から帰るからね。……○○くん、パパもう切るよー」…でもなかなか電話は切れなかった。ケータイの向こうで、めっちゃはしゃいでる声がちょっと聞こえた。


その2つくらい先の駅で、女の子を抱いたお母さんが乗ってきた。あ、ゆずろうかな、と思ったらもうお隣のパパが立ち上がっていた(そして自己嫌悪の私…)。「ほら、ありがとうって、○○ちゃん」「かわいいですね。おいくつですか?」「2歳です」「あ、うちの子と同じですね~」
ほのぼのした会話が聞こえる。
うちもほのぼのした気分で聞いていた(次は絶対席ゆずるぞと決意しながら)。

そこで…気づいた。
その隣の男の子、さっきまでめっちゃ騒がしかった子…静かになってる!


…隣の子が来たからだ。自分より小さな女の子。お母さんの腕の中でじっとしている女の子。
男の子はその、自分より小さい子が来たから、お父さんお母さんに甘えるのをぱっとやめた。それにどれだけの理由があるかはわからないけれど、
「自分の方がお兄ちゃんだから」と思ったんだろうな。

お兄ちゃんだから、小さい子よりも甘えるのはかっこわるい。
お兄ちゃんだから、うるさくして小さい子を泣かしてはいけない。
お兄ちゃんだから、ちゃんとしていよう。
…と、思ったんじゃないかな。その子なりに。

うちはずっと聞いてたもの。お母さんが静かにしなさいって言ったんじゃない。(つーか、ずっと言わなかったし)
男の子が自分でハッとして、騒ぐのをやめたんだよ!すごいなー。


子供達の目に映る風景を、大人はあまり見くびってはいけないんだな、とすごく思う。
というかそれを忘れずにいるのが本当は一番いいんだけどね。


オンラインゲーム

2007-01-26 23:43:37 | きょうのできごと

私はゲーマーでネット人間ですが、オンラインゲームって全く興味なかったんですよね。
だって…知らない人と遊んでも楽しくないし。(コンパを「知らない人とご飯食べてもおいしくない」と断る私……)

だけどこないだとうとうデビューしてしまいました。た。

いやー……
疲れた。やっぱむいてない…(えー)

「R2BEAT」っていう…「走る音ゲー」という意味不明な言葉と、ワンクリックでゲームスタート!という言葉にひかれて会員登録→ダウンロード。
…これが結構時間かかって…泣きそうになりました。うちのパソコンがいっぱいいっぱいのせいだけど…。

でもダウンロードが終わってやってみたら、結構おもしろい。40分くらい?待った甲斐があった…。
で、最初にも書きましたが私はオンラインでゲームしたいなんて全く思わないので、一人でずうっと遊んでたんですよね。だけど…なんか本当はキャラクターも自分の好きなカッコさせることができるんですよ!だけどそのためにはオンラインで誰かと対戦してポイントを稼がないといけない。
…すごい迷ったけど、ちょっとだけ行ってみることにしました。

初心者の方が集まっているところに入れていただいて、何度かレース。…おもしろい!…けど、勝手がわからないので、ドキドキしっぱなしでした。レースとレースの間にチャットみたいにできるんだけど、最初は発言もできず(笑)。だまってたら感じ悪いのでがんばりましたが!(「おつかれさまです」くらいやけど)あと、どうやって終わったらいいのかもわからず…。眠かったのに、誰かが抜けるまで抜けれませんで大変でした…。(しかも抜け方もわからずに皆さんに聞いた…ほんとアホですみません)

はあー。
まだポイントは全然たまらなくて、デフォルトのままだしなー。
だけどやっぱり知らない人とやるのは…疲れる。
ていうかヘタなんだよね、うちが。リズム感超ないし。一人で黙々とやってるけど、難易度★★★でもうお手上げです。速さも普通でやってるのに…。

でもうまくいくとたのしい。うん。
簡単操作がウリのこのゲーム、たぶん普通に音ゲーをやる方には物足りないと思います。あんまりやったことない人おすすめ。ていうか、音ゲー苦手な人推奨!一緒にミス連発しながらポイント稼ぎませんか、どなたか!(笑)

http://r2beat.gamechu.jp/

ちなみにうちがどんくらい下手かというと、一度だけ試しにやってみたDDRは瞬く間に終了。パラッパラッパーでは、ニワトリ先生画面から出っぱなし(すげーわかりにくい例えだ)。ポップンミュージックなんて、目でも追えません。なんであんなんできるの!?


