強羅で弟と合流した後は。
芦ノ湖のすぐそばの「箱根関所」へ!割と最近、復元が完了したものらしい。
ここに行くのは父の希望でした。
こないだ浜松かどっかで「関所跡」を見たときに、「関所って何?」って発言してしまったあほな私…。反省をこめて、向かいました。
つか、芦ノ湖の海賊船が長蛇の列でしたよ!!いいなー海賊船!でもなんで、海賊船??
えー…、関所、とは。
江戸時代、徳川幕府が各地に設けたものです。
役割は「入り鉄砲に出女」をとりしまるところ…らしい。
江戸に武器類が入ってこないように。
また、人質として江戸に置いておかれた女性たち…が、出て行かないように。
取り締まるところだったらしい。
でもこの箱根関所は、武器の検査はなかったらしく、
「出女」を厳しく取り締まっていたそうです。
京口御門。京都の方への出口だから、京口。
反対側は江戸口御門。
関所自体は大きなものではないのですが、復元技術に驚かされます…。
江戸時代の職人たちの大工道具を使い、当時と同じ技術で作られているそうですよ!
こんなん機械では絶対できひんもんなあ。
発掘調査をした人、古文書の解読をした人、そして大工職人さん達…
みなさんお疲れ様です!
いっぱい人が来るといいですね。皆も関所がどんなもんか見に来るといいよ!
資料館も結構充実してて、おもしろかった。通行手形とか…すごいわ。
丘の上の遠見番所から。うん、大規模なものではないよねえ。
でも、こっそり江戸に行きたい人とかには、もう、どれだけ脅威の存在だったんでしょうね。
この遠見番所からも24時間見張ってるから、湖渡ってここをパスしようとしてもできないんだよね…。
ところでこの遠見番所、めっちゃ階段があるのです…。
登るだけで足がガクガクになった長女。降りるときはもう悲鳴をあげてました(……)。
姉「うっ…うちが転んだら、このデジカメをよろしく…!うちはどうなってもいいから、時だけは…」(時はデジカメの名前)
弟「……わかった」
弟と、母。後ろ姿も似てるような気がする。
てか、弟はなんて薄着なんだ!あいかわらず!!
うちら全員、「箱根はすごい寒い」って聞いてたから、完全防備で来たのに…!
てか、ほんとに寒かったよ…。
あまりに寒いので、もう旅館に向かっちゃうことにしました!
高速?バイパス?を通って、箱根の温泉街へ!
入ったとたん、姉の第一声。
「うわ~、なんか、殺人事件で出てきそうなとこやな!!」
家族全員大爆笑。なんちゅうたとえや!って。
つか、箱根の人これ聞いたら怒るだろ……すみません。
言葉がめちゃくちゃ足りてないのですが、つまり、「うわあ、この風景ってよく火曜サスペンス劇場の湯けむり殺人事件とかで舞台になるところに似ているね!」ってことなんです…。すみません、略しすぎました。車の中でよかった…。
でもほんまに、山の間のところでさあ、川が流れてて…橋が架かってて…温泉の湯気?かなんかが出てると、雰囲気が…湯けむり殺人事件、みたいな…(もういいって)。
こういうとこって初めてなんですよ!有馬とか、通ったことしかないし!
旅館到着~。なかなかいいとこです!
旅館って、この窓際のスペースがうちは大好きなんですが…変?
あと、最初に出してあるお菓子ね!昔から父に「これはどの旅館でも、この辺りで一番おいしいお菓子を置いているんだ」って教わってるけど…そうかもしれないよなあ。おいしいもん。
ガラスに微妙に映っている父母。
とりあえずお風呂に入ってきまして、ごはん。
めちゃ豪華です!
天ぷらがおいしかった~。もみじおろし入れたら辛くなって大変だったけど…。
ごはん食べたら、もうめっちゃ眠く…
布団をしいてもらうのを待てずに、ずるずると窓際のあのテーブルといすがあるとこへ移動して、眠る私…。(下がふかふかのじゅうたんでした)
だって…昨日も寝たの遅くて…今日も…6時とかで…ぐう。
ご飯を下げにきた仲居さんが私を見てびっくりして、すぐに布団をしいてくれたそうです(笑)。
それは全然覚えてない。寝てました。
母に促され、布団に移動したのはぼんやり覚えてるけど…。
んで、弟と母の声が聞こえて、朝だから起こされてるんだと思って起きて「おはよう」って言ったら「まだ10時半やで…。」と言われた……。
しょうがないので、明日回る鎌倉・横浜のるるぶを凝視。
レ・ザンジュに…行けるだろうか。
そういやこんなん撮って遊んでました。
弟にあげるために持ってきたコーギーのキーホルダーがあまりにもかわいいので…
向こうに見えるのは母です。
あーかわいい!
でも弟に渡したとき、「ふーん」みたいな感じだったのでちょっと悲しかった…。もっと喜んでくれるかと思ってたけど違うのね…もう大人だもんね…。
帰り道でコーギーを見たって目をキラキラさせながら帰ってきたあの頃とは…
ってあれも高校生だったような気もするが。