「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

あ、でも(昨日の続き)

2006-08-31 23:23:08 | きょうのできごと

「パティシエになりたかった自分」を癒すはめには…

なりたくないなー…。

 

別にケーキの仕事をしていないのに、ボロボロになっていく体を見ていると

あきらめると楽になれそうな気がしてくる

けど

 

それをあきらめたら、本当にうちには何も残らない

スイス好きのうちの息の根を止めてまで、やってきたのに。

 

だからそれは、最後の最後まで回避したい、最悪の未来。

もしそこに行くことになったらもううちは誰とも、今うちを知ってる誰とも

二度と顔を合わせられない

ケータイ海に捨てるとか簡単にやっちゃうだろうしな!うちやったら。

 

それは、できれば、避けたいじゃんねえ…。


鎮魂の旅となれ。

2006-08-30 23:09:15 | きょうのできごと

もうすぐフランス旅行ってことでウキウキしてます。

ウキウキしすぎて今日はどうでもいいミスをしました……

あかん あかん。

 

フランスかあ~。二度と行かないと思ってたのに。

うちが一番行きたい国は、今も昔も「スイス」。

なのに、2回の海外旅行でぜんぜんかすってもいないってどういうことなんやろ…。

 

 

たぶんきっかけは単純で、ハイジ見てて、あの雄大な自然に憧れて。

社会の授業でスイスが「永世中立国」というものだと知って。

隣接した国の言葉を使ってるから公用語が4つあると知って。

フランス語、ドイツ語、イタリア語、そして…

ロマンシュ語。

限られた土地でしか使われていない、ラテン語の系統である言葉。

どんなものかはまったくわからないまま、ただただ、興味を持った。

それを勉強したいと思った。

 

今は堂々と英語が好きだと言えるけど、当時…中学生くらいのうちは、小学校から英会話に通ってる割には、英語のテストとかは全然ダメで、おもしろいとも別に思わなかったし、ただそこの友達に会いたくて通ってるようなものだった。

だけどそれじゃいけないというのは思ってた。なにか理由が必要だ。続けるには。やめなくてすむには。

そして、ロマンシュ語から「語学」というつながりをやっとみつけて…スイスが好きな気持ちと、英語を続けたい気持ちが、やっとつながって、そこから…英語が大好きになった。そして、自分の最大の武器となった。

目的のない勉強が無駄だとは思わない。何事も思考のトレーニングになるんだから。

だけど、目的を持った勉強は、異様なパワーを持つ。

おかげで私は…英語以外はろくにできなかったのにもかかわらず、高校は「進学校」に通うことが出来た。

 

 

入るときも、まだその先しか見ていなかった。

「外大に入って、ロマンシュ語をやるんだ」

だけど、目的はいつしか変わる。踏み台にするだけのつもりだった高校で。

 

 

新しい夢のパティシエと、スイス行きはどっちも捨てられなくて

賭ける事にしてみた。

「全力で大学を受けて、でもダメだったらそこで諦める」

 

そして、結果は…不合格。

だけど全力を出した結果だから、悔いはなかった。

悔いはないけど…約束だ。

 

ここで諦める。

 

 

そうして、長い間スイスに憧れ、英語を読むことに喜びをおぼえた私はここで消される。

そのことにも悔いはない。あるはずもない。

逃げ道をなくしていくことが最善の方法だと思っていた。

おかげで本当にパティシエになれた。

 

だけど。

 

 

パティシエでもなくなってしまった今、少しでもスイスの近くにいけることに喜びを感じる私がいる。

そこで、いまさら気づいた。

これから少しずつでも、私は自分で消した自分を、癒してあげないといけないのだな、と。

なくしたものならともかく…自ら捨てたものを取り戻すなんて絶対に許さないけれど、

いつか本当にスイスへ。観光で十分だから、行ってあげて、

少しでも鎮めてあげることが必要になるんだろう。

 

フランスでも、少しでも癒されるといいな。

 

 

なんと手間のかかることよ…。

何かを好きになったりするのは、大変な力になるけれど、

諸刃の剣だなあ~。

好きになりすぎるのはあかんってことなんやろか?


真月譚月姫4巻!!

2006-08-29 22:44:11 | きょうのできごと

わーいわーいわーい!待ってました!

…あまりに出るまでの期間が長いので

コミックのお姉さんからメールが来るまで気づきませんでした。

ファン失格!

そしていまだに辞めた本屋さんにお世話になりっぱの私!

 

というわけで買ってきました!

