「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

洋梨のシャルロット

2008-09-21 21:56:26 | パティシエごっこしましょ。
私が定期購読してる(まだしてますよ!)デアゴスティーニの「パティシエと作るCake&Dessert」。
そこのケーキを作ってみました!

No.8掲載、洋梨のシャルロット!

おおっなかなかいいんでないの?
再現率もなかなかでないの?
…まあ、飾りのフランボと赤スグリは問答無用で無視されてますけども…(えー)。
でもナパージュは塗ってるし!いいじゃんおいしそうじゃん!



これ、実はめっちゃ大変だったんです。
ていうか…これ、友人の誕生日ケーキなんですけど
その子の誕生日、6月やし。

おそっ!!

…いや、その時に間に合うように作ってたんですけど…
失敗…したん…で…す……うっうああああああああああああ!!
どうなの!製菓学校出て、パティシエして、お菓子教室講師名乗ってる女が!!
今頃アングレーズ分離させるとかそれどうなの!うわあああああああああああ!!


…というわけで、立ち直るのに今までかかりました(えー)。
今回も周りの生地部分はさくっと作れたんですけども、アングレーズはホント緊張した…!
…いやあ、さすがに昔はもうちょい気軽に作ってた気がするよなあ…。
やっぱりしばらくやらないとだめなんだねえ…。

一人でおどおどと何度も何度も本を確認しながらおっかなびっくり作ってる姿は、本当我ながら情けない感じでした…。
もっと作ろう…。もっと慣れよう…。

ていうか、私、焼き菓子大好きなんだなあ…。
焼き菓子、いいよなあ…。(逃げるなー!)
だってババロワすごいよ…。「アングレーズ炊いて生クリームと合わせる」って最後の工程だけで、ボウル4個も使うんだもん…!!(アングレーズの卵黄と砂糖合わせるボウル・炊き上がったアングレーズを濾して入れるボウル・それを冷やすための氷入りのボウル・生クリームを立てとくボウル)
しかもそこノンストップだから、終わったときに流しがものすごいことになる…。



他、慣れてないゆえの細かい失敗の数々↓

・底生地と側面の帯の生地は、うちのオーブンの天板では2枚にわけてしぼらなきゃいけなかったのに、完全に忘れててむりやり1枚におさめてた!
…当然焼いたら膨らむので、くっつくんですよね…。はがしたけど(ええー)(だから上の部分が微妙なことになってるんだな…)。

・底生地と、真ん中に挟む生地にはシロップをたっぷりうつことになっている。
底生地が「セルクルにはめてからアンビベ(←シロップをうつ作業のこと)」ってなっていたので、油断していた…。
底生地にアンビベ→半分までババロワを入れる、ってとこまでして、真ん中の生地をのせながら本の説明を読んでたら「生地の両面にアンビベしてから」って書いてあるのに気づいて「うおおおおおおい!!のせちゃったよもう!!」と騒いだ(ちゃんと読んでから作業しましょう)。
ちなみに、しかたないので片面(上)から執拗にアンビベしました。

・ラスト、仕上げの一文。
「側面の生地に粉砂糖を勢いよくふるって完成。」(←原文)
なるほd……ええええええええええええ!?
勢いよく!?側面!?無茶をおっしゃる…!!
だってふつうの粉ふるいは…下に落ちるじゃないですか…!

一応、シェフの仰せのままにやってみた。



ほら、だから無理だってば!!(涙)
明らかにテーブルに落ちた量の方が多い…!
まあそれでも、一部は側面にへばりついてくれたのでよしとしよう…。




たまには真剣に、こういうケーキも作って慣れないとだめだなあ…と痛感しました。
でも…こういう、イベントとかじゃないとやる気がなかなか出ない…(このイベント、当日から3ヶ月くらい経ってるんですけど)。




次の…誕生日は……


!!


そーじゃん!
あるじゃん!
また作れる!


10月25日は海馬瀬人社長のお誕生日です!!


お祝いのケーキを作ります!!




私も社長を見習って、有言実行を目指しますよー!(……)
久々にフォントサイズいじったと思ったらこんなんですみません。
やっとやりかたがわかった…。ああ、ブログライター早く直ってくれ……。