遊戯王の文庫版、全22巻購入記念企画!
「全巻の感想書く!主に社長の行動とセリフに注目!
ちなみに書くまで次の巻開封禁止!」
☆この色は社長のセリフ
☆社長のことばっかりになるかもしれませんが許してください。社長大好きなんです。
☆アニメ(DM)はBC編まで視聴完了。ニコニコのエネコンMADでふつくしい社長に惚れて今に至る。
☆宝物はKCマグカップ(えー)。
☆ちなみにこの感想文は、同じく最近社長にはまった!という人にも文庫版を買ってもらおうという目的がありますです。元書店員として…(えええ)。
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7巻!
表紙が!表紙が!死ぬ死ぬ詐欺だ!!(←ヤメロ)
そうそう、めっちゃ今更ですが、私、文庫版の「遊☆戯☆王」のタイトルのフォントが上品でとてもとても好きなのです。美麗な表紙絵ともすごく合ってると思う!
6巻ラスト、ペガサス城に乗り込む!と言った社長。
有言実行。7巻最初のページでもう乗り込んでます。
正面から堂々と、っていうのもさすがですね!
海に落ちて死んだはずの海馬の登場に、門番は驚きますが、かまわず…
「ペガサスに伝えろ!!海馬瀬人が会いに来たとな!!」
…かっこええ~!
門が開き、応対に出てきたペガサスの側近、クロケッツさんに、いきなりモクバはどこだとつめよる社長。とぼけるクロケッツさんに、もうめっちゃキレてます。夜中の3時やのにどなりまくり。
ペガサスに会わせろ、という社長に…その扉の向こうです、と指し示すクロケッツさん。扉には…スターチップをはめて開けるようになっている装置らしきものがあった。この島のルール…スターチップを10個集めたものだけが、城に入る権利があるというのは、社長とて例外ではない、と薄く笑うクロケッツさん。
くやしそうな社長。
…ってさあ、こういう流れならさあ…
かわいそうなそのへんのデュエリスト達と何回かガツっとデュエルして、速攻で10個集めて戻ってきて、クロケッツさんに10個のスターチップを投げつける、これで文句はないだろう!…とかそういう展開だと…思うよねえ……。
社長は常に、私の想像の斜め上を行ってくれる……。
約10話後、再び登場する社長は……
こんなんしてたよ!!
あははははははははははははははははははははははは!!
ごめん、真剣に爆笑した…!なにしてんのアナタ!!
クロケッツさん(両手拘束済み)の頭をジュラルミンケースにはさんで、右足で踏んづけながら椅子にふんぞり返るように座って不敵に笑ってる…。社長、それは何プレイですか!!!
人質を離せ!と言われて
「ならばペガサスを呼べ!これ以上待たせるのなら、奴の側近であるこの男の首をヘシ折るぞ!!」
…怖~。猟奇的な社長。
てか、社長、ここで…ピストル手に持ってるんですよね。だから、人質にとるなら別に…頭にピストル突きつければ済むことなのに…わざわざ…
「オレの大切なカードは、ケースから取りのぞいておいた…。
これ以上しらを切るつもりなら、ジュラルミンケースに血ヘドをぶちまけることになるぞ…。」
なんという!!猟奇的!!血ヘドとか生まれて初めて打ったよわたし…。
前巻の「脳ミソをぶちまける」発言といい…社長の脅迫マジ怖い!!
クロケッツさん、こんな屈辱的なポーズをとらされた上に言葉責め(……)まで受けてますが、必死に知らないと言い続けます。なんか…いや、モクバさらったのとか…事実なんだけど…ここのクロケッツさん見てるとすんごくかわいそうになってしまう…(だからさっきから「さん」づけなのかも、しれない)。
あ、でも
「くそ…なぜこんなことに…」っていう回想スタートのモノローグにはつい笑っちゃいます。ホントだよなあ…。あの後こんなことになるとは…思わないよなあ…。
あの直後、実は社長の必殺技が炸裂してたんですって!
ジュラルミンアタック!!
…ひでえええええ!!
「ふざけるな!!」の言葉と、圧倒的で一方的な暴力で、ルールなんかおかまいなしの社長…
かっこいい!(えー)
で、殴られて倒れこむクロケッツさん…を、胸ぐらつかんで止めるんだよね!
猿渡(KCにいたスパイ)がピストル構えて向かってくるのん、おかまいなしで!
社長のピストルはクロケッツさんに向けられ、猿渡のは社長に向けられ…そこでこのセリフ!
「猿渡…貴様ごときが人に銃を向けられるようになったのも、海馬コーポレーションの社員教育によるもの…。」
えええええええええええ!?なんつう会社や!!
「見ていろ…。今、銃の撃ち方を教えてやる…。」
まあ、社長自らご教授……じゃなくって!!ほんまに怖いなこの社長!