表紙がヒスコハ!!ヒスコハ!!ラブ!双子!!

電車乗って英語にいくまでに、ちょっとでいいから読みたくなってホームでビニールはずして読んでたんですが

結構グロいシーンもあって、一応周りを気にしつつ…(「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」とかの本なら平気で読めるんですけどね…さすがにカバーはかけるけど)

で、家帰って、もうご飯食べる間も惜しくて、食べながら読んでたら

…だから結構グロいシーンもあるんだってば!バカですか!?

おー、月姫って伝奇ものだったんだ!(by奈須きのこ大先生)

 

本が汚れるのも嫌だったので、とりあえずご飯食べきってから読んだのですが…

うん、おもしろいよ!これ!!

原作にないオリジナルシーン…オビでも奈須さんがほめてますが、秋葉対シエル、めっちゃかっこよかった!

シエルルートのあの話もここで入れるとは…うまい。

先輩も、思ったより早く正体カミングアウト。うーん。なるほどなあ。ストーリーはアルクルートを追うんだろうし…あれ?でも最後襲ってきたのって……アルクの方の奴じゃなかったよなー?

はっ…遠野家ルートやるの!?

ま、まさかね。それはいくらなんでもないよね。破綻しそうだしな。

でも琥珀ルートだけで漫画になったら読みたいと思う。ひぐらしみたいにさー…。

でも書く人にもよるよなー…。お姉さんとも今日話したけど。

もしやるなら、この、佐々木少年さんに描いていただきたい!

すごいよ、あの月姫を… 上手いこと漫画にしてはるよ!

 

コスプレじゃない、ってまさかアニメへの挑戦じゃないよね…

遊園地、ちょっと見てみたかったな~。アニメでも、おもしろかったのに~。

口絵がさっちんだったけど、…なんか、なるのかな?でも無事だったし…

裏表紙の鏡台は、双子のものではなく「琥珀さんの」ものだと思うんだけどどうなんだろー。金と銀のケースがなんだかわからないのでなんともいえないけど(コンタクト…のわけないか)。

琥珀さーん なんかしてますかー

 

 

そして

アルクェイド…

 

かわいすぎる。かわいすぎる。かわいすぎる…!!

萌え!!

あかん、めっちゃ愛しいよ~~~~~!!

月姫やりたくなってきた!!

アルクピンキー、フランスに持って行きたくなってきた!!

あー!!

アルクー!!


今さらコブクロの話

2006-08-28 22:56:57 | きょうのできごと

こないだHEY!×3にコブクロが出てるのを見てから、母はファンになったらしく、うちがこないだ借りてきたCDからとった曲を部屋でかけてると「コブクロだ!」とか嬉しそうです。遅いです。母娘そろって…

 

いや、うちは母よりかは早いけどさ。

 

コブクロ。ストリートで人気を集めていたバンド。デビュー曲「YELL」が大ヒット。

流行ににぶい私でも、さすがに知ってました。

だけど、…本当にちゃんと知ったのは、辻製菓があったあべののCD屋さんでめっちゃクローズアップされていたことで、でした。

 

ちょうど彼らのデビューが2001年3月。私が辻に通い出す1ヶ月前。

そのCD屋さんの、手作りのコーナーは、あまり新しい歌手とかに興味のない私をもひきつけ、しばらく離しませんでした(ちなみに学校帰りです)。

そうなんだ、このあたりでよくストリートライブをしてたのか…

え、ちょっと騒ぎになるくらいなんだ。そんなに人気があったのか。

だからこそのデビューなんだろうし…

書いた方はもちろん何度も聴きに行っているらしく、その良さをなんとか伝えようとしている、熱くて、でも優しい感じの、印象的なポップ(CD屋さんのもポップって言うのかな?)でした。

このあたり発の二人組です、しかもめっちゃいい歌歌ってます、応援しましょう!

…そういう気持ちがすごく伝わって、じゃあちゃんと聴いてみましょうか、と思った。

 

 

そのあとの活躍は、皆さんもご存知の通り。

こんなすごい人たちが、自分のいたすぐ近くで昔歌ってた、って

思うだけで嬉しいし、もっと応援したくなる。

 

「轍」という曲のプロモなんて、おもっきしHoopの前で歌ってるやつで「ぎゃーー!Hoopだ!毎日通ってるでここ!!」みたいに興奮してしまいました。

どの歌も大好き。歌詞もすごくいいし、二人の声もすごく好き。

こないだ借りてきたアルバム…「桜」「ここにしか咲かない花」、どれも涙が出るほどいい。

だけど5曲目の「待夢磨心~タイムマシン」って曲が一番お気に入り。

若かった頃の自分に会えるなら、年取った未来の自分に会えるなら、こういってやりたい…みたいな歌詞が続いて

サビが「じゃあその真ん中あたりにさまよっている今日の僕はどうだい?」と来る!