スリールだああああ!!(パティスリーMON感想文)

2007-01-25 23:29:48 | 感想文

めっちゃ書いてあったよ!1巻の巻末に!

ご協力ありがとうございましたって…「パティスリー・スリール」!!!

そーだよ!店内とか、よく見たらまんまじゃん!そのまんま!

なんか懐かしい感はしてたが…気づけよ、うち!!行ったくせに!!(東京クレイジートリップ参照のこと。8月前半あたりです。遠っ!)

 

というわけで、パティスリー・スリールがモデルの「パティスリーMON」。

あのね…これは、おもしろい!

パティシエ目指す女の子は読んでください!

しょうひょ…ああ、動揺しすぎで間違えた。少女マンガですよ!(ひでえ間違いだ)

ええ、少女マンガ。恋愛が(一応)メインですよ!!

でもでもでも、働いてるシーンの割合、多い!!ハッスルより多い!(←「ハッスルで行こう」のこと。)

それでいて、主人公は「趣味で」お菓子を作ってきた人で、それがケーキ屋さんで働くことになる!という流れなので…全仕事が下っ端チック!(笑)…お見事です。だって2巻終了時点で、この人まだお店でケーキ焼いてないよ!!さんざん仕事のシーン出てるのに、…一瞬、スポンジを「習ってる」シーンがあるだけ…。

最初はシェフに、女は使えない!って言われまくってるのに、がんばるんですよ、彼女。

しかし、採用に至る経緯とか…「前にいた女の子が辞めた話」とか…身につまされる部分も多々、なるほどなあと思う部分も多々。シェフの言葉は深いよ!若いのにねえ。(←ほめている)

あと、試作のケーキを食べてシェフに素直な感想を言うシーンとかは、うちもこんなことあったなあって思いました。うちも似たようなこと結構ずけずけと言ったんだよね…。お姉さん方によると、そのあとシェフが落ち込んでいたらしい(笑)。だってー!栗の味がしないモンブランなんていやじゃーん!!出さない方がいいじゃーん!!…その効果か、ちゃんと栗の味がするモンブランに生まれ変わってましたよ?大変ですよねえ、シェフって(←なんだそら)。

うちは(マニアックな意味で)舌が肥えている、ということで、以後試作を食べて感想を言う、みたいなのは一番にやらされたなあ(すいません本当です。唯一の美談か…)。…マニアックな意味で、なのでシェフとは結構意見が合うんだよね!それだけは。(……)でもシンプルなケーキは全然琴線に引っかからないので、バイトの奥様やらお姉さまたちに大人気でその場で試食した何人かがホールで買ったケーキ…なんだったかな…ヨーグルトのムースだったかも(偶然だ!)…それ、うちは「すいません、無理です」と半分でやめてたという!複雑で甘濃いケーキを好む私は、はやりの「甘すぎない」ケーキの試食係には全く向きません。だめじゃん!

 

これ、この話ってこれからどんなふうになるんやろ~!想像つかない!

先生がな~。びみょうなかんじやな~…。シェフはもうめっちゃかわいいしね!

ああ、あと梅ちゃんめっちゃかわいいです。「テンパつまってる」…最高。

早く3巻出ないかな!(2巻出たばっかです)

つーか1話1話感想書きたい…(もうこれ以上手を出すなー)

 

表紙も目立ってる。1巻が赤で、2巻が茶色!ケーキの写真もかわいい♪

ヒロインがコックコートを色々アレンジしてるのがかわいい~!ありえないけど、かわいい!

2面平積みにしたら目を引きますよ!どうですか、書店員さん!!(えー)

 

ま、本当におすすめできますので。本屋さんへゴーです!是非。

 

 

(ここから下は私がどんな女か知ってないとおもしろくないかも)(←おもしろさの問題か…?)

 

集英社のサイトで、冒頭がちょこっと試し読みできたんですよね。もう、これで買う決意固まりましたとも!

 

 

「結婚式の前日には 小さな焼き菓子をたくさん焼こう

(中略)

マドレーヌ フィナンシェ ブラウニー

何がいいかな?