冷静に、クロケッツさんに銃口を押し付ける社長。その表情を見て、クロケッツさん、思わず叫びます。
「ひ…やめろ!猿渡…銃をおろせ…!こいつの目は、正気じゃない…!!」
こんな目でした。
背景もおどろおどろしいよ!わかるよ!…ホントにやるんだね!正気じゃないんだね!
…私、自分の好きなキャラが活躍してるのはもちろん大好きなのですが、
他のキャラが、そのキャラの事をほめたりしてるとこも、猛烈に好きなのです…。
だからここのクロケッツさんのセリフ大好き!!(ほめてなーい!)(病院早く来てー!)
ちなみにペガサスは、連絡は受けていたものの…動かなかった(ますますクロケッツさんがかわいそうな感じに…)。
でも、遊戯がスターチップを10個揃えたという連絡が入り…そこでようやく、社長と接触します。
「客としてのマナー、最低デース!」
…いやまあ、そうなんだけどさ。ペガサスが出ると、社長も(ようやく)悪役には見えなくなりますね…。マジひでえよペガサス!
モクバを渡せと言う社長に…それなら遊戯を倒せ、と言う。
そして、地下牢?みたいなとこに監禁されてるモクバの映像を見せる…。ひでえ…。
そしてモクバは、私をまた泣かせてくれました。…も~…なんて、なんて子なの!モクバ!いつか兄より好きになっちゃうよ!(えー)
よほどひどい仕打ちを受けたのか…ぼろぼろのモクバ。兄サマが目覚めたなんて夢にも思わない彼は、未だ兄は屋敷で、あのままでいるんだろうと考える…。だからこそ、鍵は自分が守るんだ、守り抜くんだ、と……。
そして、取り出す胸のペンダント。
M&Wのカードのデザインのそれには、あの写真が入っていた。
「(遊戯のヤローが、DEATH-Tでこんなことを言ってやがった…。兄サマは…心のパズルを解き明かした時、オレの元に帰ってきてくれるって…。
だから…オレの宝物…兄サマと写ってるたった一枚の写真をふたつに分けてペンダントにしたんだ…。
もちろんもうひとつのペンダントは兄サマの首に…。こうすれば…兄サマはきっとオレの所に帰ってきてくれる…。そう願って…。
兄サマの『心』のパズル…。これが最後のかけら…。)」
うあああああああああああああああああああ!!
モクバあああああああああああああああああ!!
ペンダントの存在は知ってた。お互いの写真を入れてることも知ってた。
でも…でも!!こんな、こんな…モクバの願いをこめたものだったなんて!!
回想モードで、意識のない兄サマの首にペンダントをかけるその姿に、涙が止まりません…!
そうか…そうか。そうだったのか。
なんで…社長が目覚めたとたんあんなモクバモクバとなったのか…ここまでわからなかった。心のパズルの組み上げの過程で、弟は大事な存在ってことを思い出した…とかにしても、反応が過剰すぎる気はしてた。
今ならわかる気がする。目覚めて、ぼんやりと外を見ていた社長が、…ふと、自分の首にかかっているものに気づく。見慣れないそれを開けると…そこには、過去のモクバの写真。
何を思って、それを兄の首にかけたのか、
そして、モクバは今、誰のためにさらわれてしまったのか…、
モクバの言うとおり、それこそが最後のピースとなったのだろう。
…つながった瞬間に、彼は動き出した。
それを知ってか知らずか、このタイミングでモクバをエサに、社長を遊戯と戦わせるペガサス…。社長は猛烈に怒りつつも、でも言葉に従うしかない…。
あ、クロケッツさんやっと解放です!よかったね!お疲れ様でした。
そんで、いよいよ10個そろったスターチップを手に、ペガサス城へ乗り込もうとした遊戯たちの前に立ちふさがる社長、なのですが。
…また思っきしはしょろうとしてますけど…。あの、迷宮のデュエル、すごいおもしろかった!(いや、だから、ちゃんと読んでますってば…)
そうそう、その前の城之内の単独のゴースト骨塚戦では、やたらめったら城之内の回想にあの、負け犬呼ばわりする社長が出まくりで…そのせいでやたら7巻は出番の多い感がありますね。特に89話の扉絵の社長、悪魔のようです。そんなに言わんでも!みたいな。じょうのうちくん…マジで社長が嫌いなんですね…(仕方ないけど)。
あ…話がめちゃ前後しまくりですが、迷宮兄弟の最後のクイズみたいなん、アニメで見たときも「???」だったんですけど、今回3回読み返してもやっぱり意味がわからなかったです…。私、城之内をバカにできない…。
てか!!獏良の!!あんな…葛藤があるなんて…!!
そう、すっごい疑問だったんだよね!あんな痛い目にあったのに、なんでまた宿主はリングを身につけ、バクラの出現を許してしまうのか…。なるほど…!てか…宿主…なんかめっちゃかわいそうやねんけど……!!仲間のために…ううっ。
さて、では社長ウオッチングに戻ります(ウオッチング…?)。
行く手を阻むようにして待ち構えている社長。
通してくれという遊戯に…まずここまで来たことをほめて(←?)