ステキ。元気いっぱい、みたいな歌い方もステキ。

 

「じゃあその真ん中あたりにさまよっている今日の僕はどうだい?

昔の僕も 未来の僕も 何も言っちゃくれないが

流れ着いた今日を生きてまた どこかへと流れていくだけさ

そよぐ時代の風に 歌いながら 笑いながら」

 

 

大阪の人やから、しゃべりがおもろいっていうのもいいよね~。

黒田さんおもろすぎ!!

でもうちはニコニコしてる小渕さんがとても好きです。かわいい。

 

これからもずうっと二人の歌を聴いていたいです。


「聚楽第行幸」(功名が辻感想)

2006-08-27 23:26:58 | 感想文

じゅらくてい?…じゅらくだい、って習ったけど…


まあ、そういう読み方もあるってことかな?


一豊だってさ、うちは「やまのうちのかずとよ」って聞いてたけど


この番組の最初の方に「やまうちかずとよ」でいきますよ、ってあったから


今は自然とやまうち…って読んでるもんなあ。


じゅらくてい。うん。いいやん。


 


茶々(もうテロップでは「淀」に…)が言ってて初めて知った。聚楽第の聚楽って、楽しいをあつめる、って意味だったのね…!この世の贅を極めた華麗で壮大な邸宅。…見たかったなあ。でもこの聚楽第は、今はあとかたも残っておりません。もうすぐ、語られる…はず。ドキドキ。怖い…けど見てみたい。


そう、でも西本願寺の飛雲閣とかは、聚楽第の遺構って言われてるんだよねえ…。そうだったらいいな。


 


行幸を立派なものにしてみせる!って高らかにその様子をかたる光成が最高にかっこよかったです。笑い方も優雅!大好き!!


今週の一豊はまためっちゃ情けなくて、でも…好き!蹴鞠の練習する姿がたまらない。おとがめにびびる姿も(笑)。


 


そして今週の最泣きポイントは…


ねね様。


……うう、まじでかわいそう。


茶々がなんかたくらんでるとかたくらんでないとかその前に


…子供が、欲しいのに、できないって…想像を絶する辛さだよ……


そして、茶々、懐妊。


出産。…それも、だめ押しのように、男の子だった。


 


嬉しそうな秀吉。


当然だ。…ずっと欲しかった自分の子供…


名前を見せる。


「鶴松」


ああ、その名前… 何度も見た。


夭折してしまう子だ……


 


秀次もやばくなってまいりました。


悲劇の最期に向かって……(どのくらい描写されるのかなあ。そのままいっちゃうか?)


これから秀吉も、辛いことばっかりだあ…


そのとき、一豊はどうするのか!?千代は!?


ああ、フランス行ってる間、功名が辻が見れないのが残念でなりません。


茨木ケーキ食べ歩き

2006-08-26 23:02:18 | きょうのできごと

私の、最初のケーキ屋さんでの後輩…パティシエとしては、最初で最後の、たった一人の後輩の子と、何年かぶりに会いました。

(自分より後に入った人に教える…というのはあと二人ほどいたけれど、年下の子はこの子だけだったのでなんとなく…)

お昼に、ごはんでもよかったけど、その子が「おいしいケーキが食べたい」というので

じゃあ、「ジャマン」行きたい!と。

 

茨木市。高槻市のお隣。高校はここまで通っていたので、思い出深い土地です。

阪急茨木市駅にけっこう前からある、小さなフレンチのお店「ジャマン」は、遠方から来られる方も多い隠れた名店でした。

そこが、去年、二階にサロン・ド・テを開店。

あの「ジャマン」のデザートが食べられる…ということであっという間に人気のスポットとなりました。

あの「カフェ・スイーツ」でも見開きで特集されたりして、ますます遠方からのお客様も集めているようです。

 

 

いつもいつもさー…、おいしいケーキが食べたいがために東京行ってんだよ、うちは。

東京近くにいる人には、絶対わからないだろう情熱で。憑かれているといってもいいくらいのそれで。

それはうちが選んだことだから、別にいいの。行きたくないなら我慢すればいいんだから。

だけど、やっと!やっと!自分のテリトリーに、東京の方にも自慢できる場所が!!