何を焼こう!?」

 

その幸せな夢をいきなりぶった切る親友。(開始からわずか3ページ)

「ねえオトメ。そういうことは、彼氏作ってから考えようよ」

 

 

~~~~~っっ!!

~~~~~っ!(←言葉にならない)

 

 

オトメちゃん。本名(漢字は「音女」)。名は体をあらわす、の体現者(友人談)。

だけど本人はいまいちピンとこないようす。

 

「結婚願望があって、お菓子作りが趣味の女の人なんてそこらじゅうにいるよね?

なるべく20代のうちに結婚はしたいけれど

まだお見合いパーティーとか結婚相談所には頼りたくなくて

頼らなくても、運命の人にはいつか必ず出会えるものだと

信じたがってる女の人だって、そんなにめずらしくはないよね?

(中略)

その結果。

25歳で男の人とまともに手もつないだことのない女の人だって

……まれに、いるよね?」

 

う う…うあああああああ。

います(えー)。ここに。そしてそこに。オトメちゃん…仲間だよ!買いましょう!!(それがきっかけって…)

 

まあでも、オトメちゃんはこれからどんどんステップアップして行くんだよなー…

女の人としても、パティシエとしても……

ずううううん。

どうしてうちはオトメって名前じゃないのかな…(そこは問題ではない)


破片

2007-01-24 23:10:17 | きょうのできごと

ついさっき、台所でグラスを落っことして割ってしまいました。

テーブルから転げ落ちたから、落下距離は50cmもなかったけど、運の悪いことにそこに白ワインの瓶があったんだよね…。カシャって割れましたよ、カシャって。

いちおう破片は集めたけど…細かいのも必死で新聞紙で集めて拾ったけど…

明日朝でも掃除機で吸わないとな~。もう夜中だからできないけど(台所はお隣さんに一番近いところにあります)。

オーブンの前だから、あの辺一番踏み込むの、うちだしな…。

 

破片拾いながら、だいぶ昔のドラマの事思い出した。「ラブ コンプレックス」っていう…すんごいドラマ。

木村佳乃演じるシズクが、唐沢さん演じるゴウが喫茶店でわざと叩き落した割れたグラスから目が離せない…っていうシーン。(うーん、わかりにくい)

 

わかんない。こういうの、美しいとか思うのって…わかんない。

もう、この、破片をさ、グラス(だったもの)に入れるときにこすれた嫌な音がする…それだけで嫌だ。

 

夜中だし。自分ちの台所だし。

あわてて拾って「イタッ…」「!大丈夫!?」みたいな展開もないし(……)

冷静に拾い終わりましたが。

さっきまでただのガラスのコップだったものが

無数の刃物になっているんだと思うと…

まあそれらがキラキラしてるのは、綺麗とも、言えなくもない、んだけどね。

 

「タブーを夢想するのは誰にだってあるよ、黒桐。」

…『空の境界』より。

 

 

げんしけん、8巻まで一気に読んでボーゼンとしてしまいました…。うおお!9巻読みたい今すぐ読みたい!

なんか、自分のオタクとしてのあり方をすごい考えてしまった…(ええええ)

とりあえず一言…

斑目さんーーーー!!だいすきぃーーーーーー!!

6巻は萌・え・死・ぬ・か・と!!!(あり方を考えろオペラ……)


本のジャケ買い

2007-01-23 23:21:22 | きょうのできごと

いやはや、こないだ行ったばっかりなのに、また行ってしまいました本屋さん。

で、前回より本を買ってしまいました。

 

「げんしけん」1巻~8巻購入。

ヤッチャッターーーーーー!!!!とうとうヤッチャッターーーー!!

9巻は売り切れでした…。残念ね。だから4巻くらいまでにしとこうかな、とも思ったんだけど、どうせ欲しくなるんだし…と思ってある分全部棚から取ってきました。なんかうち、辞めてから「大人買いの女王」みたいになっちゃってます。…嫌なオンナ?

 

で!

「パティスリーMON」1・2巻購入!