「オレはこの島で己の運命を悟った…。」
!?
「遊戯…貴様にとって、オレの存在は決して追い風にはならない…。」
あ…え?え?最初逆に読んでた。遊戯にとって、か…。うん。それで?
「オレ達が対峙する場には闘いの風が渦巻く!!
永遠に!!」
ほんとに風が巻き起こってますよ!?
発生位置の関係で、コートの翻りがものすごいことになっとる!
ていうかなんで風が…!!え、愚問ですかね…。
城之内の右手にも10個のスターチップが揃っていることに気づいた社長。
「『負け犬』から『馬の骨』に昇格させてやる!!」
そりゃ確かに昇格かもだが!
てか、私はその次のコマで、城之内が怒り爆発寸前の様子を前に
「これもひとつの奇跡。」とか言っちゃってる社長が気になります。なに言ってんだアンタ!そんなちっちゃく、ちょっと不敵に笑って!…好きだー!(えー)
「オレは暗闇の中で、ひとつの答えを捜し求めていた…。なぜオレがDEATH-Tで敗北したのか…あの時、遊戯はなぜ奇跡を呼び起こせたのかを…。」
うん、とりあえず会話になってないよね!さっきから!ま、いっか!
「そして闇の中でおぼろげな答えを見つけた…。あの時…遊戯にあって、オレになかったものが…。」
で、ここはモノローグ。
「(人は守らねばならぬ者を背負った時、強くなれるのか…。
遊戯、オレがその問いの答えを確信する方法は、デュエルに勝つ以外ないのだ!)」
ここ…、もう描かなかったけど、このコマの社長もすごくいい。
ペンダント、実際には外には出さず、シャツの中に入れたままなんだけど…まるで手にあるように、モクバの大事な写真を、大切にぎゅっと握るように描かれてます。いいなあ…。
「遊戯!城に入りたくば、このオレを倒せ!これは宿命のデュエルだ!」
そんでこの顔↓。
燃えてる!燃えてる!
次のコマの遊戯のモノローグがこういうの。
「(海馬…。今オレの前にいる海馬は、昔の海馬とは違う…!
その目には何かを秘めている!!)」
何かっていうか…炎?
しかも、秘めてない…。
宿命のデュエル、スタート。
社長お手製のデュエルディスクを使う。
…って、えっ?ルールも今までと違うの??(←未だにデュエルがよくわかっていないためどこがちがうのかよくわからない…)
っていうか、それ…セコくね?めっちゃ俺ルールやん!
文句言わないどころか、すぐに理解して、戦略を組み立ててる闇遊戯めっちゃすごい。
社長も、
「(フフ…さすが遊戯…)」とか言ってる場合じゃないよ!
…あ、でも、説明する社長がやたらかわいいので、…いいか。
名セリフきました!
「フフ…遊戯…。貴様との闘いは…心がさわぐ!」
私も、貴方を見てるだけで心さわぎまくりですよ!
「(狙いは青眼三体融合…!!強靭!無敵!最強!!)」これも有名なフレーズですが、表記は『強靭(に3乗)~』みたいになってます。どう読むんだ。とりあえず『三体』にかけてるんですね!
「(遊戯!その方程式によって導き出される答えは貴様の敗北だ!)」え。方程式?
「(遊戯め…。オレの手札を晒しものにするとは、最大の屈辱!!)」ああ、本当に嫌いなんですねこれが…。
「(その時、貴様には屈辱を三乗にして返してやる!)」また三!…てか三倍じゃないからね。三乗だからね。すんごい返す気だよ!
「オレの勝利の方程式は、貴様が考える以上に――パーフェクトだ!」笑われてますよ社長。
「ワハハハハハ!このカードの効力さ!ウイルスカード!」大好きなウイルスコンボが綺麗に決まってうれしい社長。
…ここの笑顔といい、悔しがる顔といい…このデュエルでは、もうどの社長の表情も良すぎてメロメロになります…。やっぱりかっこええ、この人…。
でも時々、3巻を思い出させる顔にも。やはり本質は変わらないのか(笑)。
今にも、痛くも痒くも…ないね!とか言い出しそうだ。
ウイルスでデッキを破壊され、大ピンチの闇遊戯。
しかも、とうとう社長の手元には、三枚の青眼が揃ってしまった。
いよいよ三体融合!…その直前のセリフ。
「遊戯…。貴様と出会った時から満たされることのなかった勝利への飢え…、敗北への渇き…。その苦しみから、オレはやっと逃れることができる!」
なんだか…ドキドキするんですけど…ここの社長の表情…。
「(その苦しみを貴様に教えてやる!)」
「いくぞ!青眼三体融合!!」
行くぞー!8巻!