ざまーみさらせ!!(えー)

 

 

…失礼いたしました。

要するに私が東京に行くのは「食べたいから行ってる」というわけで、

ここなら「食べたいなら茨木来てください」と言えるな、うれしいな♪ということです。

それにしても「ざまーみさらせ」は下品ですね。

それにしても東京にお住まいの方はうらやましいです。

 

…じゃあ住めよ!

 

 

というわけで、「サロン・ド・テ・ジャマン」!

ちょっと急で怖い階段を上がると、大変優雅な空間が出現。

マダム・デジュネが談笑するにふさわしい、落ち着いたサロンでございます。

まったくマダムではない24歳の私と、ピチピチの21歳の後輩の子は…そうですね、微妙に浮くかもしれません。でも大丈夫。やわらかなソファーに座れば、その場だけでもプチマダムになれます(……)。

 

メニューには、4種類の皿盛りデザート。どれもおいしそう。ケーキはショーケースから選べるとのこと。あと、ケーキにアイスやシャーベットをオプションでつけることもできるらしい。お、おいしそう…。

ショーケースには、美しいケーキがずらり。ま、迷う!

なんか、どれも微妙に大きめな感じが…。「繊細で、ちっちゃい」東京のケーキをさんざん見てたからかもしれない。

悩んで悩んで「オペラ」と、「ペーシュ・ブラン」という器に入ったデザートを頼む。

 

デザートには、フォンダン・ショコラとか、バナナのミルフィーユ…そうそうこれがすごいんです!カフェスイーツにも載ってるけど(立ち読みしてください←おいっ!本当に元・書店員か)、このミルフィーユにはカスタードクリームが使われていないのですよ~。じゃあ何が入っているのかは…お楽しみ!茨木まで確かめに来てください♪

 

(すいません。カフェスイーツに載ってます。

複雑な組み合わせで覚えてません。でも前回来た時に食べたらめっちゃおいしかったんです!)

 

ここのケーキ、頼んでから最後の組み上げをするそうです(フォンダン・ショコラは頼んでから焼くんだと思います)。だからちょっとだけ待つのですが…待ってる時間も愛しい!!

だって!こんなんで出てくるんだもん!

えー… すいません。ちょっと興奮しすぎて全くちゃんと撮れてません。(しかもいつもの「デジカメ専用ケータイ」を忘れたためちょっと写りが悪い…)

全体図も写すべきでした。…でもこのソースに感激しちゃって、もー!

四角い、大きい白いお皿にのって出てきました。奥の二つがうちの頼んだケーキ、右手前にはフルーツが盛られています。透明なジュレと一緒に、あくまでもさりげなく。

そしてソースが!

デセールやったことある方、教えていただきたいです。これ、チョコで細く線を描いて、その中に2種類のソース(たぶんパッションとフランボ)をしぼり出したんだと思うのですが…、写真では見づらいですが、すごくプクッってなってるんです。こんなキレイにいくもんなんでしょうか?なんであふれないの?なんで細いとこまでキレイにソース入ってるの?

 

とりあえず、超かわいい。

 

2人とも興奮したまま、ケーキを口へ。…おいしい。おいしい~!!

オペラ、表面のグラサージュは固まっていないものだった。こういうタイプ、本当に久々に見る気がする…と思いつつ、ぱくり。うん、オペラだ。バランスのいいオペラ。食べた後に、ふわっとコーヒーの香りが残る、理想的なオペラ。

ペーシュ・ブランの方は…(なんだったか覚えてないんですが…)

桃と、なんとかっていうおいしい紅茶のゼリーと…キューブ状になった、あれは…ババロワ?

うん、おいしかった。

 

 

こんなお店がこんなところにあることに、感謝。

もう、うち3回目やねんけど…まだ行くとも!

なにかあればまた、新しい人を連れて行く!そんでジャマンの名を広めます!