気になってたんだよね!!「まっすぐに行こう」(ハッスルじゃないヨ。…え、誰も聞いてないって?)の「きら」さんの新連載!お菓子作りが好きな女性が、憧れの元家庭教師に誘われて、パティスリーで働くようになるお話。帰りの電車の中で読んでたら、また夢中で乗り過ごすところでした!!おもしろいよー!まだ1巻しか読んでないので、近いうちに真剣に感想でも書こう。うん。

あと、辻の卒業生の方が書いた(!)という「パティシエール!」も探したんだけど…なかったなー…。注文かなー。

 

で、本日のジャケ買いは。(コミックは買うって決めてた。)

「板チョコで作る土屋公二の本格チョコレートブック」

…こないだ土屋さんのチョコの本買ったばっかしやのに…。

だって「板チョコで作る」だよ!?あのチョコレートマジシャン(@ハッスルで行こう)土屋さんがご家庭の皆さんのために手軽で気楽で楽しい本を書いてくださってる!!買わないでか!!!

ほとんど…つーか、全然中見ないで買いました。

もう一冊、辻が出してるお菓子のムックの第2弾「チョコレート」は、買うって決めてたからまあもちろんジャケ買いですが。このシリーズさあ、内容もいいと思うし、値段も安いし(680円!)、もっと売れていいと思うんだけど…見たところ、全然動いてなさそうなんだよねえ…。何かもっと訴えかけるものが必要じゃないでしょうか、辻製菓さん。学研さん。ポップとかスタンドとか販促物作って配ろうヨ!…ていうかサイズがな~。でかいから展開しにくいよな~。でも今頃サイズ変えられても困るしね。

…なんでこんな必死になってるんだろ、私。

でも必死にもなるさ。辻製菓は私の母校だし、本屋さんは私の心のオアシスで第二の故郷だし(言いすぎ)、みなさんお願い、買ってください!(えー)

 

あともう一冊。これ、お店のみなさんからいきなり勧められて、言われるまま買った。(笑)

薄い、雑誌。Meetsみたいな…。タイトルは

「京都を買って帰りましょう」

素敵。素敵なタイトル。素敵な表紙。表紙は風呂敷だそうですよ。モダン!

京都好きなら買って損ナシっぽいです(←ジャケ買いした奴が言うのもなんですが)

でもさあ、こういう、伝統の一品とか、名物とか…こうやって紹介されているものを「よし、買おう」って買いに行って、手に入れる…。そういうものって、ずうっとその経緯を忘れずにいられるし、大切にできるよね。高いものからお手軽なものまで商品はさまざま。さて…私の頭の中の「京都辞典」に情報を組み込んでいかなきゃ。ふっと前を通った時に、思い出して立ち止まれるように。そして次の時には、わくわくしながら買いに行くんだ。

とりあえず有次の包丁かな~(アンタ料理せーへんやん!!)

 

あ、ほぼ全ページの一番下に、ちょこちょこ飲食店が紹介されているのもとてもかわいくて、マジでお気に入りになりそうです、この本。とりあえず「げんしけん」読んできまーす(おい)


痛みを伴う懐かしさ

2007-01-22 23:53:06 | きょうのできごと

見るべきじゃなかったんだろうけど、久々に開いてしまった高校のアルバム。

卒業してから、2,3回しか開いたことがないアルバム。

そしていつも見た後に、燃やしてしまおうかと思うアルバム。

 

いや、別にアルバムがむかつくとかそういうわけじゃないんですけどねー。だからまだ燃えずに残ってるんだけどね。燃やしてどうなるものでもないし。

でもふいに開いて、痛みを感じるくらいなら、もうそろそろ燃やしてもいいかもね。

 

 

いやはや、アルバム見てると思います。

まわりの(大多数の)皆は、なんて高校生らしいのかしらって。

んで私は、なんて高校生らしくないのかしらって。

…大人びてるとか子供っぽいとかそういう次元ではなく、高校生らしくない。1ミリも。

 

ああ、ごめんなさい、まわりのみなさん。うちは相当扱いづらかったでしょうね。

楽しめないなら来なきゃいいのに、と思っていたことでしょうね。

私はそれに対して何も思わないし、当時も特に何も思ってなかった。

それでいてまわりの人のことをちっとも覚えていないなんて、ホント最悪ですね。

 

こうやって残るものがなかったらいいのにと思う。

今なら上手くやれるとか…そうは思わないけど、過去はそれぞれにサイアクだ。

自分でもサイアクと思うんだから、周りの人のイラつきは想像を絶する。

 

願わくば。

一人でも多くの人が、私のことを忘れてくれますように。

私がこれを燃やすことで、それが叶うのなら

すぐにやってしまうのにな。

残念。