焼き菓子とかもどれもおいしそうで、さんざん見ながらレジの方に行ったんだけど…

なにやら、お会計の間、シェフがずっと後ろでいてはって「ありがとうございました」って…

もしや、いやもしやじゃないな…3回目って、ばれてますか?(笑)

結構見てるもんなんだよね、お店の人って。自分が接客やってたからわかる。

ファンです!って言えばよかった(えー)。

 

 

 

で、もう1軒、候補があったんですが…

話の流れでそこへも行くことに。…もう2軒くらいじゃうちの胃はびっくりしません。余裕です。

 

阪急茨木からエキスポランド行きのバスに乗り、「南春日丘」で降りる。(はずが、勢い余って一つ前で降りたアホは私です。ごめんよ後輩Yさん。近くてよかった…)

「カフェ ヴィーナー ローゼ」

…あ、よく考えたら、ここも東京の人に自慢できるお店だ。

ここのオーナーさんは、元は辻製菓の先生です。でもうちが習った、とかじゃなくて…もっとずっと前の先生。現トップの川北教授らと、辻製菓の立ち上げに携わったそうです(辻製菓は調理よりもずっと後にできた)。

証拠(?)に、辻製菓が出してる「プロ調理の基本シリーズ」の洋菓子の本の最初に、川北先生の次にお名前が…!

初めて行ったのは、高校生の時で。この元・先生の道のりと、このお店を紹介したタウン誌の切抜きをずっと大事に大事に持っていて。思えば…辻製菓、という名前を意識したのは、このお店を知ってからかもしれない。好きなことを仕事にすることに憧れ、こだわりを持つお店を開くことに憧れた、最初のきっかけは、このお店だった。この先生だった。

 

自家焙煎のおいしいコーヒーと、日本人向けのアレンジをしていない正統派ウイーン菓子のお店。

現在は不定休、ということだった。店内の張り紙にはしばらくは土日祝のみの営業とのこと…

あ、あぶねー!すごい運、よかった!!

やってるだけでもありがたい。土日祝だけでもいい。好きなんです…!お願いやめないで…!!(切実)

 

私はここのザッハトルテがめっちゃ好きなんですが、今日はありませんでした(夏だからかも)。

あのねー、ここのザッハはねー…ちゃんとチョコがジャリってするんですよー!!大好き!!

で、今日は!

「パパゲーノトルテ」が出てた!わーい!!

マジパンの入った生地にみかん!オレンジでなくみかん!一応辻製菓時代のレシピを確認すると確かに「マンダリン」となっている。(…マンダリンはみかん?オレンジよりかは、みかんってことかな?)

その生地の上にチョコクリームと、生クリーム…

えへへ、写真撮り忘れました~(役立たず!)

後輩Yさんはカルディナールシュニッテンを。…パパゲーノもこれもさあ、辻の講習以外で食べれるってだけでうれしいよ!

♪パ・パパパパパパパ パパゲーノ♪パパゲーナ♪ ←この歌好き

コーヒーをいただきたかったけど、暑すぎたのでアイスコーヒーに。…でも普段飲むのとぜんっぜん違う!香りが!香りすら濃いよ!!おいしい~~!!

そしてケーキは…どちらも、びっくりするくらい、おいしいんだよね、これが!

ドイツやウイーンのケーキって、合理的っていうか…フランス菓子に比べると、見た目の華やかさでは完全に劣るんだけど、…食べるとものすごくおいしいんだよね!もちろん店にもよりますが!ここのはもう、めっちゃおいしい!!あーもー!おいしい!!

ちょっと遠いのと、なかなかいい日がなくて足が遠のいていたことを、後悔しました…!

通う。通うとも。ジャマンと一緒に、一般の方にもこの良さを知っていただきます!!

おみやげに(もちろん自分への、だ!)、大好きなバニラキッフェルンを!

今、食べてます。おいしいです。最高です。

 

 

ああ、茨木ってなんてステキな街なんでしょう!

…ただひとつ不満なのは、ここも「私の街」ではないってとこか!!

なんで茨木なの!なんで高槻に、ないの!せこい~~~!

 

…じゃあ住めよ!

 

 

うーんでも、高槻はちょっと、離れがたいんだよね。大好きだし。

天は二物を与えず?


大阪駅で一時間…

2006-08-25 23:43:59 | きょうのできごと

日付的には昨日のことですが、

仕事が終わって…遅番だから、大阪駅には夜9時35分くらいについて、快速と新快速は違うホームに来るから、45分発の新快速に乗ろうと思ってはじっこまで行って、…これで、10時にはわが街高槻に着けるな、と並びつつ持ってきてた本を読んでたら…放送が。新快速車内で迷惑行為?尼崎で止まってる?

新快速を待ってる人はたくさんいたけど、そのときは特にざわめくこともなく。

「またか」みたいな感じ?(迷惑行為、っていう放送はうちは初めて聞いたけど)

 

だけど、続いて放送が…

え、線路内人立ち入り?尼崎で??

…同じ人??

ちょっとやばいなあ、と思い始めた。線路内に立ち入り、というのは実際見たことないからどんなんかは知らんけど、安全確認とかで結構時間、止まるんじゃなかったっけ?

まあいいか、と思って本を読む。

まわりの人もちょっとざわめき。快速に乗ったほうがいいかな、普通でもいいかも…という声も聞こえる。なるほどなあ、でもホーム戻るのは、面倒だなあ…

放送は続く。再開の見通しが立っていない、と。現在全線を止めてる、と。

見ると、向こうの快速が止まるホームも、人があふれていた。

これはちょっとやっかいだなあ、と思いつつ、本をまだ読む。

どうして線路内に立ち入ったりするのかなあ…

これだけの人が、立ち往生してるのに。みんな、疲れてるのに。

帰省らしい、親子連れもいる。でもその小さい子も騒いだりすることなく、我慢して待っていた。

みんなそうだろう。一日の仕事が終わって、やっと帰る所だったのに…。

 

当然ながら、ホームに人はどんどん増えてくる。後に来る人ほど、驚いている。無理もない。もう並べないほどになっている。だけどそれを、ずっと並びながら待ってる人も、こんなにいる。今止まっている電車の中にも人がいるだろう。座っている人はまだいいかもしれないが、それでもしんどいのはかわりない。子供さんがいたら、赤ちゃんがいたら、お年寄りの方がいたら…どれだけしんどいか。

放送ではずっと「ご迷惑をおかけしまして…」と言っている。でもこういうときに駅員さんを責めるのは間違っていると思う。安全確認がろくにできないまま、電車の運行を再開して事故を起こしたら大変なことになる。

 

 

結局、新快速が来たのは1時間後だった。

 

 

高槻に着いたのは11時。どっと疲れを感じた。

だけど、改札を走って出る人たちを見て気がついた。そうだ、終バスの時間だ…。私はバイクがあるからいい。近い人もいい。だけどバスに乗らなきゃとても帰れない人が、間に合わなかったら…。タクシーに乗るしかないじゃないか。

高槻でこれだ。次の京都から家を目指す人は?もっとその向こうの人は…?

 

 

どうして線路内に立ち入ったりするのかなあ…

これだけの人たちに迷惑をかけているのに。

同情を求めるにしても多すぎるだろうに。

 

私は一人、思う。

人のためになることが、たとえずっとできなくても

いっぱいの知らない人たちに迷惑をかけるようなマネは、絶対にしないでおこうと。

 

 

知らない人だからいい、なんてわけない。

この1時間の間に気分を悪くして倒れた人がいたりしたら、どうするんだ。

 

だけどそこまで考えて、

「立ち入った人」も知らない人だから、こう思えるんだと思った。

今回はありえないかもしれないけど、例えばその知らない人が、なにか体調が悪かったりして、こういう事態が起こったのだとしたら…?

例えば自分が、または家族が、その事態を引き起こしたんだとしたら…?

 

 

そうしたら、私はその迷惑をかけたいっぱいの人全てに許しを請うだろう。同情を求めるだろう。

 

 

その場合、他人はわかってくれないし、迷惑をかけたのは事実なのだし…と十分理解しているのが必要…なんだろうか?…考えすぎたらわからなくなってきた。人の世の、なんと生き難いことよ。自分の身に起こらないことは、自分のこととして考えられるはずもないのだ。

だから、想像力が必要で、それが、「思いやり」なんだな。

 

 

1時間待ったことで、家でやろうと思ったいろいろができなくなって、やっぱりむかついてしまううちの心の狭さと、なんか書いてる間に書きたかったことからめちゃずれてる心のきまぐれさに、乾杯。(←?)

確か、書きたかったのは、まわりの人の反応だったのに…まあこれはこれでいいや。


パスポート更新

2006-08-24 23:54:58 | きょうのできごと

私は一度だけ、海外に行ったことがあって、パスポートもちゃんともっています。

…だけどそれは、実に5年近く前の話。私が愛する辻製菓専門学校に通っているときの話。

それ以来、海外に行くなど考えもせず…(実際、もう一生海外には行けなくていいと思っていた)

しかし今回、再び日本を出るにあたり、あわててひっぱりだしてきたパスポートは

期限が今年の10月まででした。

 

行くのは9月なんだから、じゃあ大丈夫じゃん!とのんきに思ってたのですが

なんか、立ち読みしたガイドによると

「フランスからの出国時に3ヶ月以上の有効期限が必要」って…!!

間 に 合 わ な い !

 

というわけで、更新に行ってまいりました。

大阪府民なので、府庁のところに行くか、自分が初めて取った(←辻製菓のあるとこだったから)あべのに行くか…。あべのに久々に行くのも楽しそうだけど、とにかく時間が迫っているので、距離的に近い府庁を選択。

大阪駅から地下鉄…タニマチセン?谷町線谷町線…(うろうろ)

めっちゃ看板にしたがいつつ歩いていたのに、途中から表示が「東梅田駅」とか「北新地駅」とか駅名に変わっちゃって「ええ!?谷町線の駅名がなにかとか知らねえよー!路線名で書いてくれよ!」とか思いながらおそるおそる進みました…。

うち、東京の方が堂々と乗り換えできてた…(大阪府民歴20年)

 

ICOCAとPITAPAが提携してくれたおかげで、手持ちのICOCA定期券でどこでも行けてものすごく便利です。この大阪地下鉄もいける。ステキ。だいたい、電車乗るたびにきっぷとか買うのわずらわしくって大嫌い!!小銭がじゃらじゃらなるし!!(←それは考えなしに出すからだ)うちのはスマートICOCAだからチャージの際にも現金は不要でますます便利です!

JRだって、阪急だって、めったに乗らないけどモノレールだってこれでいける。…なのに!!なのに京都地下鉄!!早く導入してくれーー!!そこさえいれてくれたら私の行動範囲ほぼコンプリートなのに!!

そういえばICOCAは東京のSUICAとも相互利用可!ってなってたのに結局東京では使う機会がなかった…(一日乗車券乱用してたから)。で、大阪と東京以外ではこういうのって使えないんですね…。名古屋は、導入されるとしたらどっちをするのかな?新たなのを作るのかな…?

 

 

「谷町四丁目」駅、着。

迷うことなく…っていうか、ほぼパスポートセンターまで直でつながっていた。ありがたい。

入ったら、午前中だったけど結構人がいて、銀行みたいに受付札の順番に呼ばれているみたいだった。その前に全部必要物を揃えとかなきゃ、まずその札をもらえないらしい。いい考えだと思った。先に札取ってさあ、その間に記入!っていうのは実に効率的でよろしいと思うけど、呼ばれるまでに間に合わなかったら迷惑だよねえ…。

ちょっと迷って、10年用の用紙を選ぶ。

記入例を見ながら間違えないように記入して…その場で売っていたハガキに自分の住所を書いて…あとは写真と、前のパスポートと…。揃えて並ぶ。札を受け取る。待つ。割とすぐに呼ばれる。それを持っていって…

あれ?もうこれで終わり??早っ!!

早い。実に早い。こんなんでよかったっけ?新規やともうちょっとなんかあるんやろうか?

できあがるのは8月31日…。よかった。間に合う。それにしても早いねえ…。

 

少し時間があったので、外に出てみる。

ここは…大阪城が近くにあるんだよねえ。北はどっちだ。えーと…(街中で方位磁針を読む24歳)

 

歩いてみて、なつかしくなった。この辺は…そうか。製菓衛生師の資格をもらうときに、来た。

いろいろ証明書類が必要で、不備のないように記入して…提出、受領…。そういう、お役所的な面倒な一連の作業が、私はなぜかとても好きで(確かに行くのは面倒なんだけど、やらなきゃいけないことを一個ずつ順番にちゃんとやっていく、っていうのが楽しいみたい)、だからこのあたりに来るのは好きだ。

それに… お城が近い。巨大な公園があるようなものだし。

お城のはじっこに到着して、びっくりする。大阪城って、おっきいんだなあ…!

あらためて、やっぱり来たことがないことを実感(大阪府民歴20年)。絶対ゆっくり来てやる。

今日はこれからお仕事(遅番)なので、あきらめたけど…。これ、ちょっと通過、とかもぜったいできひん広さやわ!!やったら遅刻する!二条城でもけっこう大変な目にあったしなあ(笑)。

 

お城ってすごいよなあ。

実際に立ってた頃は、もっともっと、広い土地が「お城」だったんだろうし…。

 

 

そうして、秀吉に思いを馳せながら、大阪城をあとにしたのでした。

いやあでも、パスポート、間に合いそうでよかったー!


今週のお題「花火大会やお祭り、行きましたか?」

2006-08-23 23:14:27 | お題

ひさびさのお題。

花火大会やお祭り…… アレ?

祇園祭…だけ?

 

ごめーーーーん京ー!!!!(「京(キョウ)」とはうちの愛ゆかたの名前です。7月半ばあたりの日記に写真アリ)

ごめん…私に甲斐性がないばっかりに…(←?)

 

 

いいもん。来年も、再来年も着るから!

一人でも絶対、年一回は着るから!

…ちくしょう!

ゆかたは「せめて一人で家で着る」っての避けたいな!

それは琥珀さんの衣装だけで十分だよ(やっちゃった


クッキー4種類・ゼリー・クレープシュゼット

2006-08-22 23:04:16 | パティシエごっこしましょ。

今日、同じお菓子教室のお友達(主婦の方)のおうちへ遊びに行きました。


遊びに行くと、二人でお菓子を作ります。もう恒例となりました。


 


で、今日作ったのが


タイトルにもある…


クッキー4種類・ゼリー・クレープシュゼット


さすがに疲れた!休みの日だったのに仕事をしたかのように疲れた!!


クッキーはまあ、似たような作り方だったんで…(それでもアイスボックス、絞り出し、ドロップと3系統ありましたが…チャレンジャー…)バターをやらかくしてたら、作るのは簡単なんですが…


4種類。しかも大量。新しいオーブン大回転。庫内が広くてきれいでうらやましい!


ゼリーはオレンジをミキサーにかけてこしてゼラチン入れて…と簡単な感じですが、クッキーに夢中で作るのが遅くなりなかなか固まらなくてあせりました。しくった。


で、オレンジ果汁が余ったので、そこでうちの思いつき


「クレープ・シュゼットやりましょうか!」


 


実は3回目のこのお菓子作ろうの会。私はひとつ、考えがありました。先生のところで習ったお菓子を復習するのもいい。作ったことないお菓子をつくるのもいい。だけどせっかく一緒に作るのなら、デザート系をつくって、その場で食す、という楽しみ方ができるのではないか!?


この思いつきは、自分の都合がかなり入ってます(笑)。だいたい人のために作るときには、デザート系は作れない。なぜなら持ち運びができないから。人を自分の家に招いてお茶会、とかできるならその機会もあったでしょうが、…実際私はあまりデザート系お菓子を作ったことがないのです。


なら、勉強になるだろうと。教室でもできないものだから、喜んでいただけるだろうと。


だから、勝手ですがなにかいいのはないだろうかと、家で本をひっくり返して探していました。


スフレ、フォンダン・ショコラ…どれもいい。どれも今後、やってみたい。


でもデザート、で真っ先に思いついた…大好きなクレープ・シュゼット…


どの本にも載ってない… あれ?あれ?  なかったっけ??そんなばかな…


 


どうしても見つけられなくて、最後に辻製菓時代の講習のレシピのファイルから、やっと見つけ出しました。


だけど、こんなにないなんて…もしや、かなりマニアック?


自分が好きなだけ、ってのじゃやめといたほうがいいかなー…。フランベとかも、人んちやから危なかったらあかんし、だいたい自分でもやったことないこといきなりやるのは危険かな…


とか色々考え、結局そのレシピをメモらずに出発した私ですが…


 


後悔の午後4時、みたいな…


 


まあでもレシピを読んでただけよかった、と、目分量で砂糖とバターを熱し、そこへオレンジジュースを…。


先ほど大変に熱い思いをしながらがんばって焼いたクレープ(前半はボロボロやったけど、後半は昔のカンがもどってきてかなりそれっぽいクレープに!)を、4つ折にしながらソースに浸し…


グランマニエを入れて…


フランベはやっぱりやめときました。


 


ソースに対してクレープの量が多すぎて、さらに前半に焼いたクレープはくちゃくちゃなため、一皿は大変に気持ちの悪い仕上がりとなりましたが、(……)


もう一皿(お友達用)はなかなかきれいにできました。


しかも、一口食べて大感激!のそのお友達…


「知らなかった。クレープはこの食べ方がいちばんおいしい。」


とか…ほめちぎってくれました。よかったあ…


めっちゃ見た目きもちわるい方は、ソースがしみてないのとかもあって味まで気持ち悪かったんですけど…よかった、正解に近い方を食べていただけて、本当に……。


 


クレープ・シュゼット大好きなんですけど…レストランとかで食べれるのかな?フランス料理の。


食べれるなら、食べてみたい。


目の前でフランベやってもらったりね!いいなあ。あ、フランスでは…どうなのかな。食べれるかな?


 


 


2等分してもものすごい量のクッキーをお持ち帰り。


ああ、しあわせ。


お隣に、帰省でお子さん達が来ているみたいだから、おすそわけしようかな?